サカキノホトンブログお腹の中をあっため、冷やし、潤して

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お腹の中をあっため、冷やし、潤して

フーターズにて飲んで騒いで、まだまだ夜の先は長い。それでナカ〆。

一龍別館でソルロンタン。
テーブルにつき、まず自動的にやってくるのがおかずのあれこれ。韓国海苔にキムチにカクテキ。にんにくの芽や青菜のナムルに、ジャコを甘辛に炒め揚げにしたモノであるとか、ケランチム。
甘いじゃがいもサラダに黒豆と、味わい多彩でどれもおいしい。
こりゃ、チャミスルだね…、ってスポンとお酒の栓をあけ、クイッとグラスを煽ってパクリ。
それにしてもココのキムチにカクテキのオイシイこと。キムチは甘めで熟成されてて、一方カクテキはコリッと若くて酸味鮮やか。いつやってきてもベストな状態で提供されるのにビックリ、感心。

そしてメインのソルロンタン。
真っ白な色がついていながら雑味がまるでなく、スッキリとした旨みをたたえた牛骨スープ。中には春雨。クチャっとゼラチン質が奥歯にまとわりつくような牛すじ肉がタップリ入って、塩と胡椒で好みの味にととのえていく。
スプーンですくって、一口、そしてまた一口と、体の中に染みこんでいく滋養に満ちたスープの旨み。
酒で疲れた胃袋がじんわり元気を取り戻し、時計を見ればまだ１０時台。まだまだ飲めるね…、ってお店を後に赤坂の街をさまよい歩く。

赤坂一龍別館

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そして朝。たのしいお酒で朝は不思議とスッキリ目覚める。朝ご飯を何にしようと考えて、温かいモノをお腹に入れたく、スープストック。

ビスクを食べる。
エビの香りがフワッとお腹に入ってやってきて、お腹をギュギュッと鳴らすたのしさ。あぁ、朝だ！
胡麻がかかって、ほんのり塩の味がおいしいご飯がプチプチ。噛めば奥歯で乾いた音をたてて頭を目醒していく。
いつも食べてるビスクでありつつ、その日の体調で味の印象が随分変わる。今日は酸味が口に広がる。エビのスープというよりもトマトスープのような感じに、それもいいかと思う朝。

それにしても今朝はお水がおいしい朝。
グラスにビッシリ貼り付いた水滴が、持つ手を濡らして喉を潤す。昨日のお酒が汗になり、額が湿る。
今日はかなりの蒸し暑さ。

体の潤いがそれでも足りないような気がして、仕事までの時間をエクセルシオールにきて「トマトと野菜のスムージー」をひんやりたのしむ。

野菜ジュースとトマトジュースにバジルの風味がおいしい飲み物ではあるのだけれど、氷と一緒にジュースをジャジャっとかき混ぜ作っているコレを、スムージーというのはいささか乱暴かなぁ…。
もともとスムージーは「凍らせた原材料をシャーベット状にした」飲み物で、ジュースと氷で作る飲み物はフローズンドリンクと言うべきなのに。
今年の夏のブームとなったスムージー。「なんちゃってスムージー」も増えてしまった現実も、まぁ、しょうがないと思う朝。

[4回]

2014/09/25 (Thu) 銀座ウェスト：ア Comment(0)

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