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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    性別:
    男性
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    1960/01/26
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    ティンフックにてベトナム料理。

    6ff9a121.jpeg自宅からほとんど移動せぬ一日にする…、をテーマの今日。
    とはいえちょっとお外でご飯を食べたくて、それでテクリと近所でご飯。
    他にもいろいろ考えもした。
    蕎麦やうどんやラーメンと、気軽にお腹いっぱいにしてくれる店がある中で、なんだかここが気になった。
    昨日の昼はタイ料理。
    だからちょっとどうかなぁ…、と思ったけれど、でもここの軽くてスルンとした麺にグイっと気持ちをひかれてそれで。

    古い雑居ビルの急な階段、タンタン2階に上がってお店に入る。
    おかぁさんがニッコリしながらお水を持って、おひさしぶり…、ってやってくる。
    最近、お昼ばっかりで夜来てくれないからさみしくて…、って。
    ここのランチは550円から650円という考えられないほどのコストパフォーマンスで、それで夜が遠ざかってた。
    昼食べられないたのしい料理が夜はたくさんある訳で、ごめんなさいね…、今度は夜に来ますから…、って言ってランチをたのしんだ。

    春巻きそうめんと、鶏のフォー。

    013fba2f.jpegツルンとかなりのはりがある、そうめんのように細いベトナムの米の麺。
    茹でて冷やしたものに甘酢のスープをたっぷりかけて、ちぎったサニーレタスをちらす。
    豚ひき肉とエビのすり身を巻き込んだ生春巻きを揚げたのに、からめとるようにして一緒に食べる、麺のサラダのようなこれ。
    食感軽やか。
    スルスル、シャクシャク、食べてるうちにどんどん食欲が湧いてくるサッパリとした食べゴコチ。

    鶏の旨味がとけ込んだ、スッキリとした塩味クリアースープと一緒にスルスルたぐるフォーもおいしい。
    軽やかなのにドッシリとした旨味があって、生のモヤシと揚げたネギが浮いてるだけにもかかわらず、多彩な味わい。
    ベトナム料理は野菜をたのしむ健康的な料理…、って再認識するよなおもしろさ。
    野菜やスープ、それに甘酸っぱさがなんだかとてもありがたい。
    ちょっとお腹が疲れているのか。
    どうなんだろう、秋なのに…。

    そういえばフレッシュネスバーガーで季節の限定商品をはじめてる。
    早速ためしてみましょうか…、とやってきて、それでこれ。

    19e302e2.jpegベジタブルバーガーマッシュルームっていう商品で、その名の通りの見事な茸。
    一瞥すると分厚いパテにテリヤキソースがかかってる、テリヤキバーガーのようにみえるのだけど目を近づけると、確かに分厚いマッシュルーム。
    分厚いトマト、グリルされたタマネギと緑の葉っぱ。
    ソースはバルサミコ酢を煮詰めて作った…、というイタリア料理の定番前菜、ポルトベッロのグリルをパンで挟んだみたいなレシピではある。

    大口開けてパクッといきます。
    マッシュルームが熱々で、クチャっと歯茎に茸独特のなめらかにして強靭な繊維がやんわりまとわりついてくる。
    噛むとジュワッと茸のジュース。
    これだけ立派なマッシュルームを数をまとめて調達した、ってその努力。
    しかもどれだけおいしくっても日本の料理世界ではあくまで脇役でしかないマッシュルームを、メインにすえてハンバーガーにしようと思ったその勇気。
    見事なりぃ…、って拍手喝采。

    ただ残念なのは自慢のソースの自己主張が激しくて、マッシュルームの味と風味があまりしないとこ。
    これだけ肉厚でキッチリとしたマッシュルーム。
    塩とオリーブオイルで焼いてグリルドトマトとパンにはさめばそれだけで、十分おいしくなったはず。
    食べ続けると、ちょっと疲れる味でもあって今度はソース抜きでたのんでみようって、そんなことを思ったりした。

    4a023934.jpegハンバーガーを包み込む紙。
    ジャックオーランタンのモチーフの模様が付いてた。
    もうまもなくハロウィーン。
    お店の中にはカボチャやコウモリ、蜘蛛の絵柄の飾り付け。
    もうこんな季節になったんだなぁ…、って思う。

    今から5年程前のこと。
    たまたまニューヨークに到着した日がハロウィーンの日で、マンハッタンの町中が仮装した人で溢れかえってた。
    ホテルのフロントのスタッフまでが仮装をしてて、そのフロントで教えてもらって予約した、当時一番お洒落と言われたヒップなレストランに行ったらば、従業員もお客様もみんな仮装でスーツ着てたのがボクらくらい。
    これは日本人ビジネスマンの仮装なんだ!って思い込まなきゃ恥ずかしくってやってらんない…、って思ったりしたことがある。
    たのしい思い出、なつかしい。

    今年の10月31日はなんと土曜日。
    今年のハロウィーン、なんかちょっと弾けたい…。

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    立ち飲みの店では、そこがどんなにたのしくっても〆までたどり着くことはむつかしい。
    開店早々ということもあり、お店の人たちもかなり忙しそうにふるまっていて、それではしごで晩ご飯。

    fuji1.jpgちょっと歩いて紀伊国屋の裏っかわにある定食屋さん。

    富士一っていう店。
    新宿という普通じゃない街にあって、これほど普通のお店はないんじゃないの?…、って思っちゃうほど普通のお店。
    おじさんとおばさんと、多分、二人の息子さんでやってるお店。
    飲食店。
    中でも気軽な定食屋さんていうこの業態は、家族でやるのが一番おさまりいいように出来ている。
    専門料理や手の込んだ料理があるワケじゃない。
    ご飯をお腹いっぱいたのしむための料理。
    おふくろの味。
    育ち盛りの男の子のために出来上がっていく家庭料理。
    そんなモノでお客様をもてなす店は、やっぱり家族で守っていてほしい。
    定食屋さんの料理を真似たチェーン店の料理には、どこか科学の匂いがあって血の気が足りない…、ような気がする。
    昔っからずっと家族でやっているからこその安さと気軽さ。
    会社になるとそうしたステキをなくしちゃう?
    なやましいけど、しょうがない。

    揚げシュウマイの定食にする。

    f65e0221.jpeg小ぶりのシュウマイ。
    カラっと揚げて、千切りキャベツの上に並べる。
    そこにあらかじめポン酢をタップリかけまわしてからやってくる。
    出来たばっかりの熱々をのシュウマイだけをつまみあげてパックリいくと、カリッとサクサク。
    薄皮砕けて、肉汁ジュワッ。
    ご飯をポンと口の中に放り込み、揚げたシュウマイを一緒にモグモグ。
    噛めば不思議とチャーハンのような味がする。
    食べてるうちに、シュウマイの熱でキャベツが徐々にしんなりしてきて、蒸しキャベツのようになる。
    ポン酢を吸い込みザワークラウトみたいになったしんなりキャベツを揚げシュウマイにのっけて食べるとこれまたおいしい。
    揚げた油の気配が消えて、スッキリ、サッパリ。
    ご飯のおかずになかなかにいい。

    追加に作ったもらったよく焼きハムエッグ。

    fbadb534.jpeg醤油をかけます。
    ハムエッグをパンのおかずに食べようと、思うときには塩胡椒だけか、あるいはケチャップ。
    わりと簡単。
    ご飯のおかずで食べようとなるとちょっと悩む。
    ウスターソースにしようか、それとも醤油にしようか…。
    そのどちらもが手元にないときは、とんかつソースかケチャップか。
    ここのテーブルの上には醤油に中濃ソース、塩に胡椒と揃ってて、それで醤油をタップリかける。
    シットリぷるんの黄身にカリッと端が揚がったように焼けた白身に醤油の風味がくわわって、玉子臭さが見事に消える。
    ハムに醤油が混じると不思議と、肉の生姜焼きを食べてるみたいな気持ちになれる。
    これの下にも山盛りキャベツ。
    しんなりとしたキャベツに醤油が混じるとこれまた、ご飯のおかずにピッタリで幸せなほどに満腹になる。

    また来てねっ、ておかあさんに声かけられて、ええ、また来ますと返事する。
    次、来るときまで元気でいてネ。
    ニッコリしながら、お店をでます、ハライッパイ。

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    朝一番の打ち合わせが水道橋にて終わった時間が、ちょうどお昼のちょっと前。
    そうだ、あの店で昼を食べよう…、と思って神保町に向かって歩く。
    11時半の開店時間にまだ間があって、それでドトールで時間調節。

    macchalatte.jpg冷たい抹茶ラテの小さいの。
    ここの抹茶は最初から甘くなってて、その上、ホイップクリームがタップリ表面飾ってる。
    食後の口をすっきりリセットしたいときには、カフェベローチェの無糖でビターな抹茶ラテがいい。
    ここのラテは小腹満たしにピッタリで、とはいえ20分ほど後には昼のご馳走、控えてる。
    それでチビチビ。
    ホイップクリーム避けながら、舐めるようにちょっとづつ飲む。

    これに限らず、例えばスタバのラテなんかもポッテリとした飲み口に、不思議なほどにお腹にたまる気がして空きっ腹が紛れてくれる。
    フラペチーノを飲んだ日にゃ、立派に一食分を食べた気持ちになったりもする。
    飲む食べ物…、って言う感じ。

    さてご飯時。
    おひさしぶりです、グランにきます。

    gran.jpgかつての事務所の徒歩圏で、だからときおり、元気をもらいによく来てた。
    今は電車で4駅離れて、それでご無沙汰。
    引っ越したのが7月終わりの暑い日のコト。
    ということは、もう3か月ぶりになるんでしょうか…。
    近況報告かたがたやってきて、いつもと変わらぬ笑顔に出会ってホッとする。

    それにしても神保町と言う街。
    活気があって、なのにどこかのんびりしてる。
    街行く人の顔もおだやかで、ギスギスしたところのない自然体な雰囲気がとってもステキ。
    食べ物やさんも喫茶店もそんな街の空気を吸って生き残ってく。
    離れてわかるこの街らしさが、なつかしい。

    メンチカツとしょうが焼きの盛り合わせ。

    58514271.jpeg小さいご飯に味噌汁がつき、いつもの通りのお気に入り。
    薄いカツ。
    ハムカツみたいなペラペラで、けれどパン粉がギッシリしてて端をつまんで持ち上げたって、ペランと垂れ下がってしまうことがない。
    肉の旨味をタップリ吸ってカリサクに揚がったパン粉が主役の、たのしいご馳走。
    形としては薄っぺらだけど、味は全然、薄っぺらじゃないのがステキ。
    甘めのタレで仕上がった、プルプルンとしたしょうが焼き。
    ケチャップ味のナポリタンまで、どれも見事にご飯のおかず。
    お店の人と、この3ヶ月分のいろんな話をしながらパクパク。
    お腹いっぱい。
    気持ちも一杯。
    またまいります…、って頭を下げて、表に出たらカラっと青空。
    元気に仕事に向かいます。

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    有楽町の駅から日比谷に向かう途中。
    いくつかあるガード下をつかった飲食店の、中でもとってもガード下っぽい雰囲気にドッキリとするこのお店。

    manpukus.jpgまんぷく食堂。
    「Retro Dining」と自らを呼ぶ通り、ここだけ見事に昭和の香りがプンプンしてる。
    お店の中を昭和のモチーフで飾り立て、ノスタルジックな雰囲気にしているお店は結構あるけど、このお店。
    トンネルのようなガード下のお店の前の全部をつかって昭和な空間を作ってる。
    一方の端にこうして立って、反対側をぼんやり眺めてみていると、まるでここがタイムトンネルみたいに思える。
    昼は定食。
    夜は居酒屋。
    いつ来てもサラリーマンでにぎわっていて、しかもここ。
    なんと24時間営業なのでもありまして、つまり朝からやっている。
    商品ふたつ。
    コロッケ定食とマグロの漬け丼定食で、どっちも399円。
    たまたま早朝、日比谷で人と会う予定がありついでにここで朝にしよう!…、とそれで来る。

    お店の中も昭和であります。

    cb9061f5.jpeg厨房の中で昼の仕込みを一心不乱にしている調理のスタッフも昭和の顔つき。
    サービスをするおばちゃんも、やっぱり昭和な雰囲気でいい感じ。
    ギンガムチェックのテーブルクロスが、ちょっと当時の洋食屋さんの雰囲気で、コテンコテンの和な空間でないのがむしろリアリティーがあってすんなり気持ちが入ってく。

    夜のメニューは本当に普通の居酒屋メニュー。
    ハムカツがあったり、刺身があったりポテトサラダがあったりと、酒がおいしく思えるものは何でも揃って、値段はそこそこ。
    新橋と丸の内のちょうど中間みたいな値段で、あれとあれでホッピー飲んだらいいだろうなぁ…、なんて想像しながら朝ご飯が来るのを待つ。
    なかなか乙です。
    頭の上をときおりゴトゴト、電車が通り過ぎていくのがたのしくてニコニコしてるとマカロニサラダに漬け物に、それから味噌汁が次々席に、運ばれてくる。
    そして最後にメインの漬け丼。

    eaad30a3.jpeg厚めに切ったマグロの切り身が全部で7枚。
    丼の上を正真正銘埋め尽くし、その中心にガリとわさびと大葉がタップリ。
    ほどよく酸っぱい酢飯の上には海苔がビッシリ。
    マグロの切り身にはあらかじめ、味がキッチリ入ってて、まずはそのまま一枚食べる。
    ピトっとマグロ独特の冷たさと一緒に舌に貼り付く赤身の食感。
    なかなかに良い。
    ほのかな酸味と魚の旨味。
    それを支える出汁の旨味をタップリ含んだ醤油の風味が口一杯に広がってくる。
    ご飯の炊き方。
    味の入れ方も的確で、マグロの漬けを引き立てる。
    これでたった399円ならば、文句を言うとバチ、当たります。
    ご飯にガリにわさびに大葉で、マグロ抜きでも十分おいしく、食べ進むにつれどんどん気持ちが盛り上がってくる。
    笑顔になるネ。
    ありがたくって…。
    これ一杯で、今日が良き日になる予感。

    おごちそうさま…、って席を立ち1000円札を一枚わたす。
    「いってらっしゃい、気をつけて」っておつりと一緒に差し出す手。
    中にはコインが3枚あって、500円玉、100円ひとつにそれから小さな1円一枚。
    正真正銘、399円で朝のお腹が一杯になる。
    雨は小降りに、風びゅーびゅーの不思議な天気。
    さて、移動。

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    巣鴨の隣、駒込にある「中川屋カレーうどん」というお店。

    nakagawaya.jpg今ちょっと、カレーうどんが気になっていて数週間ほど前にはお茶の水で二軒、カレーうどんをはしごした。
    今日は駒込。
    実はカレーうどんの専門店作りを企んでいる人がいて、そのためカレーうどんが有名なお店をちょっと研究しましょう…、と。
    その気になって探してみれば結構、これがあるもので特にボクの会社の近所に集中してる。
    これも何かの縁かもね…、って。
    そんな気持ちでテクテク歩いて15分ほど。
    地図をたよりにたどり着いたのが駒込駅前の商店街。
    そこにポツンとあるお店。
    中川家ではなく、中川「屋」という一字違いが大きな違い(笑)。
    ガラガラガラっと扉を開けて、中に入ると小さなお店。
    カウンターだけ10席ほどで、なんだかちょっとラーメン屋さんみたいな姿、佇まい。

    e96794b8.jpeg見事に磨き上げられたステンレスで覆われたきれいなキッチン。
    真面目に商売している証拠のうつくしさ。
    麺を茹でるための大きな釜。
    天ぷら用のフライヤー。
    そこまでは普通のうどん屋さんの厨房だけど、それに並んで小さな手鍋が山積みにしてスタンバイするガスコンロ。
    注文が入るたび、手鍋に出汁とカレーをはってスープを仕上げる。
    底で焦げ付かぬよう、ずっと手早く鍋の中身をかき混ぜながら、トロミをくわえシャカシャカシャカシャカ。
    熱々の麺を丼にいれ、そこにザザッとスープを注ぎ煮玉子を乗っける。
    せっかくだからと竹輪の天ぷら揚げてもらってできあがり。

    ステンレスのお皿をしいて、さぁ、どうぞ…、とやってくるのがまるでラーメン。
    分厚いポッテリとした器もうどんというよりやっぱりラーメン。
    そう思ってお店の人のTシャツ姿を見てみると、これまたまるでラーメン屋さんのスタッフみたいで、なんだかちょっと面白い。

    8e5c3e97.jpegタップリのスープ。
    ポッテリしてて、そこに大きく切ったお揚げが浮くか、沈むかといった風情でたゆたう様にちょっとウットリ。
    香りはまさしくそば屋さんのカレーの匂いで、出汁の風味とカレースパイス。
    それにちょっと龍角散風の漢方っぽい香りがただよい、体によさそうな気配がしてくる。
    ずるずるっとたぐりあげるのでなく、一口分づつスープと一緒に箸にからめとるようにして持ち上げて、そっと口に運んで味わう。
    しかもスープはかなりポッテリ。
    ソースとスープの中間のような重量感に満ちたこのスタンダードなカレーうどんに、いろんなトッピングをしてたのしんで…、というのがここオリジナルの提案で、そんなところもまたラーメン屋風。

    例えばコレ。
    「レタスちゃんカレー」って名前がついた、カレーうどんの上にタップリ千切りレタス。

    d8429e3b.jpegトマトにそれからとろけるチーズというまるで「タコライス」のトッピングのような組み合わせ。
    実はここ。
    カレーうどんのセット用にいろんな丼やご飯物も用意されてて、その中にしっかりタコライスがラインナップされている。
    食材の使い回し…、って考えることもできはするけど、でもこの組み合わせ。
    なかなかに良い。
    見た目がなにより華やかで、これから体にいいもの食べるんだ…、って頭がなにか特別な物を期待する。

    一口目。
    最初に口にやってくるのはさすがにレタスの緑の香り。
    しかもそいつが出汁の風味のカレーにまみれて一体何を今食べてるのか?って、頭の中がちょっと混乱。
    新食感。
    そのモサモサ感を我慢しながら、食べ続けると、徐々にユックリ、食感、味が変わってきます。

    7c30cbc5.jpegここのうどん。
    かなりムチムチ、ヌルンと喉に貼り付くような粘り気がある。
    それにレタスのシャキシャキとした歯ごたえが混じって一層、モチモチ感を際立たせるのがなんだかたのしい。
    カレーの辛さをチーズがとけてまろやかにする。
    しかも旨味に深みがまして、徐々にレタスに熱が通ってしんなりするとミディアムレアーのスライスオニオンみたいな食感になってくる。

    目が見るもの。
    頭が理解して期待するもの。
    実際口が経験するもの。
    そのそれぞれがみんな違って、まるでパズルを解いてるようなそんな不思議に満ちた食べ物。
    カレーうどんの世界は深い。
    日本のどこかにボクを待ってるカレーうどんがまだまだきっと沢山あるんだ…、ってそんなことを思ったりした。
    昼のこと。

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