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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    用事の途中で、虎屋茶寮に「花びら餅」を食べに来る。



    正月のこの時期、2週間ほどだけ作られるめでたい生菓子。
    一年のはじまりに、この年の安寧を願うために宮中で昔から用意されていた「菱葩(ひしはなびら)」というお菓子を模したモノで、丸くのした餅にあずき色の菱餅重ね、甘く煮たゴボウを芯に白味噌はさんで二つ折りにしたやさしいお菓子。
    ムッチリとしたなめらかな餅。
    ゴボウの土の香りとザックリ歯切れる食感が、豊かな大地の恵みを感じさせ、厳粛なる気持ちにさせてくれる名菓でございます。

    ぬるめに仕立てた煎茶がこれまた甘くておいしく、緑の香りが鼻から抜けて、明るい春を連れてくる。



    甘味のお店はやはりシニアな雰囲気で、ボクの隣ではおじさま、おばさま3人組が病気自慢で盛り上がる。
    最近、死にそうになったんだけど、ココで死んだら勿体無い。戦中戦後の苦労をまだまだ取り戻せてはいないからみんなでまだまだがんばりましょう…、って、明るく元気に笑ってた。
    昔話や病気の話くらいしか話題がないような歳になっても、今の友人たちと一緒に笑っていられる人生を送りたいな…、と思ってニッコリ。
    やさしい甘さで心うるおす、今日の午後。


    関連ランキング:甘味処 | 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅



    そして夜を家でユックリ。まずはあさりを料理する。



    貝のおいしい季節であります。元気なあさりを砂抜きし、オリーブオイルで赤唐辛子とニンニク炒めて風味をつけたところにザザッ。
    白ワインを注いで蓋して蒸し煮にし、殻が開いたところで蓋とりパセリをバサッ。
    オリーブオイルを再び軽くかけまわし、貝から出てきたジュースにトロミがついてきたらばできあがり。
    ココにパスタを放り込んだらおいしいボンゴレができるだろうなぁ…、と思いながらも前歯で殻からこそげて食べると、なんとおいしい。酒、すすむ。

    野菜の料理を2種類作る…、ひとつは和風、ひとつは洋風。



    太さの揃った新ごぼう。ヘラをあてがい体をあずけてクシュッと潰す。繊維にそって不規則に割れたところを鍋に入れ、赤唐辛子とほんの少しの塩と油でカラコロ焼いてく。
    しんなりしたら休ませて、豚バラ肉を切り分けて醤油と出汁をくわえつつ手早くかき混ぜ火を通し、汁が減ったらごまの油で風味をつけて姫ネギ添えて出来上がり。
    きんぴらゴボウとゴボウの煮物の中間みたいは歯ざわり、風味。
    生ハム敷いたお皿の上に、オリーブオイル和えしたレタスとかる湯でスナップえんどうをのせた前菜サラダのようなヒトサラ。
    スナップえんどうは茹でて冷ますと驚くほどに甘くなる。自然に感謝の夜の今日。

    拍手[12回]

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    食事を終えてお茶をしましょうと、新宿の街の外れから新宿駅前にやってくる。



    新宿の街は今日もにぎやか。
    どの交差点も信号変わると道路が見えないほどの人波。一斉に四方八方にちらかる人とぶつからぬよう歩ける人ってスゴいよなぁ…、って感心しながらぼんやり見てると、船酔いみたいにクラクラしてくる(笑)。

    歌舞伎町の方にレンズを向けると大きなクレーンが一本。



    閉鎖されたコマ劇場の跡地にできてる超高層ビル。松竹系のシネコンと阪急ホテルがテナントとして入る予定の再開発。
    これができると歌舞伎町も街の性格が変わるんだろう…、かつて家族で安全にたのしめるレジャータウンのようにしようと「歌舞伎町」って名前がついたココ。その当初の計画にちょっとづつでも近づくのかなぁ。
    超高層ビルオタクとしては、かなり複雑な構造している鉄骨の積みあがり方を見ているだけで、かなりシアワセになってくるです。ワクワクです。

    お茶を新宿駅の近くのラミル。



    バブルの象徴のようなブランド、カフェラミル。
    真っ赤なビロードのフカフカの椅子。エッチングガラスにアールヌーボー意匠の照明、テーブル。コーヒー一杯で1000円オーバーというハイプライスで、一世風靡したチェーン。
    かなりの淘汰で数は減ったけど、新宿付近にはまだ5軒近くも残っているのネ。
    中でも比較的大型店のこの店は入ると女性スタッフが、人数と喫煙・禁煙の希望を聞きテキパキホールスタッフに指示をだし、テーブルセットをしてから案内。



    その一連の手際が見事で、かなり教育行き届いてるコトがわかりはするのだけれど笑顔があればもっとよかった。
    真顔で「テーブルが準備できるまでお待ちください」って言われると、待たされている感が強くていささかビクビクしちゃう(笑)。
    とはいえ適切に準備されたテーブルに案内されて、メニューをみると魅力的なるケーキの数々。二種類のケーキを半分づつ盛り合わせるコトができるというので、ミルクレープにショートケーキ。
    そうそう、ココはミルクレープでも一世風靡いたしました。



    なめらかなクリームとしっとりとしたクレープが、層なし口の中でほどけるミルクレープのおいしさ格別。
    フワッと空気をタップリ含んだスポンジケーキに、ぽってりとしたクリームの相性見事なショートケーキもなかなかおいしく、それにソフトクリームがついてくる。
    このソフトクリームがなめらかにして、香り豊かで口どけがいい。
    ショートケーキにタップリのっけて、パクリと食べて、コーヒーごくり。体の中に甘みが染みこむ。
    しばらくユックリいたしましょ。ユックリしたら散歩で家に帰りましょ。


    関連ランキング:喫茶店 | 新宿三丁目駅新宿西口駅新宿駅

    拍手[3回]

    新宿で朝…、らんぶるに来る。オキニイリなる昭和喫茶でございます。



    名曲が流れる喫茶店ではあるけれど、名曲喫茶のように名曲が主役ではない。だからいつもは「お客様の会話がのっかる裏地」のように音がふるまっていて、気配をほとんど消している。
    けれど朝の時間帯はお客様がほとんどおらず、音に気持ちを集中できる。
    今日の朝。
    レスピーギの弦楽に続いてバーバーのアダジオがやってくる…、もしかしたらこのレコード。ボクも持っているかもしれないと思って聴いていると、バルトークがそれに続いてやっぱりそうだ…、と朝が愉快にはじまった。



    モーニングセットというのが特別あるわけじゃないのだけれど、サンドイッチやトーストのセットがあるのでそれを朝食の代わりにすることにする。
    ツナトーストをえらんでたのんだ。
    サラダにトースト、好きな飲物が選べてブレンドコーヒー選ぶ。
    喫茶店で「ブレンドね!」って注文するとなんだか、おじさんになったみたいな気がしてたのしい。ホットコーヒーじゃなくてブレンド。関西だったら「ホット」とかって言うんだろうか…、昭和な気分でブレンドを飲む。



    イギリスパンをトーストし、ツナのマヨネーズ和えとレタスを挟んだとてもシンプルな仕上がりで、けれどパンに切り目が入っているのが特徴的。
    齧りやすいようという配慮なのだろうと思うのだけど、もしかしたらとちぎってみたら、これがキレイにスパッと千切れて、一口大が手に入る。
    なかなかいいです…、この配慮。
    新聞読みつつ、ひとかけ、ひとかけ、ちぎって口に運べるステキ。具材がツナでちぎりやすいからなのでしょう…、レタスも細かくちぎられていてハムときゅうりじゃこうはいかない。オモシロイ。



    さてこうなったら、最後のひとかけをどこにしようかが問題になる。
    真ん中の耳をもたない、しかも具材が一番タップリ入ってるところを最後に残して食べるか。それともイギリスパンの一番上のカリッと焼けたところを最後に残して食べるか。
    最後の最後まで悩みに悩んで、結局最後は耳の部分にして食べた。
    焦げたパンの耳がザクリと歯切れてちらかり、トーストサンドを食べたんだ…、とおいしい名残にしてくれる。
    ほどよく苦く、ほどよく酸っぱい昭和ブレンドにミルクを入れて、今日の朝の体を潤す。ほどよき満足…、さぁ、仕事。


    関連ランキング:喫茶店 | 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅

    拍手[6回]

    朝に新宿三丁目…、年末年始の食料品の最後の買い出しに伊勢丹にいく。開店時間の30分ほど前につき、それで近所の喫茶店にて朝食にする。



    「BUN」という店。伊勢丹本館の隣にある伊勢丹会館っていう飲食店が多く入ったテナントビルの、一階一番奥にある喫茶店。
    いつもの朝はのんびりしてる。けれどさすがに今日は満席。
    年末の買い出し客の開店待ちの場所になっているのでしょう…、それが証拠に10時の10分くらい前あたりから次々お客様が減っていく。この界隈のお店は伊勢丹と持ちつ持たれつということなのでありましょう。

    朝食セットが4種類あり、今日はチーズサンドイッチをたのんで食べる。



    薄切りのパン。オーブントースターで片面だけをこんがりと焼く。二枚一組の一枚だけにチーズをのせて溶けるまで焼く。
    チーズの表面がほんのすこしだけフツフツ沸騰したようになり、耳までこんがり焼けたところで取り出して、芥子にマヨネーズをタップリ塗ってハムとレタスを挟んでザックリ、切り分け盛って出来上がり。
    ここオリジナルの朝食専用の料理であります…、オキニイリ。



    チーズのうま味、とろけ感。こんがり焦げたトーストの耳までおいしい散らかり感が好対照で、ひと噛み分で口いっぱいがシアワセになる。
    シャキシャキしたレタスの食感、ムッチリとしたハムにマヨネーズのみずみずしさとひんやり感が、トーストされた表部分を裏切る食感…、オモシロイ。
    甘いアイスコーヒーをコクリと飲んで、今年最後の一仕事への準備をします…、そろそろ10時となりました。


    関連ランキング:コーヒー専門店 | 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅



    それにしても今日の伊勢丹地下はスゴいにぎわい…、開店と同時に床が見えないほどの大忙しで、天ぷらを買う行列に並ぶとこからはじまる今日の朝。



    午後からは届くであろう小包を幾つか待つため、家に缶詰。「GLEE」のDVDをみながらぼんやり、ウェブを眺めて過ごすことにする。
    お供に弁当。
    浅草今半のすき焼き弁当にスーラータンメンを作って汁の代わりに食べる。
    醤油のタレでホロホロになるまで煮込んだ薄切り牛肉…、グリーンピースが彩りそえて、冷たいままでおいしい仕上がり。崎陽軒のシウマイ弁当もそうだけど、お弁当とはそのまま食べておいしいようにできているのが本来のモノ…、って思ったりする。今年もとうとうあと半日を切りました。

    拍手[7回]

    朝から軽く打ち合わせにて、移動の途中の「ユーロカフェ」。



    新宿西口の地下街にある喫茶店。特徴のある店という訳じゃなく、本当に普通の喫茶店でけれどココの朝のサンドイッチがかなりおいしい。
    ツナと玉子のトーストサンドで、それを食べにとひさびさに来る。
    禁煙コーナーと喫煙コーナーがわかれた分煙スタイルの店で、禁煙コーナーはギッシリ一杯。ところが喫煙コーナーは誰もいなくて空気がキレイ。
    それで喫煙コーナーに座ってぼんやり…、偶然だったとは思うのだけど、たばこを吸う人口がどんどん減っているんでしょうネ。ギッシリ人が詰め込まれた禁煙席の空気の方が重く思えて、ちょっと不思議な気持ちになった。



    サックリ焼けた薄いトースト。ポッテリとした玉子サラダとツナオイル漬けのマヨネーズ和えが2層をなして挟まっている。
    パンの厚さと挟んだ具材の厚さがほとんど同じ厚さというのがウレシイ景色。
    噛むとムニュンと中身がパンから飛び出してくる。
    あふれだすシアワセとでもいいますか…、味わい濃厚。カサッと壊れるトーストブレッドのパンくずを全部まとめて、とろりとお腹の中に飛び込む。
    焦げた小麦粉の香りもたのしく、朝のお腹が目覚める感じ。



    そしてコーヒー…、飲む前にクリーム注ぐ儀式をします。
    カップの中は静かな状態。スプーンでかき混ぜた訳でもないのに、クリーム注ぐと自然に渦を巻きながら、底からユックリ湧き上がる。
    コーヒー色が徐々にミルク色になっていくのがオモシロく、全部注ぐとコーヒー牛乳の色になって、味わいマイルド。朝のお腹にやさしい飲み物。
    メールチェックを終えたらば、移動をしましょう、さぁ、仕事。


    関連ランキング:カフェ | 新宿駅新宿西口駅新宿三丁目駅



    昼にちょっとお勉強…、「天下一品」にどうしても行かなくちゃいけないコトになっちゃって、それでランチを兼ねてくる。
    京都発の全国チェーンで、実は一度も来たことなかった。
    かなりの人気があるようで、カウンターの一番端に体を押し込み料理を注文…、コッテリ味のラーメンにチャーハン、鶏の唐揚げが付くセットにします。



    コッテリってどのくらいコッテリなんだろうと思ってやってきたコッテリは想像以上のコッテリで、麺をたぐって持ち上げようにもコッテリスープが邪魔してなかなか持ち上がらない。
    口にふくむとドロリと舌に乗っかって、ザラッと居座り喉の奥へと向かっていかない…、スープというよりポタージュでしかも脂やゼラチン質がまったり重たい。
    栄養だとかカロリーだとかを必要とする若い人にはいいのでしょう。
    初体験のおじさんにはあまりに強烈…、20年ほど前に出会ってこういうものだと体に味を叩き込んでいたらばおいしく感じたかもネと、遅い出会いを後悔す。



    お腹になかなか入っていかないコッテリラーメンを見つつため息。
    ただ、捨てる神あれば拾う神ありでありまして、ココのチャーハンは普通においしいチャーハンで、なによりサイドの鶏の唐揚げ。
    強めにバリッと揚がってて、セロリのようなスパイス使いが独特でボクの好みでスゴくおいしい。
    その両方でお腹を満たし、京都の味の深くて不思議なコト、想う。
    日本の料理の伝統がみなぎる街であると同時に、学生の街でもあってだからこういう味を自然を産み落とす…、この振れ幅の大きさこそが、京都という街の偉大なところかもしれないなぁと、思ったりする、降参です。

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