サカキノホトンブログおむす人

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おむす人

朝、取引先にご挨拶。

そのついでにと外で朝食。
今日からスタートするという、おむす人にてサックリと。

それにしてもおどろくほどに青い空。
「あっ晴れ」という言葉があるけど、まさに今朝の空はあっ晴れ。
あっ晴れな空。
なんだか今年の幸先よさを感じさせる空。
ニッコリとなる。
そもそも日本の空は寒ければ寒いほど。
あるいは天気が荒れた次の日ほど、青くて高くてうつくしく、空気までもがスキッとおいしく感じるように出来ている。
人の気持ちも同じかなぁ。
厳しいコトが続いた数年。
去年は雲の向こう側に、青空気配が見えた年。
今年はこんな青空の年になるといいなぁ…、って思ったりした、がんばろう！

あけましておめでとうございます！ってお店に入って、それで注文。
おむすび１個で我慢する。
いつもは大抵、２個食べる。
それだけじゃなく、鶏唐揚げやソーセージなんかのおかずをつけて食べるのだけど、今日はおむすび。
しかも１個だけ。
味噌汁だけをつけてもらった。

正月休みの暴食のため、ちょっと太った気がしましてネ…。
それで１個で我慢する。

今日は一個でいいんですか？って、お店の人に言われてニッコリ。
えぇ、ちょっとダイエットって。
柄にもないコトを口にして、なんだか照れて笑ってしまう。
それじゃぁ、とびきりおいしいおむすびを作りましょうネ…、ってそう言いながらジャッジャとやさしくご飯をにぎる…、いつものリズム、いつもの手仕事。
何度みてもウットリします。
おむすびを作っているのがたのしくてしょうがないって感じのやさしい笑顔と一緒にボクの一個が出来上がる。

梅とおかかの縁結び。

具材２種類が、互いの味を引き立てあって複雑な味になるのがたのしいここの売り物。
中でも一番スタンダードなのが梅とおかか。
ここの梅は本当に酸っぱい。
塩もビリッときいていて、昔、おばぁちゃんがつけてたみたいなクラシックな味。
それをタップリ。
おむすびのどこを齧ってももれなく梅の味がする。
それほどタップリ。
醤油まぶしのおかかのうま味が、酸味をほどよくなだめてくれる。
そこに味噌汁。
フウフウしながらそっと食べると、梅の酸味が途端に甘く感じる不思議。
油揚げが具のお味噌汁。
実はここで味噌汁をたべるのは今日がはじめて。
やさしい味わい。
特別おいしいわけじゃないけど、普通においしくタップリ入った油揚げがクニュクニュしてて朝のお腹がホッとする。
今年も一年、よろしくお願いいたします…、ってそんな気持ちで味わった。

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