サカキノホトンブログめでたい餃子

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めでたい餃子

夜、南昌飯店でご飯をたべる。

家での仕事がなかなか前に向かっていかず、夕方ちょっとイライラしてた。
ちょっと風邪っぽくもあり、気分転換にまずは食事を。
お腹が空くとココロが痩せる。
ちょっとしたコトが気になったりして、仕事に影響さえでてしまう。
それでテクリと表に出、南昌飯店。
年末年始も一切休みをとらず、昼から深夜までずっと営業していたお店。
日本にいるアジアの人たちの元気とバイタリティーには頭がさがる。
遠くからユックリ近づき、カメラを構えて画像を撮ろうとしたらば中から、人がササッと飛び出してきた。
片手に岡持ち。
出前に向かうお店の人で、急いでバイクに乗ってどこかへ飛んでっちゃった。
商売繁盛…、いいことです。

お店に入ると店の奥から「あけましておめでとう」と大きな声でご挨拶。
いつものおばさんスタッフが、ニコニコしながら飛んでくる。

今年もよろしくお願いね…、ってそう言いながら、まずは餃子をたのんで食べる。

お正月。
仕事がこれほどなかったら、自分で餃子を包むところ。
小麦の皮で服を包んでお腹に入れる。
縁起担ぎのめでたい料理。
今年はココでまず焼き餃子。
日本風の包み方じゃなく、ワンタンみたいなコロンと丸まるくるみかた。
だからポッテリ、目にまずとても福々しい。
野菜タップリの肉餃子にて、肉汁ジュワっ。
ハフハフ、皮がパリッとしてて風味豊かでおいしい餃子。
そのまま食べても十分おいしく、ポン酢醤油にラー油をタップリたらして食べると味わいサッパリ。
お替り思わずしたくなる。

今日の定食のメインがきくらげの卵とじ。
中華料理の卵とじには、あらがいがたい魅力があって、おもわずとった。
だってネ。
油をタップリ大量に含んだ玉子がフンワリふわふわ、しかもシットリ。
半熟部分がまるでなく、強火でシッカリ玉子の中にまで熱が通って卵臭さがまるでない。
舌の上におき、上顎軽く近づけるだけで、クチャっと潰れてうま味を吐き出す。
まるで油を食べるような料理でちょっと怖くはあるけど、でもおいしい。
特に今日。
ちょっと疲れた体がコレで、エネルギーを蓄える。
だからいいかと、それでたのんでフルっと食べる。
具材はクニュクニュ、きくらげと、細切りにした筍、豚肉、それからシイタケ。
健康的を装う具材。
ご飯と一緒に、いただいた。

スープがわりに五目そば。
野菜たっぷりのあんかけ汁そば。
オイスターソース味のトロミのあんが、スープの表面を蓋をしてずっと熱々。
シコシコの固めに茹でた麺にトロリとあんがしがみつき、スベスベ、唇なでていく。
体もあったか…、なんだか元気もやってくる。

新春っぽい動画を一本。
「Ashok」って言うインドでヒットした映画の中の「Gola Gola」って言うナンバー。
そのナンバーに合わせて踊るダンスがあまりに見事でステキ。
動画を貼ります。
最初の芝居の部分で何が起こっているかはご想像にお任せしますが、ドラマ部分がいきなりミュージカル風になっていくのが、インド風。

多分、主人公の人たちの頭の中にあるイメージが、ミュージカルっぽく表現されているのでしょう。
そう言えば、昔の日本の映画も、突然、ミュージカルになってましたネ。
美空ひばりの主演映画なんてほぼミュージカル。
クレイジーキャッツの映画も、基本的に盛り上がり部分は歌に踊りでその唐突具合が面白かったりしたモノでした。
それにしても、インドダンスの振り付けの斬新にして独特なコト。
しかも主人公の髭のおじさん。
決してスリムなダンス体型でもないのに動く。
首も肩も、足もかかとも動いて、動いて、動きまくってビックリしちゃう。
ボクも目指すか、マサラダンサー…、って気持ちになったりする見事。
オキニイリにてございます。

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