サカキノホトンブログひさしぶりのタマゴ付き

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ひさしぶりのタマゴ付き

マクドナルドで朝の朝。

新宿西口、ヨドバシカメラの近くのお店。
お昼以降は一日中、お客様があふれ返って席を見つけるのがむつかしい店。
けれどさすがに朝は少々、ユッタリで、それでちょっと重宝してる。
ビルの２Ｆがキッチン、それに注文をするカウンター、小さな客席。
３Ｆ部分が喫煙席を含む大きな客席ホールという構成。
そもそもファストフードが２階以上に店を構える。
かつての常識では考えられない、掟破りで、けれど最近、こうしたお店が結構増えた。
代わりに一階部分の入り口上に、大きなゴールデンアーチがかかる。
かつて、このゴールデンアーチの下にはかならず「ハンバーガー」と書かれてた。
日本にマクドナルドを持ってきた、藤田さんは「ハンバーガー屋がハンバーガーと看板出さずになんで商売できようものぞ」って言っていたほど、当時、マクドナルドはコトあるたびにハンバーガーを強調してた。
けれど今。
かわりにあるのは「２４」の大きな文字で、つまりマクドナルドはハンバーガーより２４時間営業を売り物にしたというコトなのでありましょう。

まぁ、それはそれ。
お店は時代に合わせてかわって行くモノ。
ワタクシ企業であった会社も上場企業になりもした。
経営者だって変わったワケで、しょうがない…、って思ったりする。

ひさしぶりに、ソーセージエッグマフィンをたのんで朝とする。
最近、ずっとソーセージマフィンが１００円だった。
それでいつもその玉子抜き。
それまでずっと、ココの朝と言えばソーセージエッグマフィンだったのだけど、しばらく浮気をしておりました。
しかも１００円のそれにワザワザ何百円も出してセットにするのが悔しく、１００円ドリンクを足して朝のかわりとしてた。
今日はこれまたひさびさにセットにします。
ミルクにそれからハッシュブラウン。
ケチャップもらって、ひと揃え。
ハッシュブラウンの油の香りが朝の気持ちを盛り上げますなぁ…、にぎにぎしくてニッコリとなる。

両手でもって持ち上げた、その分厚さがちょっと贅沢。
なつかしいなぁ…、って思いつつカプッとなるとプチュンと玉子の白身がさける。
カサッと乾いたマフィンの表面。
ムッチリとしたソーセージ。
それにやっぱり、ツルンとはじける白身の食感がひとつになってやっとココのマフィンになるのね…、ってそういいながらムチュンと食べる。

ただどうだろう…。
ちょっと味が薄く感じる。
昔はそんなコト思わなかった。
多分、ソーセージマフィンのコッテリ味に馴れちゃったんでしょう。
焼いた玉子の分だけそのソーセージパテの味が薄まる気がしてしまう。
よっしゃそれなら一工夫。
ハッシュブラウンを刷毛にして、ケチャップを玉子にタップリ塗ってやり、それで食べるとなるほどおいしい。
卵料理をメインに挟んだ、サンドイッチみたいな味わい。
これはこれでいいかもしんない。
けれどやっぱりこれからは、玉子抜きのソーセージマフィンにするだろうなぁ…、それほど玉子が邪魔に感じた。
ずっと今まで、なんでワザワザ、玉子のついてないソーセージだけのマフィンがあるのかわからなかった。
同じ値段で玉子まで付く。
ならば付けてもらえばいいじゃん…、って思っていたけど決してそんなコトはない。
足すコトが、よくなるコトじゃないっていうコト、勉強しました、そんな朝。

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