忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2025 . 06
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • カレンダー
    05 2025/06 07
    S M T W T F S
    1 2 3 4 5 6 7
    8 9 10 11 12 13 14
    15 16 17 18 19 20 21
    22 23 24 25 26 27 28
    29 30
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    仕事がらみの会食があり、「石器料理いしかわ」に来る。



    西新宿の超高層ビル街のちょっと手前のビルの地下。しっとりとした雰囲気のこじんまりした上等な店。
    従業員は男性だけで、しかも黒服。まるで高級クラブの黒服みたいな身のこなし方に姿で彼らが高級感を醸し出してる。接待なんかにはピッタリの場所。
    「石器料理」と店名についているのは石をくりぬいて作ったまるで石器のような器で料理を作ってくれるから。



    深めの器で作る鍋。浅い器で作る焼き物の2種類だけしかここにはなくて、夏にはさすがに石版料理の方が人気があるよう。ほとんどのテーブルには浅い器がセットされてた。
    けれどココの鍋は格別…、暑い夏こそ鍋で汗をかきましょうかと鍋にする。

    まずはお通し代わりの前菜料理。
    サティのように作った牛肉の醤油焼き。がっしりとした噛みごたえがおいしい料理で、開業当初からずっとこれは前菜に出る。茹でイカ、焼きナスと季節の料理の三点盛りで、お腹に空腹を思い出させるにふさわしき量。



    この前菜を食べてる間に、鍋のこしらえができていく。
    冷たいままの石器の中に油と生姜と赤唐辛子にニンニクを入れ、火をつけユックリあっためていく。香りが油に移ったところで、スープをはって醤油漬けにした牛バラ肉と玉ねぎ、クコの実を入れてクツクツ。
    油がスープの上を覆って、熱を閉じ込め鍋の温度があがってく。細かな泡がフツフツ底から浮き上がり、鍋いっぱいを覆って沸騰させていく。



    そこにまずはタラバの足を入れてサクッと茹でていく。
    石の器の遠赤効果もあるのでしょうネ…、ほっこりとして肉の身離れもよくてフルっと身がゆれる。
    スープの味が身の中に入るからなんでしょう…、何もつけずともカニはおいしくなによりフックラとした食感見事で味わい深い。
    それにしてもタラバの脚がモスラのように見えて笑った。

    鍋の中には次々、どっさり具が入る。



    エビにしらたき、ワカメに豆腐。分厚いしいたけ、白菜、ニンジン、カニのほぐし身で作った団子。干しエビ混じりのエビのすり身を巻いたワンタンと、具だくさんで味わい豊富。
    なによりあくをとったり火加減したりと世話を焼いてくれるスタッフの、姿凛々しくもてなされてるって感じがするのがウレシイところ。
    海鮮類や野菜をあらかた食べたところで、春菊、牛肉を泳がせ仕上げて総仕上げ。

    テーブルの上には薬味がズラリと並ぶ。



    刻んだネギにおろしたニンニク、すり生姜。自家製の中華スパイスで作った辛子味噌に塩に柚子胡椒。
    それらを醤油風味のタレに混ぜつつ味わい食べる。
    ザーサイや胡桃は食感かえる口休め的な存在で、自分で好きな味をあれこれ探りつつ、気づけば鍋の中は空っぽ。そして〆。



    ストレートの卵麺を鍋に投入。ひと煮立てさせ鍋の中のスープと一緒にお椀にもってラーメンとする。
    麺をキレイに折りたたむようにしてスープに泳がす、このうつくしさ。
    小麦の香りとちょっとムチムチした食感と、なによりスープのおいしいコト。今日食べたすべての食材の旨みが中に凝縮されて、ゴクゴクのめる程のおいしさ。
    残ったスープをおみやげに貰って帰りたくなるゴチソウ。

    ちなみにこの店…、ひさしぶり。6、7年ぶりじゃないかなぁ…、けれど一切かわりなく、揺るぎないほどの自信と安心感に満ち溢れている。変わらなくてもよいモノを手にしたお店はシアワセだなぁ…、と思って気持ちも満たされた。


    関連ランキング:ステーキ | 新宿駅都庁前駅新宿西口駅



    ところで本日、ムーミンの日だったんだそう。作者のトーベ・ヤンソンの誕生日が今日だからっていう理由で今日。
    日本でムーミンがテレビに登場したのが1969年。カルピスまんが劇場の実質上の最初のシリーズだったんだそう。なつかしい。
    それにちなんで、動画をひとつ。ちょっと変わったの選びます。



    トーベ・ヤンソンの毒を持った原作にこれはこれでピッタリじゃないかと思って選んで貼ってみました。
    パペット版。
    しかも全キャラクターを岸田今日子がアフレコしてる。良い子は見るとき注意してネ…、って感じがステキでオキニイリ。

    拍手[4回]

    PR
    赤坂見附に最近あんまり来てないなぁ…、とアカサカサカスでランチとす。オフィスタワーの地下の「海南鶏飯」選ぶ。



    シンガポール風のチキンライスが売り物の店で、それ以外にもシンガポールの料理が豊富に揃ってる。
    小さなお店ではあるけれど、厨房で鍋をふる人は中国系、サービスをする人はムスリムの女性なんでしょう…、民族衣装をまとってる。いろんな民族が集まってひとつの国を作り上げてるシンガポールらしい景色にワクワクします。

    何にしようかとちょっと迷った。それというのもホッケンミーがメニューにあってかつて表参道に専門店が一軒あって、かなり重宝していたんだけど、そこが閉店。
    長らく食べていたかった。
    けれどやっぱりココに来たらば海南チキンライス。



    しかもココには蒸しどりを揚げたフライドチキンライスがおいてあって、茹で鶏のブニョブニョした皮の食感が苦手なボクにはアリガタイ。
    初志貫徹で、それにする。
    丸いお盆にご飯にチキン、スープにそれから調味料と色とりどりのギッシリ感にお腹がグーッとなってくる。
    揚げた鶏はパリッとまずは歯ごたえがよく、中はフックラ。皮が見事に揚がっててブヨブヨせぬのがなによりおいしく、アリガタイ。薄切りきゅうりと一緒に食べると、パリッと歯切れてみずみずしさが口に広がる。あぁ、うまい!



    それにしてもチキンスープで炊いたご飯のおいしいこと。
    たまに海南鶏飯を食べたくなって困る理由は、多分、この炊き込みご飯を頭が覚えていてなんだなぁ…、って今日改めて思ったりした。
    パラパラ、食感軽やかで口に散らかり鶏の旨味とジャスミンライスの香りが独特、特徴的でまるでメインディッシュのようにふるまうたのしさ。
    焼いた油とネギを合わせたソースとチキンライスの相性がこれまたよくて、揚げたチキンがなくても十分、お腹をたのしく満たせるような気までしました。オキニイリ。


    関連ランキング:東南アジア料理(その他) | 赤坂駅赤坂見附駅溜池山王駅



    それから食後のコーヒー飲もうと、これまたひさしぶりにイリーを選ぶ。



    イタリア的なるエスプレッソの専門店。スターバックスがジャズだとしたら、ここはクラブミュージックとでもいいますか。スターバックスが朝だとしたら、ここは夜。
    クラブラウンジのバーカウンターのようなエスプレッソバーなんて、享楽的なるイタリア人ぐらいしか考えつかない装置じゃないか…、って思ったりする。
    エスプレッソをダブルショットにしてコンパナに。ホイップクリームをたっぷりのっけてやってくる。



    エスプレッソはビターで濃厚…、ポッテリとした喉越しで、それをホイップクリームが蓋するように覆ってる。
    スプーンをもらわず、最初はそのままホイップクリームとカップの内壁の隙間からすすりこむようにしてススッと味わう。
    クリームなんてそこに存在してないように最初はエスプレッソの華やかな味。
    そこに徐々にエスプレッソの熱さでとろけたクリームが混じってカプチーノみたいな味になってく。最後はラテで幕引きをする…、いろんな飲み物を一つのカップで一度に飲んで味わえる。得した感じで、さぁ、移動。


    関連ランキング:ダイニングバー | 赤坂駅赤坂見附駅溜池山王駅

    拍手[3回]

    さすがに今週は移動が激しく、ちょっと疲れた。体の疲れというよりも気持ちせわしく、それで自分を取り戻しましょうと朝からパスタを丁寧に。



    小さなトマトに茹でたエビ。フレッシュバジルにピーナツオイル。
    トマトは半割り、ピーナツオイルをタップリたらし塩をほどこし休ませる。エビは一旦、塩水つかってキレイに洗ってピーナツオイルとトマトの中に入れてグイグイ手でもみ味をなじませる。
    そこに茹でて冷ましたパスタ。再び揉んで、油と麺のでんぷん質でとろみがタプンとついてきたらば、お皿に盛って出来がり。
    冷たいパスタのゴジゴジとした食感と、海の旨みが口に広がる…、トマトの酸味と緑の香りが朝の体をめざました。

    ちょっと気になるお店が広尾にあって、のぞいてみたけどいささか不発。口直しにと、アイランドベジーってお店に来ます。



    広尾の駅前。ちょっと路地に入ったところの一軒家。
    ニューイングランド風とでもいいますか…、通りに面したところが全部フレンチ・ウィンドウになっていて、今の季節はお店の中にいてもまるでテラスでいるような開放的な造りがステキ。
    厨房にバナナがブランとぶら下がってる。それがなんだかアメリカ的な元気を感じてなんかたのしい。アイランドベジーって名前の通り、ベジタリアンなハンバーガーとアサイーボウルがメインの売り物。



    アサイーボウルをたのんで食べる。
    ブルーベリーにストロベリー、それにバナナをのっけてもらって、スマートにしてパワフルなヘルシーおやつをたのしむ所存。
    それにしてもアサイーボウルっていうこの料理。「港区料理」って感じがします。新宿であれ渋谷であれ、あるいは銀座のはずれにいても、アサイーボウルがあるお店って良くも悪くも港区的なイメージ、ブイブイ発散してる。おしゃれカフェの踏み絵的なる存在感と言ってもいいかもしれないですな(笑)。

    それにしてもここのアサイー…、渋いです。



    鉄分が多いフルーツというのが売りのアサイーの、特にここのは鉄分タップリなのでしょう。サビをなめてるみたいな感じで舌が震える。
    シャリシャリとした食感も、舌が一層、震える感じ。
    これが体に効くんだぞ…、と、食べてるうちに渋みがおいしさに変わってく。頭で味わう料理もあるんだと言い聞かせつつ、奥歯にはさまるグラノラに難儀しながら味わい食べる。体がシャキッとリセットされる。オキニイリ。

    ちなみにココが提携しているアサイーのグローバルブランド、サンバゾンの公式ビデオを貼っておきます。

    Sambazon Cafe Trailer from Sambazon on Vimeo.


    アサイーって、他の健康系の食品と違ってストリートカルチャーっぽい雰囲気がある。お行儀良さより、既存のカルチャーを笑い飛ばすようなほがらかさがあってだから多くの人の気持ちを惹きつけるのかなぁ…、って思ったりする。オモシロイ。


    関連ランキング:ハワイ料理 | 広尾駅

    拍手[3回]

    せわしないけど、日帰りの旅。東京へ向け新幹線で移動をします。



    さて、その前に…。大阪の蕎麦を食べておこうと美々卯にきます。
    かつては新大阪の駅の2回。新幹線の改札口のすぐ下にあるフロアーの、飲食店街の顔のような場所にお店を持っていた。
    けれど現在、そこはマヌケな改装中。
    代わりの場所をということなのでありましょう…、一階にあるヤサグレ感も満点な飲食フロアの隅っこにお店を移してほそぼそ営業。とは言えかなりの混雑具合で人に探してもらえる店はステキだなぁ…、としんみり思う。



    かやくそばが今日の〆。
    東京で言えば五目そば、あるいはおかめとでも言うのでしょうか…、具だくさん。
    しかも具材が関西風で、炊いた穴子に煮たニンジン。分厚いしいたけ、ほうれん草に湯葉に鶏肉、焼いた餅。
    どれも汁をタップリ吸い込み、旨み満点。ねっとりとした蕎麦と一緒に汁をすすると、出汁の旨みがほっこりしてて、柚子の香りも鮮やかで良い。
    普通の赤い七味じゃなくて、黒七味が常備されてるというのもちょっと贅沢で、お腹が芯からあったまる。

    新幹線に乗る前にスタバでコーヒー。タンブラーを買ってそれに入れてもらおうかと思案したけど、時間がせまって決心つかぬ。



    それで普通に、アイスドリップをもらおうと列に並んだ。
    そしたらお店のスタッフが、メニューを持って表にでてきて「ご注文はお決まりですか?」と。
    アイスドリップにヘーゼルナッツシロップいれて、氷は多めでお願いしたら、電車のお時間はお決まりですか?とまた質問。
    ええ、9時ちょうどのに乗るんですって言うとレシートに出発時間を書くではないの。そして一言…、十分時間はございますので、安心してお待ちくださいって。



    うーん、まいった。
    駅の中。しかも新幹線というほとんどの人が指定券を持って並んでいる店で、こういう配慮は当然といえば当然のコト。
    けれど新大阪のどんな店でもこんな気配りはしてないでしょう。
    例えばココの前に使った美々卯のような高級店でさえ、そんな配慮は微塵もなくて業態的にはファストフードと呼ばれるスタバが、こういう配慮を普通にしてる。
    天地逆転。
    だからスタバは人を集めるチェーンになったということなのでありましょう。

    大阪の街は台風気配の雨でござんす。



    新幹線の窓濡らす雨。
    そういえば、レセプションを終えて梅田の街に出る。そこは大雨。
    場所は阪急帝国のどまんなかで、そこから大阪駅に向かう途中の横断歩道にはことごとくと言っていいほど屋根がない。
    ありゃ、嫌がらせだね…、JRと阪急電鉄の大人の意地の張り合いで通行人に嫌な思いをさせてやれってコトなんでしょう。
    商業施設をタンと作る費用があれば、梅田の街のインフラ整備にちょっと余分にお金を出せばいいのになぁ…、って思ったりした。分からない(笑)。

    ところで今日は朝ご飯が炒飯で、昼ご飯が香港麺。それで移動のBGMをオリエンタルにと、ひさしぶりの「大地の歌」。



    「テノールとアルトとオーケストラのための交響曲」なる副題付きの楽曲で、脂の乗った時期のパヴァロッティ版を聞いてはみたけど、やっぱりマーラーは苦手でござった。
    感情起伏が激しくて、泣いたかと思うと急に起こり始める精神状態が不安定な酔っぱらい。しかも急に威張り散らしてふんぞり返る。知人にいたら嫌だなぁ…、って思いながら聞いてたら、学生時代に「グスタフくん」ってボクが名づけた奴がいたのを思い出す。
    まさにそいつが酔うと泣いたり怒ったり。手が付けられなくなるのでお前はグスタフ・マーラーの曲みたいだって、言ったんだよなぁって。
    あいつは今でも元気でしょうか…、ちょっと気になる。さぁ、東京。

    拍手[6回]

    そして今回の関西出張のメインイベント。「にぎわい寿司」という店のオープンレセプションにおよばれします。



    業態開発の段階からお手伝いをさせていただき、やっとのオープン。
    場所は阪急うめだのメンズ館。そのレストラン街の中の一店で、すぐ上のフロアーにあるシネコンからつながるエスカレーターを降りた真ん前。
    だからメンズ館の中の店舗ではあるけれど、女性が女性同士で気軽に寿司をたのしめるようと、配慮した店。



    特に若い女性が、今まで敬遠していた「カウンター」で寿司をたのしむコトができればいいんじゃないのと、小さいながら寿司カウンターをしつらえた。
    「私が初めてお好み寿司をカウンターで食べた店」って言ってもらえる環境を作ってみようと、それで大切にしたのがお店のスタッフ。
    若い女性が揃いました。
    しかも笑顔がステキで、元気な女性がニコニコしながら寿司をにぎって、注文をとる。女性もたのしく食事ができるに違いない。



    とは言え決して女々しくはなく、メニューは極力、普通の寿司屋を装った。
    寿司というのは変な創意工夫をすると、たちまちおいしさから逸脱しちゃう。日本人のココロの中には「あってほしい寿司」というイメージがあって、そこから外れてしまうと「新しい寿司」じゃなくて「へんてこりんな寿司」になっちゃう。
    と言っても、昔ながらの寿司ばかり売っていては「退屈な寿司」に成り下がってしまうワケです。
    このバランスがむつかしい。



    新しい寿司の一部をになうのが「ロール寿司」で、8種類ほど用意しました。
    にぎり寿司はできてすぐ味わわないと劣化する。
    けれどロール寿司なら、テーブルの上にしばらくあっても安心で、だからお酒をたのしむお供にいい料理。
    中でもマグロとアボカド、とびっこ散らしたこのロール。
    上にタップリ、わさびをのっけて大人仕様に仕上げた一皿。けれどマグロとアボカドの旨味や油分でわさびがツーンっとはしないのですね。
    わさびの風味とスッキリとした後味で、お酒がすすむ…、オモシロイ。



    カウンターだけでなくテーブル席も充実させて、だからお好み以外の寿司の盛り合わせも充実させた。
    しかも3貫、4貫、5貫とお腹の空き具合に合わせて選べる多彩な組み合わせ。例えばボクがたのんでみたのは、北海4貫という商品で、ズワイにウニ、いくらにホタテと北の素材がほどよく並ぶ。
    ちなみにロールはボクが勝手に乗っけました(笑)。
    今日のこの状態が完成品とはまだ言えず、メニューやサービスも含めてこれからブラッシュアップをしながらひとつの業態に仕上げましょうと思う今日。

    拍手[3回]

    前のページ 次のページ
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]