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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    尾崎牛の肥育牧場の視察に勉強。宮崎市内から車で1時間ほど走った小高い丘の上に、ポツンとあって、そこに牛が1200頭ほど。



    健康的でストレスフリーに育てられてて、その品質に最後の最後まで責任を持ちたいからと、自分の名前をつけた日本唯一の牛飼い、尾崎さんから話を聞きます。
    確かに松阪牛にしたって、前沢牛にしたっていろんな人がいろんな育て方をしていて、にもかかわらず同じブランド名をいだいて売られる。
    松阪の誰がその肉の味に責任をとってるんだろう…、と思うと不思議。



    和牛の性格、生まれ育ちに素直に育てるためのケージの大きさや、餌のブレンド。
    なにより仔牛の頃に体にいいものを食べさせ、育てる。
    内臓や血や骨っていうのは最初の6ヶ月で決まるから、小さい頃に食べさせるものには徹底的にこだわるんだそう。人間も同じで例えばボクらが子供の時代には、チクロのような今では食べちゃいけないとされてる添加物まみれのモノを食べていたから、絶対、長生きできない体になっちゃっている。次の世代にはそんなことがないようにって、いい牛を育てることが自分の使命…、とそういう尾崎さんはボクと同い年でらっしゃる。頭がさがる。

    勉強のあと、肥育牧場のかたわらにある尾崎さんちの庭で楽しくバーベキュー。
    まずは宮崎の地鶏を焼く。



    ドラム缶を半割にしたところに炭に火をおこし、そこに丸編。再び炭。そして丸編を乗っけてそこで鶏を焼く。
    超直火という焼き方で、鶏の脂と皮だけ焼ききる。肉はレア。
    塩をほどこし食べるとジュワリと、鶏のおいしい脂が口に広がって、肉はがっしりスゴい歯ごたえ。
    噛んでる間ずっと旨味が次から次へとほとばしり出る。もも肉、胸肉、そして皮。
    鶏の皮が苦手なボクではあったけど、食べるとまるで丸腸の表面だけをカリッと焼いたの食べてるみたいなおいしさにビックリしました。



    その炭の上で尾崎牛のタタキを作る。
    網に置くだけ。しばらくおいて、ヒックリ返し表面だけを焼いてくと、肉の表面がつやつや、キレイに光り始める。
    自分の脂でお化粧していくような状態…、しかもおどろくべきかな、肉がほとんど縮まない。一般的な牛よりも4週間ほど余分に育てる。すると赤身が生きながら熟成されてミシッと詰まった肉になる。だから焼いても縮まない。



    焼けたお肉をしばらく休ませ、薄切りにしてお皿に盛ると、なんとつややか、色っぽい。
    一切れ口に放り込む。
    ひんやりとした赤身がピトッと舌にのっかり、炭の香りと脂の匂いが口から鼻に抜けていく。口を動かしたくなるほどに香り豊かで、目を閉じる。
    そしてユックリ、ひと噛み、そしてまたひと噛み。
    肉の旨味がジワリとにじむ。味わい深い。
    脂がサラッととろけて消えて、ネットリとした歯ざわりがずっと長持ち。喉の奥へと送り出したい…、けれどまだまだ噛んで味わい尽くしたいと、口が悩んでしまうような魅惑的なるオゴチソウ。



    すき焼き用に切られた肉をぬるめに沸かした割り下の上に、浮かべるようにのっけて作るすき焼きで、今日の宴の〆とする。
    肉が気持ちよく割り下に浮かんでる内に出来上がる…、だから肉がビックリせずにやわらかなまま。口に入れるとトロリととろける。
    脂ののった肉なのに、何枚食べてもお腹が重たくならないコトにウットリします。
    しかも調理したあとの鍋の上にアクがほとんど浮かばない。健康的な牛はそういうモノなんですよ…、と目からうろこの夜のコト。

    拍手[7回]

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    熊本で朝…、空も青くて気持ちよき朝。



    それにしても泊まったホテルのベッドサイドのテーブルに、テーブルタップが置かれてて、それがなんとUSBの充電ポートがついたモノ。
    iPhone使いにはありがたく、そういう時代になったんだなぁ…、と感慨新たにいたします。こういうサービス。わかっているなと思ったりもする、オキニイリ。

    そして今朝のホテルバフェ。



    洋食ライン、和食のラインとその両方が充実しているなかなかのバフェ。辛子れんこん、さつま揚げ、辛子明太子と九州の特産品が並んでいるのも、旅のお腹にはアリガタイ。
    五穀米に具沢山のお味噌汁。熊本名産の南関あげをたっぷりのっけてサクサク食べる。実はボクの出身地、松山にも「松山揚げ」っていう分厚くサクサクした食感のお揚げがあって、どこか似ているところを感じる。



    そもそも熊本の街と松山の街ってどこか似ている。お城が街の真ん中にあり、路面電車が走っててアーケード商店街が充実してる。街をぼんやり歩いていると子供の頃に戻ったような気持ちになるのがオモシロイ。

    洋食ラインは厨房の前。そこで作られたできたてが次々並んでくるのがたのしい。
    例えばクロックムッシュなんてのがあって思わず、食べる。ホワイトソースにチーズにハムと、クロックマダムとのハイブリッドのような味わい。それもよし。



    エッグスベネディクトをお作りしますよ…、とシェフに言われてお願いをする。玉子固めでお願いしますと言ったら見事にほどよき仕上がり。
    オランデーズソースがポッテリ、しっかりとした味わいで、口にほうばりとろける食感に目を覚ます。
    昨日の夜からずっと食べ詰め…、食事を終えたら散歩をしようと思ってテクリと街に出る!

    拍手[6回]

    そして〆をと夜の街。
    おいしい皿うどんがあるんですよ、と「桃源」という店にくる。



    雑居ビルの奥にある小さな店で、連れて行かれなければ絶対、店を訪れることはないだろうって思えるほどに普通のお店。
    けれど厨房の中はピカピカ。掃除が行き届いていて、ひとつの料理を作り終えると鍋やお玉をいちいちキレイに磨き上げてる。いい店だなぁ…、とまず思う。
    チャーハンやちゃんぽん、太平燕などもあるのだけれど、ほとんどの人が皿うどんをたのむみたいで、その作り方をずっと見ていた。



    千切りキャベツをメインとした具材と麺を鍋に投入。普通ならばそれから鍋を振り上げて一気呵成に調理するとこ、スープや調味料を投入しながらお玉を2つ両手に持って、やさしくまぜてスープを麺に煮含めていく。
    鍋から出ていた湯気がなくなり、おそらくスープが全部、麺に染みこんでしまったのでしょう…、麺だけ取り出しお皿に移す。
    そこから強火で具材を宙に放り上げつつ、水気を飛ばして麺にのっける。なんだか不思議な作り方。



    さて出来栄えはと食べてみると、なんとおいしい。麺はシットリ。油やスープ、具材の旨味がすべて麺に染みこんで甘くて旨い。
    千切りキャベツの他には刻んだかまぼこ、人参、竹輪にゲソで、しかもそれらがほとんど食感なくすくらいまで小さくされてる。だから口が感じる食感のメインはあくまで麺だというのが、またオモシロイ。
    ウスターソースをかけて酸味をくわえて食べて、お供にコーラ。泡でジュワジュワ舌を洗って、パクパクバクバク、気づけばお皿がキレイに空っぽ。
    熊本の夜は危険でござる…、でもおいしいからしょうがない。


    関連ランキング:中華料理 | 花畑町駅熊本城・市役所前駅辛島町駅



    明日も元気で笑顔でがんばる…、そんな気持ちを作ってくれる動画を一本。

    High Five Camera from Andrew Maxwell-Parish on Vimeo.


    ハイファイブカメラって題名…、つまり、ハイタッチをして笑顔になる人をただただ撮り続けた動画なんだけど、人ってちょっとしたキッカケで元気になったり笑顔になったりするんだなぁ…、ってしんみり思う。
    明日もココロでハイタッチ!いい夢みましょう…、おやすみなさい、熊本の夜。

    拍手[2回]

    仕事を終えて、地元の人とおいしいモノをと街に出る。



    熊本の街。大きなアーケード街にも人があふれている上に、そのアーケード街から伸びる路地にもお店がギッシリ、人もたっぷり。
    活気があっていいなと思う。若い人も、サラリーマンのおじさんたちもみんな同じく笑顔で元気にたのしげに、人間臭さに彩られている夜の街にて「瓢六」なる店。
    雑居ビルの一階にあり、厨房の中には板前姿のおじさんたちが。客席側には笑顔やさしいおばさんたちにおねぇさんたち。
    カウンターには大きなおでんの鍋があり、その前もらってニッコリします。



    そのおでん鍋の面倒をみて、おでんをよそってくれるのがここのお店の女将さん。
    顔の色艶がキレイで肌もスベスベで、もしかしらおでん鍋から出てくる湯気が滋味に溢れてコラーゲン質たっぷりなのかもしれないなぁ…。
    それを毎日、肌が吸い込み美肌になってるのかもしれないな…、って思ったりするほど熊本おでんのスープは濃厚、こってり。
    スープの表面がちりめん模様によれて波打つようになってる。
    馬スジを入れてコトコト煮込んでいるから。その味わいは深くてどっしり。旨味があとにしっかり残る。
    玉子にかまぼこ、出汁が染みた大根に、タコに馬スジ…、どれもグーッ。



    料理をあれこれ。きびなごを揚げた天ぷらを、カプリと食べる。
    サクッと歯切れて中からおいしい湯気がポワッと飛び出して、鼻から抜けて消えていく。味わい繊細、しかもお腹の苦味がうまい。
    それに合わせて用意されてる山椒塩が、ビリリと痺れて、またうまい。



    キラキラ光る生鯖に馬刺し用にと用意されてる、甘みこってりした醤油、それから胡麻でたっぷりあえて食べるごまさば。
    ネットリとした肉感的なる食感見事で、脂濃厚、にもかかわらずサラッととろけて舌が疲れず次の一口ねだるおいしさ。
    天草生まれの甘いトマトで口を潤し、ニッコリ、満足。次の店へと向かいます。


    関連ランキング:寿司 | 花畑町駅辛島町駅熊本城・市役所前駅

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    仕事の途中の移動の合間。熊本の商店街を歩いていたら、思わず足を止めてしまうほどビックリしたのがこの看板。



    ニューヨークを代表する食品ストア「ゼイバーズ」のロゴ。しかも「日本初上陸」と説明書きまで入ってて、こりゃ、やられたってそのとき思った。
    この店がある街に住みたい…、ってずっと思っていたワタクシめ。いつかニューヨークからこの店を連れてこれたらと夢見ていたのに、それが熊本に出来たなんて。
    東京を捨て、ここに移住をしなくちゃいけないと思ったワケです。



    ただよくみると日本にやってきたのはゼイバーズのコーヒーだけ。お店全体がやってきたわけじゃないというのに、ガッカリするよな、ホッとするよな複雑気分。
    鶴屋ランマルシェという、ほどよきこだわりを持った食品販売店で、売り場の雰囲気もアメリカのちょっと上等な食品マーケットみたいに作り込まれてる。
    商品自体もかなり気合が入ってて、ボクの熊本移住はなくなったけどこんなお店が近所にあればいいのになぁ…、と羨ましくもなる今日のコト。

    そしてご当地名産を食べておこうと、紅蘭亭。



    太平燕の名店で、お店に入ってビックリします。
    長い間、ずっと繁盛店だったのでしょう…、惜しみなくお金をかけて設えられたお店の雰囲気は高級店。けれど気軽な定食が夜も用意されていて、太平燕だけを食べてる人もかなりいる。
    その使い勝手は街場の普通の中華料理のお店のようで、それにビックリ。
    しかもお店の女性スタッフがかなり深めにスリット入ったチャイナドレスで、それに再びビックリします。



    中華定食というココで一番人気の定食。
    太平燕とスーパイコがセットになったという内容で、スーパイコ。酢排骨と書いてそう読むんだけど、長崎、熊本では酢豚のコトをこう称する。
    酢豚とかけばその豚肉がどんな調理方法か伝わらないけど、揚げた豚肉=排骨。それを甘酸っぱく仕上げた料理は確かに、スーパイコと呼ぶべきものと納得します。



    野菜たっぷりで、春雨のザックリとした食感やさしい太平燕。何度食べても一味たりないんじゃないかと思うほどにやさしい味わいで、これを麺の料理と思って食べると、味が足りぬと面食らう。
    けれどこれは春雨入りの野菜スープ。そう思ったら、なるほどおいしい。
    酸味がつーんと鼻から抜けるスーパイコにご飯を食べつつ、スープをごくり。揚げた玉子をパクリと食べて、夕暮れ時のおやつとなった。さぁ、仕事。


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