さて今日の食べ歩きのそろそろメインを何軒か…、まずはソフトクリームの「白一」に来る。
渋谷の公園通りの坂道をズンズンあがって、NHKのちょっと手前にあるお店。とても小さく、どうだろう…、10人ほどもは入れない。
テイクアウトがメインだけれどお店の中でちょっと座って食べることもできる、アイスクリームのお店でござる。
ソフトクリームみたいな形に仕上げてくれるのだけど、その実体はまるで別物。牛乳以外、卵や乳化剤とか保存料を一切使わず作ってる。その分とてもデリケート。溶けやすいから搾り出したら一旦、冷凍庫の中で休ませ提供するので若干時間がかかってしまう。待つのもたのしいオゴチソウ。
コーンの上に搾りだしたのもよいのだけれど、今日は牛乳アイスにします。
アイスクリームを牛乳を注ぎ入れたカップの中に搾りだし、牛乳と一緒にスプーンですくいとりながら味わい趣向。
とは言え最初の一口は、上からカプリと齧って食べる。
ヒヤッと口の中に飛び込み、たちまちサラッと溶けてミルクに戻ってく。甘いミルクがそのまま凍って、アイスクリームの形をしていただけなんだなぁ…、って思うとウットリ。不思議な食べ物。
牛乳もキリッと冷えてて、けれどアイスクリームよりはあったか。だからミルクに触れたところがユックリ溶ける。
溶けつつ、それが薄い氷の層になり、ちょうどソーダフロートのアイスクリームが氷で冷えたソーダに触れたところがシャリシャリするような、そんな食感。
なんともおいしい。次のお店に向かいます。
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それから原宿。駅前近くの裏路地にある「196°ICE CREAM」というお店。
お店の名前は、マイナス196度の液体窒素でアイスクリームの原料を瞬間的に冷やして作る。つまり出来立てのアイスクリームが食べられるというコトからついたのだそう。
確かにお店の中にはまるで化学実験室のように、大きな窒素のボンベが並ぶ。
注文するとボウルの中に素材を入れて、窒素充填。蓋してしばらく放置してアイスクリームが出来上がる。
マンゴーアイスをたのんでみたら、確かになめらか。マンゴーの味や香りをそのまま感じる。
フックラとした食感と、なめらかにして口どけのよい食感もフレッシュだからなのかなぁ…、って思ったりするオモシロさ。場所が目立たぬからなのか、あまりお客様が入ってないように見える。おいしいのにね…、勿体無い。
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打ち合わせをかね「春水堂」。ここも原宿の裏路地にあるスイーツショップ。台湾のお茶をおいしく味わうお店。
くるたびお客様があまりいなくてずっと心配していたけれど、今日はほとんど満席状態。ご婦人方が背筋を伸ばしてお茶をたのしむ。カラコロ明るい笑い声で、お店が満たされいい感じ。好きなお店がにぎやかなのは、なんだかボクまで褒められているような気がして、なんともウレシイ。
鉄観音の冷たいお茶をお供にしました。
ほのかに甘く、キリッと冷えててミルクの泡と細かく砕いた氷がふわふわ浮かんで仕上がる、目にも涼しい一杯を、ユックリ時間をかけて味わう。
優雅でござる。ずっとこうしてここでお店を続けていけば、なくてはならないお店になってくるんだろう…、と思ったりした。今日のコト。
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