サカキノホトンブログ

サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ

2025 . 06

カレンダー

2025/06

S	M	T	W	T	F	S
1	2	3	4	5	6	7
8	9	10	11	12	13	14
15	16	17	18	19	20	21
22	23	24	25	26	27	28
29	30

リンク

管理画面

新しい記事を書く

[PR]

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2025/06/30 (Mon)

御苑の志な乃で、鍋焼きのそば

午前中で一段落した仕事の続きを家でしようと、テクリと散歩。

新宿経由で新宿御苑を通り過ぎ、ちょうど時間はランチどき。それで「志な乃」で食事をとります。
民芸風の店のしつらえ。昔からこの場所でずっと商売をし続けている。何十年も変わらず同じを続けてきた、安定感と安心感にホっとする店。
ランチタイムの一回転目が終わったタイミングだったのでしょう…、テーブルの上を片付けるテキパキとした作業もたのしい。

昨日から「鍋焼き」と食べたくて、けれど今日はなんだか暑い。ちょっと歩くと汗ばむくらいで、お店に入ってどうしようかと思いもしたけど、初志貫徹で鍋焼きにする。
ここの鍋焼き。
取っ手のついた鉄鍋で、クツクツしながらやってくる。
汁がタップリ。天ぷら、三つ葉が表面飾ってはいるけれど、ほとんどの具材が汁の下に沈んでて見た目を構わず質実剛健って感じが大好き。

しかもこれ…、鍋焼き「そば」です。
この店の蕎麦は太くてがっしり、分厚くとても頑丈で、せいろで食べると顎が疲れてしまうほど。
その分、蕎麦の香りであったり粘りであったりが濃厚で、だからこうして鍋でクツクツ煮込んでも、ヘタれずむしろネットリとした食感引き立つ。
手切りでところどころに太いところや、切れずに残った端の部分がはいってて、その不揃いな食感がたのしかったりするのであります。

出汁とのからみもうどんなんかに比べ物にならないほどで、鍋焼き麺はうどんじゃなくて蕎麦に限ると思うほど。
玉子を固めにしてください…、ってお願いをして、この状態。白身はカチッと。黄身の芯がトロリととろけるよき状態でニッコリします。
しっかりとしたエビの天ぷら。芯まで熱々。フウフウしながらプチュンと食べる。
インゲン、三つ葉にほうれん草。
鶏もも肉のぶつ切りタップリ。かまぼこ、ニンジンと具材もタップリ。中でもニンジンは香りの高い西洋人参。まるでハーブのような味わい。体が芯からあったまり午後の仕事ががんばれそうな気持ちになった。さぁ、歩く。

志な乃

関連ランキング：そば（蕎麦） | 新宿御苑前駅、四谷三丁目駅、千駄ケ谷駅

[2回]

2014/09/26 (Fri) ボクのご近所レストラン Comment(0)

グッドモーニング・グラノーラ

散歩しました、２０分ほど。千駄ヶ谷に向かってテクテク。
新宿御苑から溢れ出してくる、朝のおいしい空気をすいつつ、やってきたのはグッドモーニングカフェでござんす。

朝とする。
今日は朝活っぽいにぃさんたちと、打ち合わせっぽい業界系のおじさんたちで、ちょっとコッテリした空気（笑）。
お店の隅っこのテーブルにつき、人間観察しながら朝をたのしむことにした次第。
テーブルの上に並ぶノートＰＣの一人を除いてアップル製であるというコト…、カフェ御用達はMacBook Air、あるいはiPadというのがデフォルト？
異端の一人はレッツノートで、おそらく彼は事務方でApple族のアイディアを、お金にするのはPanasonic族なんだろうなぁ…、と思いもします。オモシロイ。

コッテリとした空気の中で、おされな朝をとグラノラ選ぶ。
最近、港区、渋谷区界隈でブームになってる…、と言われる食品。
専門店がちらりほらりとで始めてもいて、これが果たして新宿、中野にまで滲み出すかと興味津々。
白人系の宿泊客が多いホテルの朝には昔から、必ずこれが置かれてた。
ボクの母なんて、これを見るたび「外人さんて、鳥の餌とかリスのエサとか、不思議なものが好きなんだねぇ」呆れ返って、感心してた。

たしかに何かのエサとかでござんす（笑）。
雑穀、ナッツにドライフルーツ。バナナにイチゴにブルーベリーが彩り添えてはいるけれど、ほとんどすべてが乾いてて、非常食のようにも見える。
けれどそれが、不味そうか？というと決してそんなこともなく、おやつであるなら決して悪くはないのだろうけど、これが一食分と思うと、ちょっと切ない。
米食育ちのおじさんだからしょうがない。

ミルクかヨーグルトをかけて食べる選択肢にて、より健康的にヨーグルト。
タランとかけます。かけてグルンとかき混ぜると、底からポピーシードが出てきてますますエサな感じに拍車をかける。
食べます。
そして一生懸命咀嚼して、ひたすら味わう。
自然な甘みと、ヨーグルト和えになってもなおも口に散らかるポピーシードの騒々しさや、ナッツが砕けてとろりと粘る食感や、一口ごとに味の印象異なるところが面白く、なによりこれでお腹がキレイになってくれると思えば楽し。
頭で味わうオゴチソウ。そろそろ仕事に向かいましょ。

グッドモーニングカフェ千駄ヶ谷店

関連ランキング：カフェ | 千駄ケ谷駅、国立競技場駅、北参道駅

ちなみに本日、ワープロの日。
1978年の今日、東芝が日本初のワープロを発表したからなんだそうな。
モノクロディスプレーにして文字入力用のキーボードには２５０を超えるキー、そして価格は６００万円超えというモノだったらしいのだけど、ボクが社会人として働きはじめたときに導入されたのが富士通の「OASYS」シリーズ。
使い勝手の良いワープロでした。
親指シフトキーボードに、シフトキーを押しながらカーソルキーで罫線が自由に引けて、企画書を書くのに重宝したものでした。

荻野目慶子でございますぞ…、実はシャープのワープロを妹さんの荻野目洋子がやってたりして、時代の花形商品だっただなぁ…、って思ってみたりする。
そういえばiPhone用の親指シフトキーボードアプリが登場している…、ダウンロードしてみようかとちょっと思案の今日のコト。

[5回]

2014/09/26 (Fri) 東京の他エリアのレストラン Comment(2)

ネムタロウ

家の近所の荒木町…、車力門通りで前からちょっと気になっていた店。

「ネムタロウ」という店名で、車力門通りから伸びる路地の入り口に立てられているこの看板がどうにもこうにもかわいらしくて、どんな店かと思ってた。
不思議な店名。
しかも、眠たそうなワンコの顔のロゴがかわいく文字もなんだかモダンで独特。近所の目当てのお店が今日は早じまいというコトをよきキッカケにやってくる。

ガラリと扉を開けると中は、普通の和食屋。

カウンターがあり、中には厨房。座り心地の良い椅子、テーブルが並んだほどよきサイズのお店。
テーブルの上にテーブルマットと箸置き。
割り箸のカバーには「ねむ太郎」とお店のロゴにQRコードという入念で、コースターには、ねむたげ犬のロゴデザイン。
厨房の中を見れば若くて初々しい調理人の働く姿。なるほど、それでこういうデザインをとっているのネ…、と納得します。

割烹料理店のようなこの業態に、若い人とか和食に特別な感情を持たぬ世代の人たちを呼ぼうと思えば、「この店、若くて自由な発想の人が料理を作っています」とメッセージを送ることが大切でそれで一生懸命なのネ、と。

お酒をたのむと出される突き出し。
玉子豆腐にカニのほぐし身をあしらって、ぎんあんをかけ菊の花びらをちらしたモノで、目にうるわしく、舌になめらか。

エビの真丈をたのんでみれば、大抵普通はボール状に作るところを、拍子木状に作って揚げる。ハフっとあったか、エビの香りも濃厚で料理自体は奇をてらわない。けれどしっかり創意工夫をしたもので、いいんじゃないかと思ったりする。

岩牡蠣もらうと、縦真ん中に包丁をいれ食べやすいように工夫されてて、これがネロンと歯茎をなでて磯の旨みをコッテリ吐き出す。ポッテリ舌に重たくて、滋養が体のすみずみ満たすような味わい。あぁ、旨い。

夜の定食がございます…、と、それもココを選んだ理由のひとつでござる。
麦飯、とろろに刺身に小鉢、赤だし、それから茶碗蒸しと、ズラリとお膳にキレイに並び、メインが選べるたのしい構成。
「さと肉」という、どうもココの名物料理らしき料理をメインに選んでおねがいをする。
で、その「さと肉」。里芋と牛すじ肉を炊いた料理で、コッテリとした醤油の風味がなんとおいしく、ご飯のおかずにも焼酎の相棒にもよき味わい深さ。ネットリとした芋の食感、ムチュンと奥歯にからみつくような肉のゼラチン質の力強さに和食を越えた魅力を感じる。

ムッチリとしたとろろに麦飯。
脂ののった秋刀魚の刺身もおいしくて、小さな茶碗に控え目な麦のご飯が足りないほど。具材豊富な茶碗蒸しやら、山椒の風味がピリリときいた赤だしと、サイドの料理もしっかりしてる。
友人がたのんだメインの鶏の塩焼きも皮がパリッと香ばしいでき。
なにより夜にもこういう定食をたのしめるというところがウレシイ。普段着使いができそうで、オキニイリです、またこよう。

ねむ太郎

関連ランキング：割烹・小料理 | 四谷三丁目駅、曙橋駅、四ツ谷駅

ところでこれ…、BANDALOOPという垂直ダンスパフォーマンスをするカンパニーの動画なのだけれど、不思議とこれがうつくしい。

ビルのような高度のある構造物から紐を垂らして、それで体をつなぎとめる。
構造物の側面を、あたかも床のように見立てて踊る。
まるで重力から解き放たれかのようにフワリと飛び上がっては、着地する。その不思議な感覚にウットリします。うつくしい。

[4回]

2014/09/25 (Thu) ボクのご近所レストラン Comment(0)

取りに行くバフェ、やってくるバフェ、バルバッコア

朝からみっちり勉強をして、視察を兼ねたランチを渋谷のバルバッコア・グリルにてする。肉祭り！

渋谷のディズニーストアの入ったビルの７階。大きな窓から明るい光がお店の中にやってくる開放的な店づくりで、女性に人気なのでしょう。
１０名クラスのママ会が２組、ニコニコしながら食事をしてる。
このお店の「取りに行く食べ放題」と「やってくる食べ放題」のその両方がたのしめるという、システムの独特がいいのでしょうネ。
「取りに行く食べ放題」のメインは見事なサラダバー。

全部で５０種類くらいはあるんじゃないかなぁ…、野菜そのものに茹でたり焼いたり、ちょっと加工した野菜やデリ。
何をとろうかとまず一回りして頭の中で献立作り、キレイにお皿に盛っていく。
モロッコインゲンを茹でたのをまずは一本。スクワッシュだとかちょっとピリ辛のレッドピーマン。茹でたオクラに焼いたレンコン、キャロットラペ。
ヤングコーンにヤシの芽などをちょっとずつ。それからココの卵サラダはポッテリとした濃厚味で、ドレッシングを使わず卵サラダの味を頼りに野菜を味わう。

サラダを食べてる途中で「やってくる食べ放題」がやってくる。
シュラスコがココの売り物で、串にさしたいろんな素材を直火の遠火のグリラーでグルグル回しながら焼き上げたモノを、そのままテーブルに持ってきて、切り分け提供してくれる。
お腹いっぱいです！とストップかけるまで次々と、料理がやってくるのがたのしく気持ちがあがる。

基本は赤みの肉であります。
キチッと繊維が引きしまったランプや、脂がおいしい肩ばら肉。みずみずしくて繊維がバッサリ、脂ののりも程よいお尻に近い肉。ガーリックをタップリまとわせ焼いたモノとか、ブラックペパーの甘い辛味で味わうモノ。
牛肉のいろんな部分をパクリパクリと味わいつくす。

肉でお腹をいっぱいにしたいところ、やっぱりご飯もお腹にいれたい。
それでご飯をほんの少しだけ。野菜をいくつか。それからチーズとジャガイモで作ったブラジル風のコロッケあしらい、カレーをトロリ。
牛すじ肉がどっしり入ったピリリと辛いカレーでお腹を軽く満たして、それから再び肉また肉。

お腹がほどよく満たされて、ストップかける寸前に、パイナップルを焼いたモノに焼いたチーズがやってくる。
フレッシュのパイナップルを炭でやき、焦げたところをメインに食べると焼けた糖分がカラメルみたいな香ばしさ。酸味もキリッと爽快で、お腹がすっきりしてくるようなたのしい味わい。コーヒー飲んで、みんなも笑顔で、おごちそうさまと相成った。

バルバッコア・グリル渋谷店

関連ランキング：ブラジル料理 | 渋谷駅、神泉駅、明治神宮前駅

[4回]

2014/09/25 (Thu) 銀座ウェスト：洋 Comment(0)

お腹の中をあっため、冷やし、潤して

フーターズにて飲んで騒いで、まだまだ夜の先は長い。それでナカ〆。

一龍別館でソルロンタン。
テーブルにつき、まず自動的にやってくるのがおかずのあれこれ。韓国海苔にキムチにカクテキ。にんにくの芽や青菜のナムルに、ジャコを甘辛に炒め揚げにしたモノであるとか、ケランチム。
甘いじゃがいもサラダに黒豆と、味わい多彩でどれもおいしい。
こりゃ、チャミスルだね…、ってスポンとお酒の栓をあけ、クイッとグラスを煽ってパクリ。
それにしてもココのキムチにカクテキのオイシイこと。キムチは甘めで熟成されてて、一方カクテキはコリッと若くて酸味鮮やか。いつやってきてもベストな状態で提供されるのにビックリ、感心。

そしてメインのソルロンタン。
真っ白な色がついていながら雑味がまるでなく、スッキリとした旨みをたたえた牛骨スープ。中には春雨。クチャっとゼラチン質が奥歯にまとわりつくような牛すじ肉がタップリ入って、塩と胡椒で好みの味にととのえていく。
スプーンですくって、一口、そしてまた一口と、体の中に染みこんでいく滋養に満ちたスープの旨み。
酒で疲れた胃袋がじんわり元気を取り戻し、時計を見ればまだ１０時台。まだまだ飲めるね…、ってお店を後に赤坂の街をさまよい歩く。

赤坂一龍別館

関連ランキング：韓国料理 | 赤坂駅、溜池山王駅、国会議事堂前駅

そして朝。たのしいお酒で朝は不思議とスッキリ目覚める。朝ご飯を何にしようと考えて、温かいモノをお腹に入れたく、スープストック。

ビスクを食べる。
エビの香りがフワッとお腹に入ってやってきて、お腹をギュギュッと鳴らすたのしさ。あぁ、朝だ！
胡麻がかかって、ほんのり塩の味がおいしいご飯がプチプチ。噛めば奥歯で乾いた音をたてて頭を目醒していく。
いつも食べてるビスクでありつつ、その日の体調で味の印象が随分変わる。今日は酸味が口に広がる。エビのスープというよりもトマトスープのような感じに、それもいいかと思う朝。

それにしても今朝はお水がおいしい朝。
グラスにビッシリ貼り付いた水滴が、持つ手を濡らして喉を潤す。昨日のお酒が汗になり、額が湿る。
今日はかなりの蒸し暑さ。

体の潤いがそれでも足りないような気がして、仕事までの時間をエクセルシオールにきて「トマトと野菜のスムージー」をひんやりたのしむ。

野菜ジュースとトマトジュースにバジルの風味がおいしい飲み物ではあるのだけれど、氷と一緒にジュースをジャジャっとかき混ぜ作っているコレを、スムージーというのはいささか乱暴かなぁ…。
もともとスムージーは「凍らせた原材料をシャーベット状にした」飲み物で、ジュースと氷で作る飲み物はフローズンドリンクと言うべきなのに。
今年の夏のブームとなったスムージー。「なんちゃってスムージー」も増えてしまった現実も、まぁ、しょうがないと思う朝。

[4回]

2014/09/25 (Thu) 銀座ウェスト：ア Comment(0)