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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    朝、筑西市にあるホテルで朝食。



    先月も泊まって朝をとった。多分、これから定期的に来て泊まることになるのだろうけど、この朝ご飯を食べられると思うとなんだかたのしくなる。
    チェックインするときに和食か洋食かを選ぶというシステムで、初めて泊まった時どちらにしようかと悩んで結局、和食を選び、その品質の高さにビックリ。
    最近、ホテルの朝食は、料理人が作らぬ料理を並べたモノが当たり前になってきていて、けれどここのはひとつひとつがシッカリとした料理になってる。



    それも毎日、変わるのでしょう…、今日のメインは分厚い焼き鮭。
    煮物は飛龍頭と手作りの練り物、くるんと結んだしらたきと今日は立秋…、もみじの形の生麩を飾る。野菜がブロッコリと洋野菜なところがちょっとオモシロイ。
    キュウリとミョウガの酢の物が、スキッとしていて朝のお腹を目醒せる。
    汁の中にあさりがタップリ。
    味噌の風味と貝の旨さがあいまって、ごちそう感をかりたてる。



    小さな梅干しをご飯の上にのせてハフリと。お腹の中にスッキリとした酸味と旨味が広がって、朝の食欲。
    立秋とはいえ朝から暑い夏の一日。ウリの漬物がヒヤッと体をさましてくれる。
    昔、ウリの漬物がずっと嫌いでところが5年ほど前。そのおいしさに突然開眼。歳をとると食欲かわるというけれど、かつては匂いを嗅ぐのも嫌なモノがこうしておいしく感じる。



    オモシロイなぁ…、そういえば先日、某所でインタビューを受け撮ってもらった画像をみせてもらうとかなりの白髪おじさん。自分ではそんなに白いと思ってなかった胸毛までもが真っ白で、なんだかビックリ。
    とは言え、歳をとってもダメなものはダメ。
    鮭の皮は食べようとすら思えぬ苦手な食べ物で、キレイに残して、さぁ、仕事。

    移動の前にちょっとお茶。電車の前の時間を潰す。



    スタバを使うのがひさしぶり。それですんなり、飲みたいモノが出てこない。
    「アイストールヘーゼルナッツダブルラテ」…、ってな感じでかつてはスラスラ言えて、今日はぽつりぽつりとたどたどしい。
    スターバックスって「習慣」なんだなぁ。
    そもそも使い勝手が悪くできてて、けれどそれを使い込むと使いこなせるようになってくたのしさが、ここ最大の売り物なんだと思ったりする。
    ちょっとビターで、でも甘やかなこの飲み物のごとしでござる。さぁ、移動。

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    午前中からたのしい会議…、それでランチを会議弁当。



    お客様に自分たちがやっている一生懸命のあれこれを、正しく伝えるためにはどんな工夫をすればいいのかと、そんな話をしながら食べるお弁当はなんかおいしい。
    料亭仕込みの出汁巻き玉子やあさりの入ったおひたしなどの、ゴチソウ料理もありはするけど、メインは揚げ物。
    竹輪の磯辺揚げや寿司になるような魚のフライ。鶏のから揚げとご飯がモリモリ食べられる。なによりキレイに包丁入れた赤ウィンナさんが目においしくて、炊きたてご飯がほかほかお腹をあっためる。

    夕方近くにグイグイ移動…、関東平野の上側を北西に向けて車で走り、宇都宮近くの「一力」というラーメン店に腰おちつける。



    実はココに辿り着く前、最近、勢いがあるというつけ麺の店に立ち寄って視察をしたけど、ココロ凍った。
    小さな子供まじりのファミリー。大盛りラーメンを親がたのんで、それを子供と分けあい食べる。脂まみれでニンニクまみれ。決して消化に良いとは思えぬ太くてゴリゴリしたつけ麺を子供に与えて平気な人たち。
    大人2人の4人家族で、一杯600円のつけ麺2杯。都合1200円で4人のお腹が満たされて賢くみえるけど、なんと貧しくエゴイスティック。かつて一杯のかけそばを親子で分け合う美談があった。いまじゃぁ、そんなこと、美談でもなく当たり前という、日本の今を呪う気持ちになりました。



    後味悪いつけ麺食べて、後味悪い景色まで見て冷めたココロを温めなくちゃと、それでこの店。
    当たり前のコトが当たり前である当たり前の店。
    笑顔の従業員が笑顔で働き、明るく清潔な椅子やテーブルが置かれてて、冷たい水に氷がタップリ浮いている。
    つけ麺たのむと、丼の中に麺がタップリ。上に叉焼、メンマに煮卵、ほうれん草と具材も豊富にやってくる。
    甘い脂が浮いたスープがポッテリ、麺に絡んでお腹にやってくる。



    名物料理は塩ラーメンで、はじめて食べてみたのだけれど、普通のスッキリとした塩のスープとは違った味わい。これもポッテリ。脂混じりでけれどスキッと後味が良い。
    大きな叉焼が熱々スープに浸かると透き通ってくる。それがプルンととろけるようで、二度目の夜のお腹にもやさしくスルンとおさまるゴチソウ。

    行儀を知らない若い人たちが、自分の不作法を恥じなくてすむ、心配りのない店のコトを「職人気質の粋な店」と勘違いする人たちがいる。
    そういう人は教育が行き届いた店のコトを「チェーンストアのようだ」と言っておいしくないんじゃないかと思う。それは大きな勘違い。
    どんなコトがあってもボクは、礼儀を知った店が好き。


    関連ランキング:ラーメン | 西川田駅

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    さて朝ご飯。ホテルのバフェであれこれ選ぶ。



    グリルソーセージにスクランブルエッグ、イワシの梅煮に野菜のサラダと朝食用の料理としては、最小限にして必要十分。
    なにより玉子。
    つややかにしてなめらかで、トロンとしていてけれど生っぽくはなくしっかり熱が入ったモノで、ウットリながめて、ウットリ食べる。
    塩の旨みもしっかりしてて、ケチャップいらずのオゴチソウ。
    一番奥のガラスの鉢に入っているのは枝豆豆腐。枝豆独特のちょっとひねたような香りが独特。ツルンと喉をかけおちる。



    漬物コーナーっていうのがあって、そこにラッキョウ。こりゃ、食べなくちゃと朝から血液サラサラにする。
    カリッと齧ってクチュッと潰れる、スベスベとした食感もいい。
    アド街ック天国で紹介されましたという「杉本納豆」。秘密のケンミンSHOWが登場するまで、ご当地モノの紹介番組としてのアド街は無敵でござった。
    通常の発泡スチロール製のパックの中にほんの少々。通常量の半分くらいでありましょうか…、「旨いんだぞ」と言ってるみたいでそれで不思議とおいしく感じる。



    ご飯を少々。味噌汁、タップリ。
    味噌汁のお椀にマルコメ君のロゴが笑って、ニッコリします。
    ドリンクバーが用意されてて、けれどコーヒーだけは落としたてのをお出ししますからとうれしいサービス。



    コロンとまんまるなロールブレッドを半分に割り、トースターでコンガリと焼く。
    ちょっと強めの設定にして、割った部分を上にして。
    パンの中の水分が飛んでサックリ、歯ざわりがよく焦げた小麦の香りもおいしい。
    熱々のコーヒーの中に砂糖をタップリ。そこにトプリと浸して食べる。ポッテリとしたコーヒーまみれのパンがやさしく口を濡らしてお腹を満たす。
    今日も1日がんばりましょう…、と元気を出します。水曜日。

    見てると笑顔になっちゃう動画。アメリカのジョージア工科大学のキャンパスで戯れる生後6週間のコーギー6匹。



    うれしそうに走り回って、疲れたら寝る。コーギー犬の姿も文句なくかわいくてニコニコしながら見入っちゃう。
    …、のだけれど。
    この大学のキャンパスのうつくしいこと。そして学生たちが生活しているその空間の贅沢なコト。日本はまだまだ豊かにならなきゃいけないんだ…、と、そっちの方がかなり気になる。がんばろう。

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    つくばから関東平野の北側を、グイーンと西に一時間半。古河という街で打ち合わせをして、夜を「おかさと庵」という店。



    こじんまりとした落ち着いた店。畳の上に塗りのテーブル、椅子をおき居心地の良いのどかな空間で日本料理をあれやこれやと。
    生と黒生を半分づつミックスしたのがおいしんです…、と作ってもらうと、なめらかな泡。
    ポッテリ、喉をなでまわしつつ、ユックリ落ちてく黒ビール独特の喉越しと苦味と普通の生の旨みとスッキリとした切れ味がほどよく混じって、なかなか旨い。
    ビールのあてにとやってきた、イカの沖漬けと和牛のしぐれ煮も手作りの味でおいしくて、中でも沖漬け。柚子がタップリ入ってて、生臭みもなくビールの旨みが引き立つおいしさ。気に入った。



    お通しがわりにとやってきた、自家製豆腐。
    豆の香りが際立って、しかもむっちり。舌の上にドッシリのっかる存在感がまたおいしい。なにもつけずともおいしくて、評判がよくてランチタイムには、これを好きなだけ召し上がっていただけるサービスもはじめたんです…、と。
    お腹にたまらぬ美味しいモノを、好きなだけ食べられるのは、ご婦人方やシニアのお客様にうれしいコトでございましょう。
    なにより器…、まるで石をくりぬいたような存在感抜群の鉢の中で豆腐が居心地よさげで一層、おいしく見える。



    料理において「おいしく見える」ということはとても大切。
    例えばゆでガニ。この明るいオレンジ色と白のコントラストがそもそも食欲そそる見た目。それを装う器の縁に、金の蒔絵が描かれていて、それも食欲誘うゴチソウの一部に見える。
    料理に合わせて器をどんどん買っていくから、あっという間に厨房の中から器が溢れだし、収納上手になるんですよ…、と。なるほどそれもおもてなし。



    海をもたない地域だけに、刺身に対するあこがれがある。中でもマグロをこのむ地域で、それでここでは本マグロだけを使ってもてなす。
    少々高くなったとしても、納得できるモノがおいしい。
    それから岩牡蠣。
    ほどよき大きさで、箸でつまむとズッシリ重たく、腹がぷっくり膨れた見事な育ちっぷり。口に入れるとクチュッと潰れて、海の旨みがほとばしり出る。



    逆三角錐のまるで独楽のような形の器。
    これが最近、ご婦人向けに人気なんですと…、これが杯状の器を4段重ねたモノ。
    一番上には茹でたカニ。
    二段目には刺身がはいって、次に豆腐、一番下には野菜の煮物。次々、料理が顔を出すという趣向がたのしく料理もこうして盛り付けを変えるとまるで違ったモノに見えるのがまたオモシロイ。



    カニのほぐし身をマヨネーズであえ、それを芯にしたカニの太巻き。いろんな店で扱う最近の定番料理のひとつではある。
    けれどここのはキュウリの他にもレタスの葉っぱ。みずみずしさに爽やかさがカニの食感をひきたてて、だし巻き玉子がジュワッと口を潤すという、味のバランスがよくておいしい。
    甲羅の中に酢飯を詰めて、そこにカニのほぐし身カニ味噌をたっぷりのっけてオーブンに入れ焼き上げたモノ。焼かれたコトでカニ味噌は香ばしくなり、酢飯の酸味が柔らかにもなる。沢山食べてお腹いっぱいなのにスイスイ、お腹に入る。
    オゴチソウさま…、また明日。

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    つくばに来ます…、たのしい仕事の打ち合わせをして、そしてランチにイタリア料理のお店を選ぶ。「アルゾーニ・イタリア」というお店。



    国際結婚でイギリスから日本にやってきて、つくばの地に落ち着いたある女性。縁があって家族づきあいまでさせていただくコトになり、彼女の夢…、イタリア料理のお店を経営したという夢の実現にも力をかさせていただいた。
    お店はできて、さぁ、これからというときに病気が理由で亡くなられ、なんて残念と思っていたら、息子さんが自分がシェフになっておかぁさんの夢をボクが叶えてあげると、単身、ロンドンに修行にでかけた。
    数年の努力ののちに著名な星つきレストランでスシェフを務めるまでになり、日本に戻りここでも修行。そして今年、やっとこの店の厨房に戻ってこられた。



    まだひ弱だった男の子が、眩しいほどの笑顔の立派な青年になった姿を見て、このおじさん。ウルッと来ました。
    これから彼が働きやすいよう、厨房や店をリノベーションして母子二代にわたる本当の夢を実現できる環境を整えなくちゃいけないワケです。
    こういうお店。こういう青年があるというのが何よりウレシイ。そんな昼。

    グラノパダーノチーズをお客様の目の前でシェイブして仕上げるシーザーサラダを食べつつ、未来のコトをあれやこれやと話し合う。



    今はまだ、彼がロンドンや東京の店で修行したコトを発揮するような環境にはなくピザとパスタがメインのお店。とは言えこういう料理でも、独創的と情熱を発揮しないと地方都市では成功できない。
    今日のおすすめピザは桜えびのピザ。
    生の桜えびをそのまま乗せて焼くのではなく、オーブンの中で乾煎りし、オリーブオイルでドレスしたのをのっけてパリッと焼き上げる。
    香りがおいしく、厨房からでてきたときにはまるでえびせんみたいな香り。こういう匂いって日本人が大好きなんだよネ…、っていいつつサクサク食べる。



    パスタはフレッシュのつぶ貝を使ったトマトソースで、オリーブオイルとガーリックの香りがガツンと男性的な仕上がりでした。
    小さなダイスに切ったトマトがタップリはいり、しかもそれと同じ大きさ、形に切ったパプリカが青い香りを口いっぱいに広げてくれる。ゴチソウです。



    ケーキ工房を別棟でもち、かつてはチーズもそこで自家製で作ってた。今では小さな菜園を持ち、店の前には立派な庭。
    つくばという街だからこそできる贅沢。
    いつかは東京に店を出したいという夢もある。けれど「東京のシェフが羨むような店にまずはなればいい」。だって新鮮な野菜や素材の真ん中にこうして立地しているお店。おいしいものができないはずはないんだよね、とそんな未来も語ってわらう。いい昼でした、夏の今日。


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