そして〆をと夜の街。
おいしい皿うどんがあるんですよ、と「桃源」という店にくる。
雑居ビルの奥にある小さな店で、連れて行かれなければ絶対、店を訪れることはないだろうって思えるほどに普通のお店。
けれど厨房の中はピカピカ。掃除が行き届いていて、ひとつの料理を作り終えると鍋やお玉をいちいちキレイに磨き上げてる。いい店だなぁ…、とまず思う。
チャーハンやちゃんぽん、太平燕などもあるのだけれど、ほとんどの人が皿うどんをたのむみたいで、その作り方をずっと見ていた。
千切りキャベツをメインとした具材と麺を鍋に投入。普通ならばそれから鍋を振り上げて一気呵成に調理するとこ、スープや調味料を投入しながらお玉を2つ両手に持って、やさしくまぜてスープを麺に煮含めていく。
鍋から出ていた湯気がなくなり、おそらくスープが全部、麺に染みこんでしまったのでしょう…、麺だけ取り出しお皿に移す。
そこから強火で具材を宙に放り上げつつ、水気を飛ばして麺にのっける。なんだか不思議な作り方。
さて出来栄えはと食べてみると、なんとおいしい。麺はシットリ。油やスープ、具材の旨味がすべて麺に染みこんで甘くて旨い。
千切りキャベツの他には刻んだかまぼこ、人参、竹輪にゲソで、しかもそれらがほとんど食感なくすくらいまで小さくされてる。だから口が感じる食感のメインはあくまで麺だというのが、またオモシロイ。
ウスターソースをかけて酸味をくわえて食べて、お供にコーラ。泡でジュワジュワ舌を洗って、パクパクバクバク、気づけばお皿がキレイに空っぽ。
熊本の夜は危険でござる…、でもおいしいからしょうがない。
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明日も元気で笑顔でがんばる…、そんな気持ちを作ってくれる動画を一本。
High Five Camera from Andrew Maxwell-Parish on Vimeo.
ハイファイブカメラって題名…、つまり、ハイタッチをして笑顔になる人をただただ撮り続けた動画なんだけど、人ってちょっとしたキッカケで元気になったり笑顔になったりするんだなぁ…、ってしんみり思う。
明日もココロでハイタッチ!いい夢みましょう…、おやすみなさい、熊本の夜。[2回]