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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    映画を観ました…、「乾き」っていう役所広司が主演の映画。



    疾走した娘の消息を探しているうちに、どんどん彼女の実体が明らかになっていくというサスペンス仕立ての物語なんだけど、まぁ、スゴい。
    冒頭数分は、暗い・粗い・カメラが動くと何がどうなってるのかわからず、けれどとんでもないことが起こり始めたと思って体が身構える。
    そのうち、この人、タランティーノをやりたいのか?って思いながら、必死に話についてくと、もうグイグイとひっぱりこまれる。
    最後は「とてつもないものを見ちゃったぞ」…、と。



    万人に勧められる映画ではない。
    人それぞれに見方、感じ方は違うだろうし、なにより痛い!
    骨が砕けて血が飛び散るような映画であります。でも観てほしい。描かれているのが無軌道ないまどきの高校生のコトだからって、学生1000円キャンペーンなんぞとわけのわかんないことをやっているけど、本当は「学生を子供に持ってるおとうさん、おかぁさん」を1000円にしてあげるべき。もう立ち上がれないくらいやられちゃうだろうって思います。



    キャスト一人ひとりがいい演技をしています。
    妻夫木くんの軽薄なること悪魔のごとし。オダギリジョーって実はすんごいかっこいいんだというコトがわかったり。
    役所広司の演技はまさに無名塾的。なによりびっくりしたのが、「中谷美紀はすっぴんでも美人」だというコトでした。オキニイリ。

    ところでこれを観た劇場…、最近オキニイリのトーホーシネマズ日本橋なんだけどつくづくいい映画館だと感心します。



    駅から近い。商業施設の3階部分がロビーフロアで、だから入店・退店の動線も短くすんでとても快適。
    シートもユッタリ、特に昨日はTCXというこの映画館ように最適化された大スクリーンの劇場で圧倒的な臨場感でたのしめた。
    ただこのスクリーン。
    プレミアムシートが用意されているんだけれど、これがカップルの仲を引き裂くがごときとぼけた構造で、わかっちゃないな…、と思ったりした。



    最近流行りのビジネスクラスのボックスシートも同じ構造で、シートとシートの間に壁が作られている。
    映画に集中できるようにというコトなんだろうけど、映画にお金を払う人ってデートで使うというシチュエーションにある人たちに違いなく、にもかかわらずこんなシートじゃ、顔も見えなきゃ、手もつなげない。
    そのプレミアムシートの後ろの席で観てたんだけど、ときおり体を前に乗り出し互いに気遣うかわいそうな恋人たちがあちらこちらに…、あぁ、バカみたい(笑)。
    そもそもレストランだって個室は嫌いで、なぜなら、多くの人が集まる場所で何かをするということは、集まっている人の反応をブースターにしてたのしむというコト。映画なんてその最たるもので、他の人たちと一緒になって驚き哀しみ、感動するからこそ、映画館という装置の価値が活きるワケです。
    一緒に観にきた愛する人の反応すらも見えないような特別席。手もつなげないようなシートを高く売ってやろうという魂胆が、ボクにはどうにもわからない。

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    ランチを近所の峨眉山で。雨の合間の晴れ間を使って、散歩ついでにやってくる。



    ご近所さんに愛されている店なんでしょう…、ホールの仕切り女主人とお客様とがおひさしぶりで、お元気でした?と会話をかわす。
    長い間、ここでやっている。
    長い間、そのやり方をほとんど変えず、料理も頑固なほどにずっと同じ料理にこだわっている。しかも担々麺や麻婆豆腐が名物で、かつて四川料理が珍しかった頃からずっと根気よく。だからそういう料理の味の基準がこの店のモノと、そういう人が結構多くいらっしゃるんでしょう。いいお店。



    ランチは気軽でどの商品も950円。麺やご飯物、それに定食が多彩に揃う。
    特に日替わりで肉や海鮮料理がそろって、今日は牛肉。
    旨味スープの中でグイグイ肉を揉み、味を中に入れた赤身を油通しでふっくら下ごしらえしたものを、セロリやしめじ、ピーマン、キャベツと一緒に炒める。
    オイスターソースの風味と甘味を、仕上げに使ったお酢でキリッとひきしめて、今の季節のお腹にウレシイ。食欲増進的なる一品。
    ご飯にスープ、ほうれん草のおひたしがつき、細切り大根を醤油につけたカリコリとした漬物までもがオゴチソウ。



    名物料理の担々麺。辛さを自由に選べる仕組みで、今日はビリリと激辛にする。
    中国スパイスがほんのすこしだけ漢方薬的香りを発する、辛味調味料をタップリのっけて、そこだけ黒く色が変わっているスープ。
    ドッシリ辛くて、けれどサラッとしたスープにてスッキリ後味軽いのがいい。
    細くストレートな卵麺が、スルリスルリと喉からお腹に向かっていって、じんわり体が汗をかく。
    辛さだけではないのでしょう…、スープの中の香辛料が体の代謝を高めてくれてそれで汗がにじんででてくる。体がよろこぶありがたさ。



    担々麺にはチャーハンがつく。
    茶碗一杯分ほどのほどよき量で、今日はそれがカレーチャーハン。仕上げにカレー粉をまとわせたもので、それがホロホロ。唾液を奪って口の中が乾いてくるのがオモシロく、そこにゴクリと担々麺のスープを飲むと、異なる辛さのダブル効果でドッシリとした味わいになる。
    追加でたのんだ五目焼きそばの麺がザクザク歯切れる食感。細い癖してコシがありそれにあんかけが絡んでムチュンと舌にからんでなくなる食感。あぁ、あんの甘味に脂の風味も絶妙で、唸ってしまう。オキニイリ。


    関連ランキング:四川料理 | 四谷三丁目駅曙橋駅新宿御苑前駅

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    今、オキニイリの炭酸飲料…、「スパイラルグレープ」っていうグレープ味のシリーズで、ゴールデンとレッドがあってどっちもおいしく、中でもレッド。



    へんてこりんな味がする。
    基本的にはブドウの味で、なのに途中からちょっと不思議なフレーバー。ハーブの香りとメーカーは言ってるんだけど、スパイシーでルートビアのような風合い。
    グレープ味のドクターペッパーみたいな感じって言えばいいかなぁ…。
    口コミ的には賛否両論あるみたいなんだけど、ボクは好き。
    なによりきめ細やかで持続する泡がおいしく甘みがペトッとしてないところが気持ちよく、これからの夏にゴクゴク飲めそう、オキニイリ。

    日曜日です…、朝パスタ。冷たいパスタがおいしい季節で今日は生のフェットチーネを使って作る。ほうれん草をねりこんだ緑色のと普通の色の。指定時間の二倍の長さでじっくり茹でて、冷たい水でキリッとしめる。



    具材のメインはホタテの柱。
    深鍋にいれ表面だけを軽く焼き上げ、中はレアの状態にする。鍋にホタテのおいしい汁がこびりついて軽く焦げてる。そこに野菜の出汁をいれ、旨味を溶かして冷蔵庫に入れ冷やしとく。
    アスパラガスを固めに茹でて、それと小さなトマトを半切り。オリーブオイルと一緒に揉んで、ルッコラくわえて、パスタと一緒に揉んで味を染み込ます。タバスコ少々。お皿にうつして出来上がり。
    平打のフェットチーネがペロペロ、口の中で暴れてそこにホタテのなめらかさ。コツコツ、アスパラガスが壊れて口にちらかっていく。トマトの酸味と甘味が味をひとつにまとめて、明るい朝がやってくる。

    ところで昨日、DVDで映画を一本。「風立ちぬ」。



    宮﨑駿監督の最後の監督作品になるかもしれない長編アニメ。
    ジブリの作品は「ハウルの動く城」以来、観ていない。作をどんなに重ねても、同じモティーフ、同じキャラクター。題材が変わってもどこかで観たような既視感溢れるワンパターン。
    それがジブリ流だと言われれば、そうと納得せねばならない。
    いい作品である前に、ジブリであって、ジブリが作るものはいいんだという、そんな風潮がちょっと嫌いで、観ていなかった。



    この作品をみて、なるほどボクがジブリ的と思っていたのは、宮﨑駿的の間違いだったんだ…、と反省をした。
    この人は、飛ぶ道具としての飛行機を構成しているメカを描きたくてしょうがない人だったんだなぁ…。そのメカオタクな部分とロリコン的なリビドーが一緒になってできた映画がたまたまあたって、それで映画を作らなくちゃいけなくなった。
    映画にするというコトは自分が描きたくないものも描かなくちゃいけないってコトで、そんなコトは嫌になったというコトなんでしょう。



    生きていくとは切ないコトで、自分が好きなコトではないこともしなくちゃいけない。好きなコトと得意なコトが違ってたりすると、また面倒なコトになり、例えば平和主義者の自分が一番描きたいものが武器や戦闘機。しかもそれが得意で褒められたりする人生って、一体、本当にシアワセなのか?って思ったりした。
    映画における主人公も、戦闘機を作るつもりじゃないのに作る。それを使った人の責任と、作った人の責任のどちらが深くて重たいんだろう…、って見ているうちに気持ちが沈む映画でござった。それはそれ。

    拍手[3回]

    そして夜…、日本橋界隈で野暮用を終え、家に帰る途中で一杯!
    京橋の地下鉄の駅改札からつながっている東京スクエアガーデンっていうオフィスビルの地下にあるレストランフロアの中の一軒。
    ぶーみんヴィノムという店にくる。



    豚肉料理とワインを気軽にたのしめる店。ランチに一度来たことがあり、機会があれば夜にも来なくちゃと思ってた。
    ほどよく上等なワインを一本。それに合わせて料理をあれこれ。
    キッチンの前のテーブルもらって、キビキビそこで料理ができる様子をみながらまずは乾杯。
    アミューズ代わりにキャベツが来ました。軽く蒸焼きしたシャキシャキ食感たのしいキャベツがペペロンチーノ味に仕上る。ピンクペッパーの香りと風味が鮮やかでキャベツの甘味も鮮烈でよい。



    オレンジのみずみずしさと一緒に味わうキャロットラペもシッカリとした味わいでワインがすすむ。
    そもそもココの料理はどれも、ワインがおいしいようにできてる。
    塩の加減がいいのですね。これ以上、使うと塩辛くなってしまうギリギリのとこまで使って、しかもスパイス使いも上手。
    フレンチフライなんて、揚がり具合もサクッと見事で食べ始めると止まらない。

    それから豚肉使った前菜料理の盛り合わせ。



    豚のリエット。ネットリとした脂の旨味がカリカリに焼いたバゲットの前歯で砕ける食感と混じりあって口いっぱいに広がっていく。
    ブータンノワールはデミグラスソースを固めたような味わい。
    豚のテリーヌは、コッテリとした内臓臭が鼻から抜けて、ワインをねだる力強さにウットリします。
    生ハムだとかサラミだとかをつまみにしながら、オリーブの実の酢漬けで口をサッパリさせる。そしてメインのトンテキがくる。



    分厚い豚肉。脂のほどよくのったところをこんがり焼いて、切り分けたモノ。
    その断面には脂がにじんで、テカテカ光る。焼いてしばらく休ませて、肉の旨味を中にシッカリ閉じ込めたからなんでしょう…、ナイフを当てた手に伝わってくる感触は、カチッとしていてたくましい。
    これも塩の風味がしっかり、肉の旨味をひきたてて、噛むとムッチリ。繊維と脂が歯茎にからみついて味わい肉感的。
    水菜に豆苗をサイドにつけて、グリーンペパーの緑の風味も豚の甘みを引き立て旨い。考えてみれば昼も豚。夜も豚です、豚になる(笑)。


    関連ランキング:ワインバー | 京橋駅銀座一丁目駅宝町駅

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    昼を銀座で…。高速道路の高架下を使った商業施設のインズ。その地下一階にある「いちにぃさん」というお店。



    通りに面しているわけでなく、商業施設そのものも地味でだからこのお店の存在というのは知らない人にはほぼわからない。お店の入り口も入りやすいとは言えぬ重厚。気軽に入れるって感じじゃないのに中に入るとかなりのにぎわい。
    ちょっと上等なお店にあって、メインのお客様といえば女性客。
    ココもその例外ではなく、女性を中心としたお客様。年齢も幅広く、みんなニコニコ、背筋を伸ばしてシャンとしている。



    鹿児島出身のチェーン店。六白黒豚をそばつゆでたのしむしゃぶしゃぶを売り物にして人気を博したお店であります。
    そのランチ…、豚肉を使った料理と蕎麦が売り物。
    まずは豚足のから揚げと、小さな汁蕎麦をもらってお腹の準備をします。
    ムチュンと歯茎にこびりつくようなゼラチン質で、ビールをグビリとたのしみながら、断面正方形の細い蕎麦。かつお節のきいた甘めの汁に使って、コシをなくしていながらも、バサバサ歯切れるハリのある麺の食感味わう。

    食事のお供に付き合ってくれた友人たのんだかつ丼がくる。



    黒豚ロースを使ってパリッと揚げたとんかつを軽く出汁をくぐらせ煮込み、出汁でふっくら仕上げた玉子はご飯の上にベッドのごとく横たわる。玉子で閉じるのではなくて、カツはカツ、玉子は玉子というスタイルで、だからパン粉がカサカサ。
    揚がったままの香ばしさを、感じさせてくれるのがいい。
    豚のロースは脂が旨い。
    身質もしっかりしていて旨味が強い。甘めのタレに負けぬおいしさ。元気味。

    そしてボクの昼の定食。野菜せいろ蒸しがメインのここの名物料理。



    長方形の蒸籠の中にギッシリ具材。
    豚バラ肉にかぼちゃにニンジン、しいたけ、しめじ。キャベツにそれからさつまいも。それらの下にはモヤシとくずきりが敷き詰められてて、見た目以上にボリュームタップリ。
    甘く仕上げた九州味の玉子焼きに、黒酢で風味をつけた出汁。
    このつけ汁がキリッと酸っぱく、甘くて旨い。今日はこのタレを味わいたくて来たようなもの…、オキニイリ。



    蒸し料理だから素材を並べて蒸し器に入れれば出来上がる。とは言えひとつひとつの素材をおいしく食べられるよう、しっかり下ごしらえしているところがこの店ならでは。
    例えばキャベツ。一旦茹でて扱いやすいようにしたのを、クルンと丸めて長方形にまとめているから食べやすく、しかもキャベツの葉っぱが層をなし、クシャッと歯ごたえたのしいのがいい。
    これに甘くて酸っぱい蒸し寿司と、甘い麦味噌の旨味ドッシリした豚汁がついて今日のひと揃え。鹿児島味でお腹を満たして、気持ちやわらか。さぁ、移動。


    関連ランキング:豚しゃぶ | 有楽町駅銀座駅銀座一丁目駅

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