サカキノホトンブログ２００円で満ちる朝

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２００円で満ちる朝

マクドナルドの朝のキャンペーン。

ソーセージマフィンがたった１００円。
それだけでもオドロキなんだけど、これにＳサイズドリンクをあわせて買っても２００円。
それで朝のお腹と喉がほどよく満足できるというコト。
モノスゴイことではござりませぬか。
本当にいいのかしらんと、カウンターでマフィンと飲み物だけ注文をする。
事も無げに、お待ちくださいって食事の用意が出来ていく。
折角だから、朝食セットに普通付く、ハッシュブラウンを追加しようかとメニューをみれば、なんと単品ハッシュブラウンは１６０円「も」するではないか！と、ビックリ仰天。

マフィンにチーズにソーセージパテの集合体が、切ったジャガイモを揚げた料理に比べてこれほど安いというコト。
しかも前者は焼いたり、積んだり、包んだり。
それに比べて後者は機械が揚げただけ。
手間がかからぬ料理の方が、安いというのもとっても不思議。
それでちょっと依怙地になって、今日はハッシュブラウンなんかはとらずに最安セットで押し通す。

ついでにケチャップいただけませんか？って、立派なプラスティックの容器に入ったケチャップまでもをあっさり、すんなり、手に入れる。
フィルムをめくると中にはまじめに、一食分のケチャップが…。
これまで含めてこの値段っていうのがなんだか申し訳なく思えてしまう。
これは一体いくらで納品されてるんだろう…、ってそんなコトを思うとどんどん、切なくなっちゃう、どうしよう…。

飲み物にもらった「野菜生活」に付属した、伸縮自在のストローが、丈夫で立派でしかもジャバラの折れ首ストロー。
昨日入ったフレッシュネスでは、折れ首ストローからストレートのしかも短いモノに変わっていたというのに、この立派さにますます切なさ募ってしまう。
まぁ、しょうがない。
大量生産大量消費が様々なコトを解決しちゃう、そんな世界にボクらは住んでる。
しょうがない。

初めて食べるソーセージマフィン。
いつもはこれに玉子を一緒に挟んだ、ソーセージエッグマフィンを食べている。
だからはじめて。
コロンと小さく感じられるそのかわいらしさに、まずはニッコリ。
ソーセージパテがタップリみえて、しかもチーズがトロンとはみ出す１００円という値段が申し訳なく感じるうつくしき様。
カプっと齧ると、肉汁、ズッシリ。
いつもは玉子と一緒に味わうパテが、それそのものの旨みを発する。
ムッチリとしたマフィンの食感、パテのプチュンとした歯ごたえがとても濃密。
ボクの知ってる朝のマフィンと違ったおいしさ。
今までこれを食べなかったコトが悔やまれるほどのゴチソウ感にウットリします。
マフィンにチョコッとケチャップ塗って食べると、肉の風味がおだやかになり、これはこれにておいしく感じる。
２００円で迎える朝の、思いがけずの贅沢にオドロキながらの今朝となる。

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2010/08/04 (Wed) FF・ブレックファスト Trackback() Comment(0)

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