サカキノホトンブログおむすびをケンタッキーで喰らう朝

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おむすびをケンタッキーで喰らう朝

ツナマヨと昆布。
梅とおかか。
二つの具材を一緒にご飯にとじこめる「縁むすび」っていうここの人気シリーズを作ってもらう。

梅とおかかは定番でしょう。
だって、おかかをあらかじめまぶした梅干が売られているくらいであります。
当たり前の組み合わせ。

けれど、ツナマヨに昆布という組み合わせ。
そもそもツナマヨという具材のミステリアスなこの存在。
おむすびの中にあって不思議に思わない…、そのきっかけはコンビニおにぎりでありましょう。
ご飯にマヨネーズをのっけて食べる。
いわゆるマヨラー的食べ方に抵抗があるおじさんたちも、不思議なことにコンビニのツナマヨ握りはＯＫよ…、ってすんなり自然に受け入れる。
そもそもご飯と甘酸っぱいモノが合うって、それは、寿司のシャリにてずっと昔から証明されている事実。
回転寿司でもマヨネーズモノは人気爆裂でありますし。

目の前でみるみるうちに白いご飯に具材がのって、三角おむすびの形になって海苔でくるんとつつまれる。
そこでそのまま食べてやろうか…、と思いはしたけど、ちょっとたのしい、くわだてをして、お土産用に包んでもらって外に出る。

駅前通って線路をはさんで、四ツ谷の町の反対側に。
四ッ谷駅。
駅のこっちは千代田区で、駅の向こうは新宿区という街の境にデンとある、その新宿区側で、朝からやってるＫＦＣで、ボンレスチキンとお茶をたのんで、おにぎり食べてもいいですか？

こっそり聞いて、いいですよ…、って許してもらって、それで朝のご飯とす。
すんごく早い朝でしたから。
客席にはお客様はボクだけで、わがまま言ってごめんなさいネ…、って客席ホールの片隅座って食事のスタート。

ここのお茶。
紅茶やウーロン茶の他にもジャスミン、カモミールと８種類ほどの品揃えがある。
コーヒーじゃないときにはかなりうれしいもてなし。
今朝はほんわか、やさしい香りのカモミールティー。
飲むと同時に大きく鼻で湯気を吸い込み、体の中にハーブな香りがやってくるのを、ほっとたのしむ。
目が覚める。

さすがにケンタッキーフライドチキンのチキンはおいしい。
オリジナルチキンのしっとりとして、暴力的なほどに迫力ある味もいいけど、このサクッとしてて中フワフワのも捨てがたい。
フレーバーはケンタッキーそのままで、指を汚さずパクッといける、朝にはかなりお気に入り。

そしておむすび。

むすびたてのをパックに入れて、たった３分ほど歩く間に海苔がしっとりしてしまう。
でも、そのしっとりがまたおいしかったりするワケです。
ご飯と海苔が一体となる。
しかもここではテイクアウト用のおむすびには、その場で食べるおむすびよりも多目の塩を使ってむすぶ。
その塩が時間がたつとご飯となじんで、角がとれてやさしい味になってくる。
ツナマヨ昆布は想像以上にマヨっぽく、梅とおかかはなつかしい味。
強めの酸味のおばあちゃんぽい梅干が、口の中をスキッとさせて、朝のおなかが元気になります。
おごちそう。

すっきりとした香り豊かなカモミエールティー。
入れた直後はさわやかで、徐々に酸味を帯びてくる。
おむすび全部食べ終わり、さて、残りを飲んでスッキリしましょ…、とゴクッとやったらビックリするほど苦かった。
まるで薬草。
ウゲッとなった。
ほどよきところでお湯から袋を取り出してやるのをスッカリ、忘れてボンヤリ。
反省です。

なにごとも、引き際大切。
肝に銘ずる、さて、仕事。

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2009/04/30 (Thu) FF・デリ Trackback() Comment(0)

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