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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    昼を新宿三丁目…、ブルックリンパーラーというカフェにくる。



    カフェの不毛地帯、新宿にあって得難いオオバコ。しかも料理がおいしく、サービスを含めてお店の雰囲気もいい。
    だからいつも満席で、週末ランチは行列覚悟。もし待つのだったら別の場所に行こうとやってきてみたら、予約前の一時間でよければと、テーブルもらう。
    なんとラッキー…、アリガタシ。
    アメリカ的な店の雰囲気に合わせて今日は、クランベリージュースをもらってランチのお供といたしますです。



    メインはチキン。鶏むね肉にポレンタ添えたのがあって、それ。
    鶏の胸肉のフックラとして、ちょっとバッサリ。繊維を感じる食感がどうにこうにも大好きで、たのんでみたらかなり分厚く、大きな胸肉だったのでしょう。
    塊のままローストし、それをほどよき大きさに切り分けたモノ。
    ソースはクリームに粒マスタードをまぜて煮詰めた軽い味わい。鶏の旨味を邪魔せずおいしく味わえる。
    本当はローストじゃなくグリルだったら、狂喜乱舞だったんだけど、まぁ、これも良し。アメリカのダイナーレストランで出てくるような料理で、それには大抵クランベリーソースなんかかかってる。あらあら、お供のジュースがピッタリ(笑)。



    それにしてもサイドのポレンタ。最近随分身近になって、しかも焼いたりするのが近頃流行り。
    けれどこれは昔ながらの煮たモノで、ポッテリしててザラッと舌に残る食感、なつかしい。若い頃はあんまり好きじゃなかったんだけど、最近、こういうポッテリ味のモノって嫌いじゃなくなった。
    サラダにバゲットがセットになって、1200円っていうのは決して高くないよなぁ…、って思ったりした。

    それにくらべて、一緒にいった友人がたのんだハンバーガーは1500円。
    ハンバーガーなんてファストフードの料理でしょ…、って言われたかつてじゃ考えられない価格設定。けれどテーブルひとつに必ずハンバーガーがやってくるほど人気の料理で、ビックリします。




    やってくると、大抵の人が納得するようなボリューム感。
    バンズにグリルオニオンのっけて、そこに分厚いパテを乗っける。オールビーフでズッシリ重たく、しかも炭の香りがおいしい。
    グリルベーコン。レタスにトマト、モツァレラチーズという組み合わせ。
    倒さぬように軽く片手で押しつぶしつつ、用意されてるペーパーバッグに放り込んだらあとはカプリとかぶりつくだけ。



    こんがりグリルされてるバンズがそっけない味。食感に特徴もなくて、つまりパテを邪魔せぬ味わい。
    肉汁ドバッとタイプじゃなくて、肉の旨味をしっかり肉そのものに閉じ込めたガッチリとした歯ごたえで、焦げた脂の香りが旨い。
    分けてもらった一口分で、十分気持ちが満たされるほど。
    サクサク揚がったフレンチフライもおいしくて、でももし、このパテをお皿にのせて野菜と一緒に「ハンバーグです」って提供したら、一体いくらの値段がつくのって思ったりもする。
    食べるモノにも流行り廃りはあるんだよね…、と納得しました。昼のコト。


    関連ランキング:カフェ | 新宿三丁目駅新宿御苑前駅新宿駅

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    新宿で昼…、王ろじに来る。創業大正10年。ずっとココでとんかつ専門店を営んでいる、まさに「路地の王様」的なる老舗のひとつ。



    「昔ながらのあたらしい味」と看板に書いてあるのを、初めて本日発見す。ずっとこの前を通ってるんだけど気づかなかったコトをいささか恥じる今日。
    それにしてもこのキャッチフレーズ。
    たしかに、ココの商品は100年以上経った今も他に類をみない新しさ。創業した当初はもっと新しく受け取られていたのでしょうネ。時代を超えてみずみずしさを失わぬ、いぶし銀のようなお店を上手く表現しているなぁ…、って感心します。



    ここスタイルが独特なカツカレーのような「とん丼」っていうのがココの名物でオキニイリにて、今日もほとんどの人がそれをたのんでる。
    けれど今日は食べたいモノがひとつあり、それが「とんサンドイッチ」という、つまりかつサンドなのだけど、それをたのんでしばらく待ちます。
    厨房の中からカラコロ、油の中でパン粉が爆ぜる音がして、20分ほども待ちましたか。ザクザク、カツが来られる音がして、これ出来上がる。



    ドッシリとしたステンレスのお皿がまずはレトロでステキ。
    分厚いカツにふっかりとした食パンに、千切りキャベツに薄切りキュウリ。カツにはソースをまとわせてパンは焼かずにそのまま使う。
    熱々のカツの蒸気がパンを中から蒸らすようにするんでしょうネ…、ちょっとペットリした食感になり、肉まんの生地のような風合いになる。
    ザクザク、固めに揚がったパン粉とシットリとしたパンが一緒に口に入って、そのどちらもがおいしく感じる。キャベツが徐々にしんなりし、キュウリの緑の香りとみずみずしさが口の中をサッパリさせる。この独特にウットリします。



    最近のとんかつは肉のふっくら、やわらかさを一生懸命追求するけど、がっしりとした肉の歯ごたえたのしめるこういうカツもときには旨い。
    それと一緒に豚汁たのむ。
    サンドイッチに豚汁っていう、この組み合わせが大正モダンを感じさせ、そもそもココの豚汁の炒めたベーコンが出す旨味、風味が洋風で、だからサンドイッチのパンにも決してあわなくはない。
    最初は汁だけフーフー飲んで、最後に具材をタップリ残してハフハフ食べる。夜なら最初にビールをもらい、サンドイッチを半分ほど食べ、それから豚汁って順番で食べるんだけど…、と、午後の仕事を思いつつ悩ましくなる。さぁ、移動。


    関連ランキング:とんかつ | 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅

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    串揚げを食べつつ気になるお店の話。新宿御苑の近くにあってクラフトビールを扱うたのしいお店らしい…、と。それで行ってみようと、はしごをします。



    新宿二丁目と新宿御苑のちょうど真ん中。ビジネスホテルの一階にある。
    「ベクタービア」って名前のお店。
    一年ほど前まで「デリ」っていうインドカレーのお店があった。丁寧な商品づくりで好きだったんだけど閉店。それからずっと空き家になっていた。
    どんなお店になってるんだろう…、って思ってきたらこれがスゴいにぎわいで、テラスでパーティーする人までもがいる状況。お店の中は満席で、ちょうど入れ替わりのタイミングにてテーブルひとつもらって座る。



    厨房の前にカウンター。そこに10本のビールのノズルが突き出していて、ワンボックスの開放的な作りのホール。照明明るく、お店の人も笑顔明るいいい感じ。
    クラフトビールを三種類。好きに選んで飲み比べするテイスティングメニューがあって、黒いの、白いの、明るい色のと性格異なる3つを選んでグビリ。
    大手メーカーが作るビールと違ってそれぞれ個性的。
    つまみがなくてもビールだけでもなんだか気持ちが満足しちゃう。
    一緒にワインをたのんでゴクリ。こんな気軽な店なのにアイスバケットに氷をタップリ詰め込んでワインと一緒にやってくる。
    こういうコトをされちゃうと、お酒をもっと飲みたくなるじゃん…、ってウレシイ悲鳴でグビリゴクリとゴキゲンに!



    お通しですとやってきたのが貝のワイン蒸し。
    油を使わず作ったモノで、タップリ作っておいといたのでしょう…、冷たく、けれどその分、貝の中に旨味が戻って酒の肴になかなかによい。
    ビールのお供にはやっぱりオニオンリングでしょう…、とたのんでみると、バリッと衣が香ばしく食べ始めると止まらぬゴチソウ。
    いいなぁ…、この店。料理も店もサービスも、すべてが酒をおいしく飲めるように出来上がってるような気がする。



    料理のメインは牛たん料理。スモークだったりリエットだったり、タンを使った料理をあれこれ豊富に揃えてオモシロイ。
    あれもこれもとたのみたいとこ、目につく料理をいくつかたのむ。
    まずは「ベロ大根」という煮込みの料理。タンと大根をコトコト、ブイヨンと共に煮込んだモノで、洋風おでんのような味わい。
    スープがおいしく、お腹もしっかりあったまる。
    タンのグリルは焼肉屋風でも仙台風でもなくまるで、ハラミを塊で焼いて切り分け食べるがごとく、塊で焼き削ぎきったモノ。ワサビをタップリのっけて食べるとタンの旨味と甘味が引き立つ。サイドについた白菜、パプリカの浅漬ピクルスがこれまたおいしく、油で疲れた舌をサッパリしてくれる。



    〆のパスタも牛たん料理。牛たんを細かく叩いてミートソースのようにして、茹でたばかりのパスタとあえる。
    つまり牛たんボロネーゼ。
    ドッシリとした味わいで、胡椒や粉チーズもこれでもかってふんだんに。〆でもあるけれど、これ食べながらワインが足りなくなっちゃって、結局一本追加した。
    フラッとひとりでやってきて、カウンターでのんびりするのもよさそうで、また来なくちゃ…、って思ったりした。オキニイリ。


    関連ランキング:ビアバー | 新宿御苑前駅新宿三丁目駅東新宿駅

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    新宿三丁目の路地の「王ろじ」。



    人通りの多い伊勢丹前からちょっと入った路地にあり、王様のごとき風貌とずっと同じ料理でもてなす、老舗飲食店の王道をいく営業ぶりがまさに「王ろじ」。
    大きくはない。目立つわけでも、派手でもなくて、けれどずっと続いているというのが飲食店では一番スゴいことなのでしょう。
    ピークの時間も過ぎた頃合い…、お店の中の空気がおだやか。のんびりできるのがこういう街の飲食店では一番贅沢。オキニイリ。

    いつもココにくるとたのむのが、この料理。



    「豚丼」とかいて「とんどん」と読む、ここの名物。メニューの料理の名前の下には「カツカレー」と但し書きがかかれてて、ご飯にカレーにとんかつというたしかにカツカレーではあるのだけれど、とても独特。
    まずお皿じゃなくて丼でやってくるというのが独特。
    しかもカツの上にはソースがタラリとかかる。とんかつ定食にカレーソースを追加でつけて、スプーンですくって食べてるみたいな独特で、しかも衣がガリガリ、丈夫で肉も脂をほとんど持たぬ豚肉も歯ごたえとてもたくましい。



    独特なのは料理だけじゃなく、実は食器もオリジナル。
    丼状の白いボウルに、同じ素材の下皿がついてくるようにみえるのだけど、ボウルの部分を指で摘んで持ち上げると、下のお皿まで一緒について持ち上がる。
    上と下とがつながって焼きあがっている器なんです。
    ずっと昔からこのスタイルで、何度か細かいところのデザインが変わったけれどボウルとお皿はいつも変わらずくっついている。
    たのしいこだわり…、ボクは好き。



    とてもやさしい味のカレーで、辛さは穏やか、旨味もほどよくとんかつソースをかけて一緒に味わうとおいしくなるようにできているのが、あくまでとんかつが主役の料理でありたいっていう身の程しったステキなところ。
    一緒に豚汁を必ずたのむ。
    だって、ココの豚汁もとても独特…、注文してからベーコンと玉ねぎ炒めてそこにスープと豆腐と椎茸。クツクツ煮立てて甘めの麦味噌を加えてとかす。
    ベーコンの脂が汁の上を蓋してずっと熱々。
    玉ねぎがスベスベしかも焦げた甘い香りがしてくる…、具材たっぷり。それで十分ご飯がおいしく食べられそうなオゴチソウ。


    関連ランキング:とんかつ | 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅

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    リムジンバスにのって羽田から新宿につく。
    打ち合わせをしていた友人をポール・バセットに訪ねてそれから遅めの昼食。野村ビルの地下にある「ハシヤ」というスパゲティーの専門店にくる。



    オフィスビルの地下食道街。時間は2時をほんのちょっとだけ過ぎた時間で、なのに満席。あいたばかりのテーブルに案内されて、食事とします。
    人気のお店が多いビルではあるのだけれど、中でもココとひとつ上のフロアーにあるサルバトーレのバフェが双璧。どちらもパスタがらみというのがオモシロイ。
    それにしてもお店の中にコックコートの調理人が何人いるんだろう。
    40席ほどのお店に対して、料理を作っている人が5人で、それにサービス係が1人いるから、お客様7人に1人という豪勢に感心します。



    大きなうどんを茹でるような釜でクツクツ茹でられた麺をザザッと竹製のザルで取り上げ、それを中華鍋で炒めあげたり、ソースを和えたり。
    イタリア料理のお店というより、中国料理の厨房作業のような感じがするのがここ独特で、その独特な調理を経てであがってくるスパゲティーもこれまた独特。

    醤油ソースのミックスというパスタはまるで壁の穴の「若者のアイドル」って名物パスタのような出来栄え。野菜とベーコン、ソーセージをガーリック醤油とバターで炒めて仕上げたちょっと焼きそばみたいな出来上がり。
    ムッチリとした麺の食感、焦げた醤油の香りが旨い。
    アサリときのこをクリームソースで炒め煮をして仕上げたパスタもコッテリ旨い。



    とは言えココで一番の名物パスタは「タラコウニイカ」。
    たらことウニをペースト状によく練って、イカそうめんと一緒に麺とあえて仕上げる。木製のサラダボールの中で仕上げて、そのまま提供するスタイルは、まさにかつての壁の穴。
    辛口に仕上げてもらうと、ビリッと辛くてまるで明太子みたいな味になるのもたのしい。フォークでクルンと巻くとキレイにまとまって、モッタリとした麺が口の中で暴れる、なんとたのしいオゴチソウ。お腹がたのしく満たされる。


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    食事を終えて、お茶を飲みつつ情報交換…、新宿西口の「スカラ座」に来る。
    喫茶店が飲食業の花形業態だった時代の名残なんでしょう…、お店の中にはステンドグラス。フッカリとした赤いビロードのソファに白いカバーがかかり、ボックスマッチに灰皿などもロゴの入ったオリジナル。



    レモンスカッシュやアイスココアと一緒にやってくる、コースター代わりの白い布にも、お店の名前を刺繍でかいてる。しかも糊がパリッときいてて几帳面に折りたままれてる。今の日本が忘れてしまった、丁寧だとか上等だとかがココには普通に生き残ってる。
    好きなお店でございます。
    レモンを搾ってソーダで割った生々しくてみずみずしい。酸味も鮮やか。体がキリッとリフレッシュする。オゴチソウ。


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