忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2024 . 05
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • カレンダー
    04 2024/05 06
    S M T W T F S
    1 2 3 4
    5 6 7 8 9 10 11
    12 13 14 15 16 17 18
    19 20 21 22 23 24 25
    26 27 28 29 30 31
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    ランチを「听屋」。「ポンドヤ」と読む。



    六本木のミッドタウンの近所の路地。かつてオキニイリのイタリア料理のお店があった場所の近所で、ちょっとなつかしい。
    再開発ブームにのって小さな地上げブームがあったようで、駐車場とか建築準備の更地がポツポツ。ちょっと場末なムードがただよう。
    そこにポツリと。ステーキが売り物の店ではあるけど、カフェのような開放的な雰囲気で、なんだかちょっとホっとする。



    量り売りの塊ステーキが売り物でもあり、それをたのむと今日用意されている赤肉が塊のままでテーブルサイドまでやってくる。
    説明聞きつつ、好みの肉を好きなだけ、切ってもらって焼いてもらうという趣向。
    値段を気にせず、この肉をここからここまで切って頂戴…、って、今度は気取って大人気分で注文しよう。
    そんなふうに思いつつ、今日はまずはお試しモード。
    4分の3ポンドのステーキとハンバーグのコンビネーションを選んでたのむ。



    丸い鉄板がジュージューしながらやってくる。
    とは言え肉に熱を通し過ぎないようにという配慮でしょう…、そのうちジュージューは収まって保温程度の温度に変わる。
    鉄板の片隅には丸いペレット。
    円盤状の鉄の塊を焼いて蓄熱。肉をおしつけ好みの焼き加減にして味わうという趣向。
    ステーキ肉はあらかじめ食べやすいよう一口サイズに切り分けられてて、ハンバーグはキレイに形成された小判型。かなりクラシックな姿形で、さぁ、食べる。



    きれいなレアで、濃いワイン色した芯がつややか、色っぽい。
    かなり熟成がきいているのでしょう…、軽い内臓臭に似た赤身の肉に独特の香りがしてくる。
    旨味は強い。旨味だけでなく酸味がキリッと旨味の輪郭くっきりさせるよき肉でこれなら1ポンドまるごと食べてしまえそう…、ってちょっと思った。
    一方、ハンバーグの方はなめらか。
    牛脂に豚肉がタップリはいったパテでジュワリと肉汁垂れる。メッシュの細かなひき肉で、肉の食感というより小籠包の中身を大きくしてような食感、味わい。これはこれでおいしんだけど、ちょっとボクは苦手かも。



    おいしいなぁ…、と思ったのが、サイドのオニオン。
    玉ねぎを半割にして、ブイヨンの中でコトコト煮こむ。とろとろになったモノをココット皿の中に入れ、熱々にして鉄板の上に乗せただけ。
    下ごしらえさえしっかりすればとても簡単。手間いらず。
    なのにトロリとなめらかで、甘くてスープをタップリ含み、みずみずしくてそのおいしさはうなるほど。コレがメインと言ってもいいほど。オキニイリ。



    最近、増えてる量り売り系のステーキハウス。
    あるいは熟成赤肉系のお店の中で、ココがいいなと思ったのが、肉をたのしむための工夫をしているところ。
    まずタレが3種類にワサビがもれなくついてくる。クミンシードの風味を移したしょうゆだれ。ポン酢のタレに焼肉のタレを思わせるような胡麻ダレと、肉をタップリ、飽きずに食べることができるように工夫されてる。
    追加で薬味を5種類買える。
    タプナード的なモノであったり、酸味をくわえたカポナータ。バジルソースにマッシュルームのペースト、それから塩昆布。



    塊肉を安く売るようなお店が次々出てきているけど、ほとんどの店がそれを塩と胡椒、あるいはせいぜい醤油ベースのタレをどうぞと提案をする。
    食べていると飽きるんですよね…、だからこういう工夫はうれしい。
    サイドディッシュやトッピングが豊富に揃っているのもたのしく、中でもミートボールがおすすめという。
    たのんでみれば、コレがおいしい。粗びき肉にトマトの旨味。ハーブ、スパイスがシッカリきいててハンバーグよりこっちの方がずっとおいしく、気に入った。
    フライパンで仕上げるガーリックライスもなかなかおいしくて、次は大人数でやってきていろんなモノを楽しみ食べたいと思うなりなり。オモシロイ。


    関連ランキング:ステーキ | 六本木駅六本木一丁目駅乃木坂駅

    拍手[4回]

    PR
    夕方、羽田から出発の短い旅行。飛行場にて軽く寿司。



    セキュリティーゲートを入った出発ロビーのどまんなか。フードコートのような施設ができていて、その一角にたちの寿司屋のカウンター。
    その場で立ってつまんで食べるコトもでき、その前にあるテーブルでオキマリ商品を食べることもできる仕組みで、オキマリたのむ。
    特選寿司の盛り合わせという、ちょっとビックリする値段。
    しかもやってきたのはテイクアウト用にも使えるプラスティックのパッケージ。そのまま蓋すりゃ、デパートあたりで売っていそうな合理的なる姿にビックリ。



    ただネタのひとつひとつを見るとかなりの上等で、商品自体の力があればこれでもいいか…、って半ば納得。
    でも汁くらいはついてくれてもいいんじゃないの…、と思って食べていたらば次々お客様が来て、朝からビールを飲んでいた。
    なるほどこういうお店で汁を出してしまうのは粋じゃない…、ってコトなんでしょう。オモシロイ。
    ウニとイクラの軍艦巻きからネタがこぼれ落ちている。これが売りのひとつのようで、せっかくだからイクラの上にウニを乗っけてダブル軍艦にして食べる。ウニで作ったソフトクリームがのってるみたいな愛嬌のある姿にニッコリ。堪能す。


    関連ランキング:寿司 | 羽田空港第1ビル駅羽田空港国内線ターミナル駅羽田空港第2ビル駅



    出発前までの時間を伊勢丹のカフェでぼんやり過ごす。



    いつものんびりできる空間。
    ときにノーゲストだったりすると、申し訳ないような気持ちになってドキドキするけど、高価な買い物をイセタンストアでする人たちが、家賃を払ってくれているんだよ…、と腑に落としつつ、知らぬ顔してのんびりします(笑)。
    羽田のWi-Fi環境もよくなり、メールチェックをするのも快適。まるで羽田の書斎のような使い勝手にニッコリします。
    今日がまさにそういう申し訳ないような日で、ボクがオンリーゲストでござる。



    コーヒーだけでいいかと思ってやってきて、なんだかそれではすまないような気持ちになった。それで一緒にアップルシナモンシュガートースト。
    アップル・シナモン・シュガー・トースト。
    名前がまず、いい…。
    アップルで、シナモンで、シュガーでトースト。どれもがおいしそうな語感を持ってて、口にするだけで気持ちが甘く、せつなくなってく。
    実際やってきたトーストの姿に香りが甘く切なく食欲さそう。



    サクサクとした粗い仕上がりのイギリスパンが、ザクザク、こんがり焼けて歯ざわり軽く、にぎやか。
    バターをタップリ。メープルシロップを注いだところに焼いたリンゴをドッサリのっける。シナモンシュガーをたっぷりまとわせ出来上がりという、シンプルだけど食べるとこれが、なんとおいしい!
    クチュッとリンゴが潰れて口をみずみずしくして、酸味と明るい甘みが口に広がっていく。そこにカサッとパンが砕けてシナモンの香りがすべてをおおってく。
    摘んだ指までおいしく感じる。あと20分で搭乗口へと向かいます。


    関連ランキング:カフェ | 羽田空港第1ビル駅羽田空港国内線ターミナル駅羽田空港第2ビル駅

    拍手[2回]

    会社の近所の「雲林房」。



    九段下の駅の近くの路地裏で、四川料理のレストランがやってる麺店。
    担々麺と麻婆豆腐がメインの店で、かなりマニア好みの店なんだけどかなりの人気で、ランチタイムが終わった時間もずっと行列。
    今日も5人ほどが待ってる列について待ち、15分ほど待って着席。
    食べ終わった人たちが汗を拭いつつ、何か恍惚とした表情で帰っていくのを見ながら待つのも乙でござんす。



    ほとんどの人が担々麺に小さな麻婆丼がセットになったのを食べる中、ボクはいささかへそ曲がり。
    麻婆豆腐のかけ汁そばっていうのをたのんで、メインとします。
    ポッテリとした丼の、表面見事に麻婆豆腐。スープの上に赤い油が漂って、豆腐に挽き肉。ネギに真っ赤な唐辛子。
    どれもがひとつに混ざり合い、渾然一体となってタプンと揺れている。



    箸をツッコミ、麺を引き出す。細くてあまり縮れのない卵麺で、噛むとザクリと歯切れる食感、なかなか痛快。
    スープも具材も味が強烈だから、麺がこれだけ強くないとバランスとれてくれないのでしょう。スープをたっぷり口の中へとたぐりよせ、ストンとお腹に流れ込む。
    一緒に、ご飯を追加でたのむ。
    気がきいてるのが、ココのご飯にはあらかじめ海苔が1枚。半分にした煮卵がのっかりやってくるところ。ただのご飯はお腹を満たすためのモノ。けれどこういうご飯だと、いろんな食べ方をためしてみたくなるのであります。



    まず煮卵をご飯の上からスープの上に移動する。
    スープの熱でゆっくり温度が上がっていって、黄身のトロミが艶を増す。辛いスープで疲れた舌を黄身の甘みでリセットさせてくれたりもする。
    一方、麺の具材の豆腐をご飯の上にのっける。麻婆丼みたいになって、一度で何度もたのしめる。
    水気をしっかり抜き去って、だから麻婆味が豆腐の中まで入り込みご飯のおかずにちょうど良い。麺を啜ってご飯を食べて、痺れる口をなだめて食べる。



    それにしても痛快なほどスープが辛い。
    辛いのだけど、それでも食べるのをやめられないのは旨みがしっかり辛味を支えているからなんでしょう。担々麺のように甘みや胡麻の風味がない分、辛味がストレートに口の中へとやってくる。
    麺や具材をキレイに食べて、そこにスプーンにご飯をのせて、スープに浸してパクリと食べる。麺と一緒に食べるより辛味がクッキリ、輪郭感じるほど鮮やかに舌の上を転がる感じがまたオゴチソウ。スープの上に浮かぶ波紋も目のゴチソウで、腹満ちる。


    関連ランキング:担々麺 | 九段下駅神保町駅水道橋駅

    拍手[0回]

    ひさしぶりに水道橋からはじめる朝。ラインに来ます。



    オキニイリの喫茶店。正式名称は「Cafe Rijn」。
    朝は喫茶店、昼は気軽なレストラン。夜になるとお酒もたのしむことができるという、時間に合わせていろんなお客様の使い勝手に対応していく。
    カフェとは街の呼吸にあわせて呼吸をしていく空間で、居心地の良い椅子やテーブル。そして気持ちを穏やかにする音楽があってくれるとなおウレシイ。
    このお店にはそんなすべてが揃ってて、しかもそれにお店の人の笑顔もステキ。

    気軽な値段でモーニング。



    何種類かのサンドイッチにトーストとバリエーションも豊富で中でも、最近、ちょっとオキニイリなのがピザトースト。
    今日もそれを選んでたのむ。
    厚めに切ったトーストブレッド。ピザソースをタップリ塗って切ったベーコン、オニオンスライス。刻んだトマトを散らしてどっさりチーズ。オーブンの中で焼いてこんがり、トロリと仕上げる。ピーマンがこれに加わればほぼ満点で、かわりにパセリがパラリとちらかり、イタリアンカラーを装うステキ。



    食べやすいよう切り分けられてて、そっとつまんで持ち上げるとチーズがテロりと伸びて口へとやってくる。
    サックリ歯切れるトーストブレッド。こんがり焼けた表面がカサカサ、前歯の裏側くすぐり、チーズがトロリと粘って混じる。ソースの酸味と甘味がたのしく、とろけ間がなんとも旨い。
    イタリア的なるピザとはまるで違ったおいしさ。イタリアピザには畏れ多くて使えない、タバスコ、パシャパシャかけて味わう。これも乙。



    レタスとキュウリを塩と胡椒、オリーブオイルにレモンのジュースでおひたしみたいにしたサラダ。
    シャキシャキとてもみずみずしくて、朝の口が潤うたのしさ。
    刻んだキャベツのコールスローはどうにも苦手。青い匂いが鼻につく。けれどレタスで作ったコールスローのおいしいコトにはニッコリします。
    茹でた玉子をスルンと剥いて、パクリと食べる。殻がスルリとキレイにむけてくれたのが、なんだかウレシク、今日一日の幸先良さを占う感じ。



    一緒にもらったアイスコーヒー。今日も朝から暑くって、グラスに小さな水滴がビッシリついて、目に涼しい。
    ココのコーヒーは酸味が強め。苦味はフワリとやわらかで、そのままゴクゴク飲めるおいしさ。
    グラスを持ってそのまま唇つけて飲む。手に伝わってくる冷たさと、唇が感じる冷たさ。その冷たさの予感そのままの冷たい液体が喉をやさしくなでていく。
    ミルクを入れて酸味をやさしくやわらかにして、ゴクリと飲んで、さぁ、仕事。


    関連ランキング:パスタ | 水道橋駅九段下駅神保町駅



    ちなみに本日。ビートルズの日なんだそう。ビートルズが初来日したのが1966年の今日で、それを記念して。
    クラシック少年だったボクがはじめてビートルズを経験したのはこの曲。



    アルバム「サージェント・ペパーズロンリー・ハーツ・クラブバンド」を買ってはじめて針を落とした瞬間のあの衝撃。
    ヘレン・ケラーが水を「ウォーター」と認識したその瞬間は、こんなだったんじゃないかなぁ…、って思った。そんな衝撃。今でも褪せず、思い出す。
    それにしてもビートルズ。実質的に活動していたのはたった8年間。なのにおびただしいヒット曲と、同じアーティストの曲と思えぬほどの多様で多彩で魅了する。
    もし、彼らがいなかったら音楽世界はどうなってたんだろう。オキニナリ。

    拍手[4回]

    はじめてくる町。東京の北部に位置する王子という町。約束の時間の1時間ほど前に到着。散歩する。



    飛鳥山公園という緑に覆われた桜の名所の高台があり、その足元にこれまた緑豊かな小さな渓谷。蒸し暑い季節にあって、木陰に入ると涼しくて、しかも小川のせせらぎの音が気持ちをゆったりさせる。
    遊歩道をのんびり歩いていたらどんどん目的地が遠くになってく(笑)。
    あらあら、これは反対方向と後ろ髪を引かれる想いでUターン。目的の場所を目指して歩く。
    それにしてもいささか時間が早すぎて、そうだ、近所でお茶でも飲もうと喫茶店を探して一店。しかもモーニングサービスをやっていました。



    お店に入る。
    カウンターに大きさ様々なテーブルがあり、近所のおなじみさんでしょうか…、そこそこにぎやか。会社の仕事はすでにはじまる時間帯で、だから仕事から自由になったシニアな人たちでにぎわっている。
    人を集めようと躍起になっているわけでなく。自分のペースで店がこうして続くこと。
    自然に任せて正直にやり続ければ、こういうお店を手に入れることができるに違いなく、そういう意味での飲食店はステキな商売。



    カウンターの上に置かれたトースターにパンを一枚。しばらくしたら、ポーンッとぱんが若松町店小さく踊って飛び出してくる。
    バターを塗って、ポロポロになるまで炒めた炒り卵。千切りキャベツのサラダにスイカ。オレンジジュースがついていて、その丁寧と喫茶店的素人臭さにニッコリします。
    まずはサラダをお腹におさめ、それから玉子。最後にトーストと食べる順番を工夫する。この一週間はかなりの食べ過ぎ。それでもお腹が空くのがまさに生きてる証拠…、と言い訳しながら朝ご飯。



    古ぼけている。けれど食器も器もテーブルも、どれもがキレイに磨かれていてキラキラしている。うつくしい。
    後ろに座ったおじさんが、タバコが切れたらしくていきなり立ち上がり「ちょっとタバコを取りに帰るわ」とお店をでちゃった。それから3分、4分ほどで戻ってタバコに火をつける。
    小さなエリアで生活できる…、なんてステキと思う朝。

    思いがけずもたのしい話で盛り上がり、またこの町に戻ってこれるご縁をいただき、いとまする。
    帰りは違ったルートでと、都電にのります。チンチン電車。



    現在都電はここ1路線。高校時代の最後の一年を江ノ電に乗り通学をした。そのゴトゴトのリズムがなんだかなつかしく、そういや、ボクの育った松山という町も路面電車の町でした。
    駅から駅の距離が短く、歩いていこうと思えばできる、そんな距離と距離をつないで人を運ぶやさしさに、いいなと思った。
    明るい気分。
    空が雨を降らせる準備をしているのでしょう…、空気がしっとり水気を帯びてだから写真がやさしく撮れる。途中車をしたくなる。

    拍手[8回]

    前のページ HOME 次のページ
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]