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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    移動の途中。名古屋で40分ほどの待ち時間があって時間はちょうど11時。せっかくだから久しぶりに名古屋飯をと「チャオ」に来る。



    あんかけスパゲティーの専門店。
    おいしいお店と有名なとこがいくつかあって、実はボクがはじめてあんかけスパゲティーなる料理を食べたのがこのお店。
    30年近くも前のコトになりますか。
    ビックリしました。スパゲティーなのにあんかけ。今まで食べたことがあるスパゲティのどんな味とも違った不思議に、名古屋ってスゴいとこだなぁ…、って思い知ったわけであります。

    メニューは基本的にスパゲティーだけ。



    しかも味はあんかけ味で、多彩なトッピングと組み合わせることでバリエーションをつけるスタイル。カレー屋さんのようなシステム。
    一番人気は「ミラカン」という2種類のトッピングのコンビネーション。
    「ミラ」はミラネーゼ。赤ウィンナさんやハムやベーコン。缶詰マッシュルームを炒めたモノ。「カン」はカントリー。ピーマン、タケノコ、マッシュルームを炒めたモノ。野菜炒め=カントリー…、って連想ゲーム的なるネーミング。このタケノコがどうにも苦手で、けれど野菜は食べたくそれであみ出したのが「ミラボン」なるこれ。



    ココのボンゴレは玉ねぎとピーマン、マッシュルームをアサリの水煮と炒めたモノに、コク出しチーズがかかってて、それとミラネーゼの合い掛けレシピ。
    それがドッサリ。麺を覆い尽くすほど。
    トマトソースのような色合いのソースが軽いとろみを帯びて、それが「あんかけ」という名前の由来。
    麺は極太。茹で置き、ラードで炒めたかなり頑丈な麺に味を絡ませるためとろみを必要としたのでしょう。熱さがずっと持続するのもトロトロソースのいいところ。



    で、このソースが不思議な味で酸っぱくもあり辛くもあり。旨みが強くて何より胡椒の風味がかなり強烈。
    にもかかわらず何かひと味足りないのです。
    特に甘み。それから塩味。
    ところが麺と一緒に食べると、足りなかった甘みがずっしりやってくる。
    ラードの甘み!
    炒めた具材と一緒に食べると、その味わいや塩味が足りなかったパーツがパカッと埋まっていくような楽しい経験。むしろソースが完成されていないからいろんな具材をトッピングして楽しむことができるのでしょう。



    調味料がテーブルサイドに用意されてて、胡椒を足すと辛みと同時に甘みがくわわる。タバスコ使うと酸味がくっきり際立って、味の輪郭がはっきりしてくる。
    麺のムチムチした食感に、野菜炒めのシャキシャキ前歯をくすぐる感じ。脂が焼けた香りと唇ヒヤッと涼しくなる感じ。
    味より食感を楽しむ料理に違いない。
    それにしてもこれだけたくさんのウィンナさんを一度に食べたのは久しぶり。
    もしこの街に生まれて育っていたとしたらば、これに熱狂したろうなぁ…、って思いもしました。またこよう!


    関連ランキング:パスタ | 名鉄名古屋駅近鉄名古屋駅国際センター駅

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    オモシロイものでちょっと体に元気が出ると、体に悪いものをためしてみたくなるもので、それで「王将」。



    徳島駅前にある古いお店で、東京なんかじゃお目にかかれぬ古典的なる仕組みの厨房。餃子をただただ焼くコーナー。レジの近くにあって、駅前という場所柄もあるのでしょう…、テイクアウトが結構出てる。
    厨房の真ん中には中華鍋を振る場所があり、その隣にはラーメン厨房。店長らしき人がスタッフたちに次々指示を出しながら料理を作っていく様、壮観。
    油の香りがフワッと漂い、あぁ、おいしそうと気持ちが揚がる。



    エビの天ぷらをもらって食べる。
    中国料理の天ぷらは、衣がふっくらしていつつ揚げた後に熱した中華鍋の鍋肌そわせてパリッと衣の表面を焼く。
    カリッとフワッと、そしてエビがムチュンとはじける、食感楽しい料理で大好き。
    サイズは小さなエビではあるけど、プリプリでないエビそのものの食感がガシッと残ったおいしいエビで、それを油と塩が引き立て奥歯喜ぶオゴチソウ。
    千切りキャベツで口を洗いつつ、パクパク食べて、そしてコレ。



    天津炒飯に挑戦しました。
    刻んだ叉焼とネギをメインに脂でババッと炒めたチャーハン。目の前でご飯の粒が舞い、飛ぶ様をウキウキしながら出来上がる。
    上にトロリと卵焼き。スベっとなめらかな塩味スープのあんをたっぷりかけまわしすべてを一緒に口に含むとまるでスープチャーハンみたいなみずみずしさ。
    玉子のふっくらやわらかなとこ。その対極のご飯の粒がパラパラ、散らかるところであるとか、食感にぎやか。悪くない。
    たださすがにお腹にいささか重く、ごめんなさいね、病み上がりだからと3分の1ほどを残してお環状。これだけ食べればもう元気!って言われて笑って店を出た。


    関連ランキング:餃子 | 徳島駅



    そして朝。ホテルのバフェで気持ちを満たす。



    ご当地料理をいかに魅力的に揃えるか。それが最近のシティーホテルの朝バフェ料理の課題のひとつ。
    ここも結構充実してて、ご当地料理コーナーなんかが作ってあった。
    竹筒で焼いた短く小さな竹輪。なると金時。カレーの風味が香ばしい魚のすり身を揚げて作ったフィッシュカツ。鳴門のワカメにさしみこんにゃく。これには酢味噌をたっぷりのっけて味わう趣向。
    茄子の煮付けや野菜をとって、炊きたてご飯をほんのふた口、三口分ほど。ひじきを混ぜてひじきご飯にして食べる。
    お味噌汁にはタップリお麩。汁を吸い込みトゥルトゥルするのが心地よい。



    バフェカウンターに玉子を焼いてくれるグリドルが置いてあり、そこでちょっと固めに焼いてもらった玉子。
    トーストの上にハムにケチャップ。上にポンッ。オープンサンドにして食べる。
    カサッと歯切れるトーストとポッテリとした玉子の黄身が口にたのしくニッコリします。
    かぼちゃのポタージュが置いてあり、しかもコーヒー用のカップでお茶を濁すことなくスープ用の小さなボウルが置いてある。クルトンぱらりと散らしてこれにパセリのパセポンがあったらいうことなしだよなぁ…、って思って味わう。



    食欲でてきたような気がして、それで一枚、再びトースト。
    ベルトコンベアー式のトースターに何度も何度もおいて通して焦がして焼いた。蒸気がこもらぬ構造だから、カサッと乾いて仕上がるところがオキニイリ。
    ポーションパックのバター、マーマレードをお皿の上にうつして飾る。プレインヨーグルトを入れたボールも下皿を添え、カレー用のずっしり重たいスプーンをそえれば、ちょっと上等な朝の景色が出来上がる。
    食事を終えたらユックリ準備。のち、東京へ向かいます。

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    厳密に言えば博多のうどんではなく、北九州のうどんに分類される「資さんうどん」を訪ねて今日の〆。



    かつては福岡県の東側だけ。けれど今では福岡市内へも続々出店し始めている。
    お店の中におでんコーナーが用意されてて、セルフサービスで選んで取れたり、居酒屋メニューが揃ってて、お酒が気軽に飲めたりと、博多のうどん屋さんとは使い勝手も一味違う。



    何より違うのは出汁の味わい。
    甘くてどっしりした味わいで、色もちょっと濃いめの仕上がり。うどんもやわらかではあるけれど若干、ハリがあってヌメヌメとした感じじゃない。
    何より煮込んだ肉の味わい格別で、肉うどんは北九州が本場なんだ…、と確かにそうだと思わせる。
    天かすやとろろ昆布がテーブルの上に用意されてて、使いたい放題というのもなかなかサービス精神旺盛でよい。



    北九州と言えば焼うどんが名物で、ここにもそれが用意されてる。
    焼けた鉄板でじゅうじゅう焼けれてやってくる。サイドに一個生卵。それを潰して混ぜて食べる…、のだろうと思うのだけれども、生の玉子は苦手で即座にひっくり返して焼いて喰う(笑)。
    甘辛ソースがおいしくて鰹節粉が付いてくる。それをタップリふりかけながらムチムチ麺を味わい食べる。キャベツにタマネギ、豚肉と具材おいしくこれでビールが飲めるんだよね…、と思ったりもする。さて帰る。


    関連ランキング:うどん | 橋本駅



    ちなみに今回の旅もジェットスターで成田から。すなわち第3ターミナル。



    アメリカの地方空港のターミナルのような合理的なる風情があって、座り心地以上に寝心地の良いソファが並んだシンプルな様。
    ハードウェアが威張り腐ってないのがいいね。スーツ姿の出張族がちらりほらりと目に入るけど、それがなんだか不自然なほど「出張じゃない旅」を感じるたのしい景色。



    それはジェットスターの機内においても同じこと。
    若干狭いシート出あったり、合理的なサービスだったり。飛行機と言うより長距離バスに乗ってるみたいな気軽さで、悪くないなぁって思ったりする。
    何よりオレンジ色を上手に使った機内デザイン。空港ターミナルのトイレの壁もそうだったけど、色の力に感心します。間も無く、東京。成田です。

    拍手[3回]

    博多へ弾丸日帰りの旅、第二弾なる今日の旅。



    朝の9時ちょっと過ぎには博多の飛行場に着き、そこから一路、西に向かって糸島に行く。
    牧野のうどんの本社に併設された麺工場の視察をします。
    思った以上にこじんまりした工場で、ほとんどの作業が人の手で行われていると言うやさしい景色にビックリ、ウットリ。
    練ったりこねたりするのでなく、やさしくなでるように形を整え仕上げてく。なるほどこれが麺のやわさの秘訣かと合点しながら、この工場の近所の本店。



    店の裏側には出汁工場が作られていて、ここで全店分のスープを炊く。
    その量、圧倒的で銭湯クラスの湯船大の釜に網カゴ沈め、中にたっぷり昆布を鎮める。それを引き上げ、新たなカゴを沈めるとそこに鰹節や雑節入れて炊いていく。
    全て手作り、手作業でおいしい香りの湯気に包まれ、見ているだけでシアワセになる。まぁ、それ以上にお腹が空いてくるんだけれど(笑)。



    今までの歴史や地域の人にやさしい店であり続けるための考え方を伺うと、なるほど、九州の北部にしか店を作れぬ理由がわかって、唸ってしまう。
    そうこうするうち、今日の出汁がひけました。味見しますか?と手渡された出汁を飲む。
    風味、旨味は強烈で、けれど若干、塩味を感じる。
    茹でてそのまま出汁に合わせるうどんの水気、小麦の甘みと混じってちょうどおいしくなるんだ…、と言われて再び唸ります。



    そのバランスを味わいましょうと、素うどん、それから素そばをもらう。
    さすがに蕎麦は全体の1割くらいしか売れないんですと恐縮なさる。けれど1日1000食近く売れる店。その1割は100食で、そりゃスゴい数!
    うどんはやわいの、硬いのそして中くらいと硬さ違いをもらって味わう。やわらか麺にからむ出汁の、なめらかにして味わい深いことに気持ちもやわらかになる。



    普通はあらかじめうどんの上に乗っけてやってくるトッピング。
    今日は特別。別添えでしかもタップリ。テーブルの上にずらりと並べて、あれやこれやと味の変化をたのしみ試す。
    一緒にどうぞとかしわご飯。
    ここのかしわご飯はお茶碗に入ってくるのが通常で、けれどこっちの方が食べやすいでしょうと、おむすびにしてくれる気遣い。手づかみにして口に運ぶとホロリと壊れて口に散らかる。あぁ、旨い!



    トッピングはまずごぼう天。ざっくりとした衣が独特。なにもつけずともおいしいコレを、うどんのつゆに浸して食べるととまらぬおいしさ。10個くらいは食べたかなぁ。
    肉を甘辛に煮たのはまるですき焼きで、しかも一晩寝かして煮汁がタップリ染み込んだみたいな味わい。
    ほうれん草や枝豆を練りこみ緑に仕上げたてんぷら。韓国から輸入していると言うキムチが意外においしくて、シャキシャキとした食感に、甘みを抑えた酸っぱく辛い味が出汁をおいしくさせる。堪能しました。また来ます。


    関連ランキング:うどん | 加布里駅

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    名古屋を中継。東京に向かう途中でちょっと寄りたいお店。



    「よしだ」という店にやってくる。
    駅前地下街、エスカの中にあるきしめん専門の人気のお店。製麺所の直営店というコトもありその品質は折り紙つきで、実はボク。
    生まれてはじめて、きしめんというモノをおいしいと感じるに至ったのはこのお店のきしめん食べてのコトでした。
    うどんでもなくそうめんでもなく、ペロペロ存在感の薄いへんてこりんな麺とそれまで思ってて、ところが地元の人に薦められて疑心暗鬼で食べてビックリ。

    そのビックリさせられたキッカケ料理がこの「八宝きしめん」。



    きしめんの上に八宝菜をかけたモノ。
    コレ以外にも、カレーきしめんとか味噌煮込みきしめんだとかメニュー豊富で、本当にその組み合わせはありなの?って、心配しちゃうような商品も結構あったりするのですネ。
    中でも異彩を放つコレ。
    だって、茹でたきしめんの上に豚肉と野菜を炒めて出汁くわえ、最後に片栗粉でトロミをつけたあんかけをかけまわしただけど、およそ和食と思えぬビジュアル。
    しかも野菜はキャベツにニンジン、玉ねぎで真ん中飾るゆで玉子の姿もかなりの中国料理風なのですが…。



    不思議なことに食べるとまるで日本の料理。
    炒め油の香りが少々、けんちん汁的バタ臭さを発するものの、かつお節系の出汁の香りが極めて強烈。
    あんかけをスープではなく出汁でつくっているから当然なのでしょうけど、上等で濃厚な出汁が液体でなくゼリー状になり口の中に飛び込んでくるその強烈に、びっくりしながらウットリできる。
    焦げた野菜の風味が混じった出汁あんかけは、トロミ料理の最高峰のひとつじゃないか、と久しぶりに食べて思った。
    むちむちなめらかなきしめんも当然のことおいしくて、ひさしぶりに名古屋の豊かを堪能しました。オキニイリ。


    関連ランキング:そば・うどん・麺類(その他) | 名古屋駅名鉄名古屋駅近鉄名古屋駅



    そのあとお茶をとディーンアンドデルーカにくる。



    何にしようかとメニューをみたら、ピーチヨーグルトフラッペなるフローズンドリンクが目について、フラッとそれ。
    暑い夏には冷たいフラッペ。
    フラッペとはいえかき氷じゃなく、ストローで飲むフラッペというのがココの流儀で、シャリッと舌の上でとける儚さ味わう冷たいくせしてやさしい飲み物。
    ピーチの香り。
    ヨーグルトのコクと酸味に氷の冷たさ。名前の通りピーチでヨーグルトなフラッペドリンク。お腹と体の疲れがほどける夏のゴチソウ。



    食料品の売り場の中に設えられたここのカフェ。まるで「買い物劇場」をライブでみている観客席のようなたのしさ、臨場感。
    にもかかわらず隣のマダムがぶつくさ「ココって本当に寒いのよね。気が利かないわ」と文句たらたら。
    いやいや、マダム。
    ココはあなたの居心地の良さより、食材、食品の居心地の良さを優先している場所なのですよ…、とたしなめようかと思ったけれど、わかってくれそうにもなくってそれで、そっとすておき席を立つ。


    関連ランキング:カフェ | 名鉄名古屋駅近鉄名古屋駅名古屋駅



    ところでコレ…、吉田きしめんの社長さんがかたる「きしめん物語」。



    なぜきしめんが今の形になっちゃったのか。諸説あるんだろうけれど、なるほどたしかに名古屋の人の気質のコトを考えるなら、そういう理由もあるだろうって。
    不思議と感心させられました。オモシロイ。

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