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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    四谷三丁目からひと駅分、ふらりと歩いて四谷駅。



    今日も朝の空は明るい。
    パキッと青くて刷毛でススッと白い雲が描かれている。その雲もみるみるうちに居場所と形を変えていく。空の高いところには強い風が吹いてるんでしょう。
    けれど地上にふく風はなく、気持ちが良くてあっという間にひと駅歩く。

    「おむす人」で朝を食べます。



    実は本日、「おむすびの日」で、関西淡路大震災でボランティアの人たちが炊き出しに作ったおむすびに救われた人がたくさんいるからと、それで今日が「おむすびの日」になったんだそう。
    東京にはいろんなところにおむすび専門のお店があって、けれどそんなおむすびの日に来たくなるのは、このお店をおいて他に無く、それで歩いてきた次第。
    もう6年以上も通ってて、お店の人が変わらずずっと同じ人。笑顔明るくテキパキと、けれどとても丁寧に作ってくれる、これがおむすび。



    鮭といくらの親子むすびに、おかかと梅のえんむすび。
    サックリ揚がったコロッケと、カリッと表面こんがりしてて中がしっとりした唐揚げをセットでたのんで朝とした。

    おむすびじゃなきゃいけないとき…、ってあるんだろうなぁ。
    おむすびじゃなきゃ満たせないモノもあるんだろうんなぁ…、手づかみできる料理でもハンバーガーやサンドイッチじゃお腹は満たせてもココロのどこかに満たされぬ場所が残ってしまう。
    同じおむすびでもコンビニエンスストアのおむすびもどきじゃ、この温かさとかやさしさだとかが伝わらない。できたてだから。しかもおふくろみたいな人が作ってくれたから伝わるモノがあるんだろうなぁ…、と思ったりする。



    キリッと酸っぱく、一口食べると口いっぱいがみずみずしくなるような梅干し。それとおかかと醤油の風味がとてもたのしくナツカシイ味。
    ふっくらとした塩鮭と、タップリいくら。噛んだところにいくらの中のうま味ジュースが滲み出し、ご飯がピンク色に染まってなんともこれが色っぽい。
    どこを食べてももれなく具材が口にタップリやってくるのが贅沢で、朝が明るくはじまった。おむすびの日のおむすびの朝。


    関連ランキング:おにぎり | 四ツ谷駅麹町駅市ケ谷駅



    おむすびといえばやっぱり「おむすびころりん」でしょう。まんが日本昔ばなしの動画を貼ります。



    おむすびころりんってこんな話だったんだ…、とあらためてみると、ふーんって思う。欲をかきすぎると痛い目にあうという、花咲かじいさんとかこぶとりじいさんとかと同じ内容。
    でもちょっとぐらいは欲をかいてもいいんじゃないの…、って欲張りじいさんに感情移入をしちゃったりする、ユルサレテ(笑)。

    拍手[5回]

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    銀座ウエストでそしてお茶。決して安い店ではないけど、今日もニギヤカ。平日の昼にしてほぼ満席という状態。
    自然と背筋が伸びる店。自然と笑顔になるお店。空間自体が凛としていて、しかもキラキラ。眩しいほどに食器がキレイに輝いている。



    アイスコーヒーをたのんでお供にシュークリームを。本当はゴルゴンゾーラのクリームを使ったシュークリームを食べたかったんだけれど、残念ながら今日は売り切れ。それで普通のシュークリーム。
    2人で一個を食べたいからと、半分に切ってもらってフルリと食べる。
    この薄い生地、そしてぽってりしたクリームをスパッとキレイに切り分けられるというプロの手際にウットリしつつ、口をやさしく満たす甘さと、小麦が焦げたシュー生地の香りに香りがほころぶ、オキニイリ。


    関連ランキング:喫茶店 | 銀座駅内幸町駅日比谷駅



    今日は日本全国の若手経営者と一緒に勉強会の立ち上げをする。



    10年後の外食産業のあり方を一緒に考え、実践しようという集い。最近、日本の外食産業には手っ取り早く儲けてブームが終わったらサッサと商売替えをすればいいんだという、近視眼的なる経営スタイルをもてはやす向きがかなりある。
    商売としてはそれでもいいのかもしれないんだけど、働く人をシアワセにしようとすれば、10年、20年というスパンでじっくり腰を落ち着け経営していく覚悟と継続力が必要となる。
    だからみんなで勇気づけあい、未来に向かって頑張りましょうと、みんなで誓い合ってそれから会食をする。



    青山にあるサングリア。ココも10年、20年かけココで老舗になっていきたいという気持ちで出来たお店であります。
    いつもの料理をいつものようにいただいて、けれど今日の料理は格別。
    何を食べたということよりも、誰と食べたということに意味のある夜もいいものですな…。みんなでガンバル糧とする。


    関連ランキング:スペイン料理 | 表参道駅外苑前駅明治神宮前駅



    イギリスの食品メーカーが作ったスパイス調味料のCMフィルム。



    「The Sound of Taste」…、味覚の音というタイトルもなるほどと思わせるうつくしき様。
    クローブやコリアンダー、クミン、ターメリックと色鮮やかなスパイスが音に溢れて弾ける様子に、勿体無いと思いながらも、ウットリしながら見つめてしまう。
    たしかにスパイスってこうして口の中で爆発するように、香りや風味を発散するものなんだって、この表現が腑に落ちたりする、オモシロイ。

    拍手[6回]

    昼を日比谷のかに料理…、「蟹工船」という店にくる。



    日比谷に昔から大きなオフィスビル。その最上階。
    入り口の暖簾をくぐるとここがビルの中だということをすっかり忘れてしまえる空間。川がせせらぎ、日本家屋が建ち並ぶ。
    ビルの中に日本の田舎町をまるごと移したように、作りこまれた空間で外国の人を連れてくると、写真撮影で盛り上がる。
    空間だけが作りこまれているわけじゃなく、その空間に感心するのを忘れてしまうほどに料理もシッカリしてる。



    大きな御膳にみめうるわしきお皿がキレイに並ぶお昼のもてなし膳。
    いろんなものを少しずつ味わうたのしみが、日本の料理のたのしみでしかもすべての料理にもれなくカニが使われている。
    例えばサラダ…、糸状にしたかぼちゃを揚げてそれをフワリとサラダの上に。葉っぱ野菜の上にはタップリ、カニのほぐし身。ドレッシングの代わりに三杯酢というゆでガニ食べてるみたいな味わい。
    カニの旨味で深みを出したベシャメルソースのグラタンは、ふっくらとしたカニ肉と、プチプチはぜるトビコが口をニギヤカにする。
    茶碗蒸しにもカニのほぐし身…、とてもなめらか、喉が喜ぶオゴチソウ。



    タラバの足に焼いたモノ。肉が乾かぬようにと蒸し焼き。だからふっくら。手でつかみ指をあてるとホロリと肉が見事にとれる。
    それから刺身。マグロの赤身にアオリイカ。カニは松葉で、ネットリ舌にからみつくよな肉感的な食感がいい。
    きゅうりをバネのように丸めたあしらいや、擦ったばかりの上等わさび。ひとつひとつが丁寧で、隅々までに気持ちが入った料理の数々。



    メインはカニの釜めしで、これもふっくら。全体的に料理がフワリとみずみずしくて、香り高いからボリューム以上の充実感に満たされる。
    一緒についてやってくる汁もカニ汁。しかもワタリガニを使った白味噌仕立ての味噌汁で、香り、うま味がなかなか深い。
    料理に合わせてカニの種類を自由自在に使い分ける。味わい多彩なカニの世界を堪能します。よきお店。


    関連ランキング:かに | 日比谷駅有楽町駅銀座駅

    拍手[4回]

    新宿西口で朝ご飯とする…、和朝食の天金さん。



    今日は朝が寒かった。東京都心でも氷点下まで下がったみたいで、なかなかベッドから出られなかった。
    布団を出てもしばらくボーッと頭じゃなくて体がしてて、体を動かすエンジンがあたたまるまでしばらく時間を要したほど。
    雲ひとつない空をながめる。
    なるほど東京の街が布団をかぶらなかった…、放射冷却という奴ですか。しかも昨日は曇り空。そもそも地面の温度があまり上がらなかった昨日の夜に、空気が宙にちらかった。
    街が寝冷えしたような感じの朝です。朝ご飯。



    いつもの定食。シャケの塩焼きに冷奴、しらすおろしに味付け海苔に味噌汁、ご飯でひとそろえという、午前中の体を動かすに過不足のないほどよきゴチソウ。
    味噌汁の実がここはずっと豆腐だった。けれど最近、乾燥キノコとワカメに変わった。キノコの旨味が汁にとけ、これがなかなかおいしくお腹に染み入る味わい。
    ただ今日の目当ては冷たい冷奴。
    寒い朝ではあるけれど、お腹がツルンと冷たい豆腐を欲したのです。



    理由は昨夜、ひさしぶりにオーセンティックなバーを訪れ、タップリ飲んだ。
    それで朝からお腹の芯が、なんだかジンジンする感じ。身体の末端は冷えているのに、お腹の真ん中だけが熱くて、それで冷たい豆腐を体が求めたのでしょう。
    豆腐を口に含んで、それがスルンと喉をかけおり、お腹を冷ます。ココが口、ココが喉、ココが胃袋と自分で自分に言い聞かせるような涼しいゴチソウ。
    シャケの塩焼きをほぐしてご飯の上にのっける、それをくるんと味付け海苔で包んで口にパクリと運ぶ。体がたしかに動き始める。あったかい。


    関連ランキング:定食・食堂 | 新宿西口駅新宿駅新宿三丁目駅



    朝の予定までの時間調節…、スカラ座という喫茶店。



    前から待ち合わせの時間の10分前には目的地につかないとドキドキしちゃう心配性で、実は腕時計も5分早めの時間設定。
    歳をとってくるとどんどん心配性が激しくなって、今日はなんと1時間も早目についちゃった。朝の早起きに拍車がかかるお年頃ゆえ、まぁ、しょうがない(笑)。



    居心地のいいお店であります…、朝なお暗くムードがあって、けれどお店の人の笑顔が明るい。
    マホガニーのテーブルに床、赤いベルベットのソファに白い布のカバーがかかる。
    レンガの壁にステンドグラスと、昭和で時間を止めてしまったような空間に身をおくと不思議なほどに気持ちがスッと落ち着く感じ。
    分厚い陶器の口が開いたコーヒーカップ。
    シュガーポットにミルクピッチャーは使い込まれたステンレス。空間だけじゃなくてテーブルの上もピタリと時間を止めてる。
    酸味を帯びた苦味がスキッと舌にのっかるコーヒーの味もまた昭和。



    それにしてもデザインうつくしい店であります。
    伝票の裏側にえがかれたこの女の子のモダンな絵といい、オペラのワンシーンを描いたかのようなマッチのデザイン。
    灰皿の中には「スカラ座」と店名ロゴのエッチング。こんな贅沢をほどこしたお店が未だに残ってる。…、ステキと思う。朝のコト。


    関連ランキング:カフェ | 新宿西口駅新宿駅西武新宿駅

    拍手[3回]

    甘味の勉強…、追分だんご本舗に来ます。



    実は伊勢丹の虎屋に行こうと思ったんだけど、凄い人出でほうほうの体で飛び出した…、今日は年始のセールだったようであります。
    百貨店の建物そのものがウワンウワン唸り声を立ててるみたいなにぎやかさ。
    それでちょっと歩いてこのお店。
    甘味の売店の前を歩いたその奥に、小さな喫茶室があってそこで甘味をたのしく味わえる。居心地の良いしっとりとした空間で、お客様はほぼ100%ご夫人がた。
    うつくしき秘密の花園に紛れ込んだ闖入者のごと…、気恥ずかし(笑)。



    豆かんたのんで味わいます。
    お店の名前の通り団子が売り物の店。ずっと苦手だったあんこが最近、ちょっとづつ食べられるようになりはしたけど、他においしいモノがあるなら、やっぱりあんこは控えたい。
    そんな気持ちをわしづかみにする、ここの豆かん。
    蜜をかけずにそのまま食べると、塩の風味と皮の渋味がキリッとおいしい煮小豆と海の香りがゆたかな寒天。素材自体の持ち味で十分おいしく味わえる。



    そこに黒蜜…、ぽってりとした濃厚な蜜をかけて食べると、あずきや寒天の塩の風味がキリッと際立つ。
    ツルンとすべる寒天が、あとひく蜜の糸にまみれてペットリ舌に貼り付く感じが痛快で、ホツホツ軽く歯ごたえのある豆が砕けて口にちらかる。
    そういえばこれ、食物繊維のかたまりだよなぁ…、体が中からキレイになるようなそれが和菓子のいいところ。
    お茶を飲みつつぼんやりしてたら、アラ還おじさんが2人でお店にやってきて、やっぱりここは落ち着くなぁ…、ってしみじみ言ってた。
    アイアグリーでござんした。


    関連ランキング:甘味処 | 新宿三丁目駅新宿駅新宿御苑前駅



    それから体にやさしい食事の勉強…、六本木のミッドタウンの中にある「鈴波」というお店を覗く。
    名古屋に本店を持つ守口漬と味醂粕漬けで有名な店。
    お店の前には立派な売店。その裏側に食堂があり、そこでココの自慢の西京漬けの魚がメインの定食を気軽にたのしむコトができるという店。
    銀座なんかにある魚久の「あじみせ食堂」みたいな感じでござる。



    今日の魚は分厚いかます。皮目がこんがり焼けていて、パリパリペリペリ、魚に箸を添えると崩れてヨダレを誘う。
    甘み、香りも程良くて、魚自体の旨味を引き立てギュギュッと風味が凝縮されたかなり濃厚な食べごたえ。
    山芋とろろがサイドについて、八丁味噌を使った赤出汁もドッシリ濃密。漬物の中に守口漬が入っているのがこれまたウレシクて、名古屋の美味をたのしく味わう。
    これに甘味がついたりしたら、ご婦人熱狂のオサレ御膳になるんじゃないかと思ったりした。オキニイリ。


    関連ランキング:魚介・海鮮料理 | 六本木駅乃木坂駅六本木一丁目駅

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