サカキノホトンブログモスドのモス

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モスドのモス

今日からスタート。
「モスド」プロジェクトの新商品。

ドーナツバーガー。

ハンバーガーのパティをドーナツ型にする。
それだけ？…、ってちょっと肩透かし。
ミスタードーナツの方は、お菓子原料だけで作ったハンバーガーにフレンチフライという、かなり気になる商品構成。
気合の入り方が違うかなぁ…、と思いはすれど、けれど真ん中の穴の部分にソースをいれて、食べ進めるにしたがって味が徐々にかわってく…、という。
ちょっとワクワク。
ためしてみる。

トマトをはさんだ「ドーナツバーガー・モス」っていうのと、レタスたっぷりの「ドーナツバーガー・テリ」の２種類があって、でもトマト嫌いのボクにとっては唯一「テリ」が選択肢。

たのんで待つ。
多分、この店にとってのこの商品のファーストオーダーになるんでしょう。
厨房の中がドタバタするのが、ちょっとたのしい。

やってきたのは、包装紙まで一新された小さな包み。
見た目はほとんど、テリヤキバーガー。
お行儀悪いが、解体します。

バンズをはずして、レタスをどかす。
すると、なるほど…、バンズの上には穴あきパテがのっかっている。
穴の部分にはマヨネーズ。
ホースラディッシュ、大根おろし。
そしてわさびフレーバーのソースが入っている…、という。

食べてみます。
カプッとやると、その一口で穴に到達。
だから食べてるうちに徐々に味が変わってく…、っていう彼らの言い分を実感するには至らなかった。
ちと残念。
肝心の味も、わさびというよりマヨネーズの酸味がかなり強烈で、辛味をそれほど感じない。
とはいえテリヤキソースの甘ったるさが、ちょっとやわらぎ、とてもさわやか。
これからの季節にいいかもしれない。
ただ個人的にはオリジナルのテリヤキバーガーの方が好きではあります。
モスの商品は、１５年ほど前にほぼ完成をむかえてしまった。
だからその後の新商品は、かなり苦戦を強いられている…、ってそんなふうに思ったりする。
しょうがない。

ちなみにそうそう、ドーナツの穴。
そもそもベニエやベルリナみたいな穴のあいてない揚げ菓子を、焼き損じがないように…、って火が通りづらい真ん中部分に穴あけた、アメリカ人の知恵といいます。
それならコレも、ハンバーガーのパテが早く焼ける…、って効果もあるかな？
だったら、注文受けてから作ることにこだわっているモスとしては、提供時間を短くできるイノベーションになるかもしれない。
どうなんだろう…、そこんとこ。
パテに穴あけコストダウン…、って趣旨じゃないこと、祈ります。

一緒にコーンスープをもらう。

最近、ファストフードのメニューからコーンスープが消えてなくなる傾向にある。
マクドナルドは遠の昔に。
日本のファストフード界ナンバー１のコーンスープとずっと信じて贔屓にしてきたケンタッキーフライドチキンもコーンスープを売るのをやめた。
ああ、残念。

コーンスープって日本の人が日本人のために作った日本の洋風スープの最高峰…、だと思うんですネ。
だって日本以外にこれほどコーンスープをたくさん飲む国ってない！と思う。
アメリカならば、チキンスープにピースープ。
フランスだったらオニオンスープになるんだろうし、甘みを旨みに置き換えるのが大好きな日本人ならではのそれ。
今朝はユックリ、味わった。

[1回]