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2025/06/19 (Thu)

かつ吉ランチ

丸の内でちょっと仕事でランチをそこで。「かつ吉」にくる。

大学を出て社会人としてのほとんどを水道橋で過ごしたボクにとって一番馴染みのとんかつ専門店。
かつては男性社員だけの男ぶりのいい店で、毎朝、地下にある店に降りてく階段を雑巾がけしてピカピカにしてた頭の下がる店でもあった。
今では女性スタッフもいて、けれどやっぱりどこか空気は凛と凛々しい。
丸ビルの中の支店で、けれどお店の中のしつらえは水道橋のお店とよく似てなつかしい。

円筒形の木製の器。三段重ねの食器で、中にはキムチ、ラッキョウ、昆布漬大根が入ってて、これが自由に食べ放題。
大きな鉢に千切りキャベツにレタスにワカメ、紫キャベツといろんな野菜がタップリ入ってやってきて、これも好きなだけ食べられる。
こういう「豪勢なふるまい」的なサービスは、水道橋譲り。うれしい限り。
かなり時間をじっくりかけて、丁寧に揚げて仕上げるとんかつで、だからユックリ野菜を食べつつお腹の準備をととのえる。

ちなみにこの店。調味料理にもこだわるお店。

甘口、辛口のソースが２種類。醤油ベースのドレッシングタイプのソースにおいしい塩。
最近「超辛口ソース」っていうのが加わって、カイエンペパーの辛さがビリッと強烈なウスターソースのような大人味。
肉や揚げ方にこだわりをもつ頑固なとんかつ専門店ではやらぬ工夫。こういう工夫をすると「本物じゃない」とかって評価が下がってしまうことがあり、この店も不当に評価が低い店のひとつじゃないかと思ったりする。ボクは好き。

ヒレかつをメインにいくつかフライを揃えた盛り合わせ。今日はヒレかつがどうにも食べたく、それでヒレがメインのモノを選んだ次第。
ロースの歯切れ感と脂も旨いのだけど、ヒレのむっちりとした食感とジューシーな旨みに満ちたみずみずしさは揚げると格別。
口の中でクチュッと潰れる食感を思い浮かべてやってきたほど。
それに小さな海老を刻んでまとめたエビカツ、カニクリームコロッケに小柱を集めて作ったかき揚げみたいなパン粉揚げ。

どれも味わい確実で、なによりヒレかつの熱の入り具合にウットリします。
芯の部分が明るいロゼ色。熱は入っているのだけれど、入りすぎてはいないのでとてもジューシー。
肉の断面がキラキラ、旨みジュースで光ってる。
出汁のしっかりした赤出汁に、白いご飯かの他に選べる紫蘇ご飯。どちらもおかわり自由というのもウレシクて、お腹がたのしく満たされる。
油で揚げたものなのに、全部食べても不思議とお腹が軽く感じて、おじさん的にはこういう料理がありがたいなぁ…、と思う昼。

かつ吉新丸ビル店

関連ランキング：とんかつ | 大手町駅、東京駅、二重橋前駅

[1回]

2014/08/11 (Mon) 丸の内コア：和 Comment(0)

クロックムッシュ

朝にドトールコーヒー。朝食メニューを今日はたのまず、いつもとちょっと違ったチョイス。

クロックムッシュを食べることにする。
少々時間を頂戴します…、と言われてカウンターの近くのテーブルでぼんやり待ちます。基本的にたのんだものはすぐに提供するというのがココのポリシー。だから番号札なんてモノもなくって、それでぼんやり。
お店の人の目がすべてのお客様に届くちいさなお店が多かった、ドトールコーヒー創業当初からの考え方なのでありましょうか…、人間味があってボクは好き。

ひさしぶりにあたたかいカフェラテもらう。
暑い朝ではあるけれど、冷たい飲み物ばかり飲んでると、体が心底冷えてくる。
脂肪を蓄えやすい体になって、デブ症を誘発する恐れもあるから、それで今日は温かいラテ。
自動的に泡が作れるマシンで作ったラテの泡。粗くてみるみるうちにプチプチ、空気がはぜて元のミルクに戻ってく。インスタントな夢はプチンと簡単に弾けてしまう。真面目な努力をしなくちゃ夢は弾けるんだって思ったりした。

しばらく待ってできたクロックムッシュをつかむ。
トーストの上のチーズがとろけて、糸をひく。たれたチーズがペーパーナプキンを汚さぬように、急いで口を近づけて、パクリと食べる。
熱々のチーズが上顎に貼り付いて、アチッと思うがこれもおいしい。冷たい飲み物ならば、ススッと啜って口の温度も下げられようが、お供は熱いラテでござる。
スーハー息をしながら口の温度を下げる。
カサリと焦げたパンが壊れて散らかっていく食感たのしく、充実感を味わうゴチソウ…、朝になる。

それから待ち合わせのためスタバでソイラテ…、ショートサイズに氷をタップリ。シロップを足そうかどうか迷って今日はそのまんま。

ミルクと違って豆乳は、ちょっと粉っぽさを感じる飲み口。この原料は豆なんだってコトが喉から伝わりその食感を楽しむために、ちょっとづつ、ユックリ味わいたくなる飲み物。
豆乳の明るい緑の香りと、コーヒーの深くて香ばしい香りが互いを引き立てあるのが普通のカフェラテにない特徴で、考えてみれば大豆もコーヒーも同じ豆。相性よくて当然かもね…、と思ったりする。
滋養を感じる飲み物に、気持ちもほっと明るくなります。さぁ、仕事。

ところで本日、甲子園の夏の高校野球が開幕。

台風の雨で２日延期で今日のコト。
熱中症対策のため、屋外で激しい運動は控えましょうネ…、と天気予報ではいいながら、メディアをあげて屋外での激しい運動を賛美するという、この矛盾。
まぁ、アマチュアスポーツは汗を流してなんぼのもんであります故、汗が流れぬ春の大会は人気がイマイチ。選手のコトを考えて、もし高校野球がドーム球場で開催されたら今みたいな人気はありはしないだろうと思ったりもする。なやましい。

ちなみに「高校野球で演奏されがちな吹奏楽曲」で検索するといろんな曲が出てきます。山本リンダの狙い撃ちとか、ピンクレディーのサウスポーとか。
ただ動画自体の切れの良さはこの一曲にまさるものなし。

腰をくねらせキューを出す指揮者の後ろ姿からはじまる冒頭部分からもう目が離せない。演奏者側も立って座ってまた立って。せわしなくって、笑っちゃいけないと思いながらも笑ってしまう。
できればニューブリードのダン池田を彷彿とさせる、この指揮者だけを映したバージョンをみてみたいほど、オキニイリ（笑）。
夏も佳境です…、今日も暑さがつのります。

[6回]

2014/08/11 (Mon) FF・ブレックファスト Comment(4)

夜の弁天庵

夜のお腹を弁天庵で満たすコトにする。

今日は雨が降ったりやんだり。夕方からは雨はあがって、けれど風が強く吹く。
台風名残の男性的な風に歩道の端においた幟の旗がパタパタ、力いっぱい舞っているのが健気でたのしい。
そろそろ街もお盆休みモードにはいっているのでしょうか。
お店は静かで、ひっそりしてる。蕎麦を夜に嗜む気分にピッタリですな。

お水をくみにウォーターサーバーの前に立ち、七福神を見上げれば、今日もニコニコ。元気でらっしゃる。
いつもは一部分だけ撮るのだけれど、今日はちょっと距離をおきみなさま一緒にパチリと撮った。

オキニイリのカレー南蛮蕎麦をメインとします。

東京流のカレーうどんは得意じゃない。ぽってり具合が弱めの汁がスベスベうどんにからみつくようで、からみつかないじれったさ。チャポンチャポンとカレーが飛び散り、食べてて粋じゃない食べ物で、だからほとんどカレー蕎麦。
表面イガイガした蕎麦が、カレースープを手繰りよせ、蕎麦の粘りが溶け込んでよりぽってりとしてくる感じ。
食べてるうちに麺がトロンと粘り気をもちカレーと一つに混じりあう。汁が飛び散るような危険もなくて、お腹がポカッとあったかくなる。

ここのカレーはちょっと甘めで辛味はおだやか。
食べてる間にじんわり汗が滲んでくるような辛さ。それでは少々、物足りなくてそれで七味をタップリかける。
赤唐辛子のビリビリくるような直接的な辛さが舌をピリピリさせる。
具材はネギに油揚げ。豚バラ肉がタップリ入って、それらそれぞれの食感が蕎麦をおいしくひきたてる。

お供にかきあげ…、エビと小柱が入ったものをたのんで添える。

分厚くサクッと仕上がっている。メインは玉ねぎ。三つ葉が彩り添えていて、そのまま食べてもおいしいように衣に軽く塩が入って揚がってる。
それをザクッと崩して蕎麦の上にのっける。
最初はサクサク。油の香りがこうばしく、蕎麦のムッチリした食感を引き立て互いをおいしくさせる。それもそのうちどんどん汁を吸い込んで、衣がトロンとやわらかになり、蕎麦にからんでなんとも旨い。
本当はこれにご飯を添えたいところだけれど、今日は我慢で、さぁ、帰ろ。

七福弁天庵四谷三丁目店

関連ランキング：そば（蕎麦） | 四谷三丁目駅、曙橋駅、信濃町駅

ちなみに今日は「道の日」でした。１９２０年に日本初の道路整備計画が実施されたからだといいます。
日本の道路整備のなされ方の見事なコトは、車で地方を走っているとちょっとした道までキレイに舗装されていてビックリします。豊かなるコト、この日本。
動画を一枚貼っておきます。

山田耕筰の「この道」という日本の唱歌。
本格的な声楽家が歌うと抑揚大げさな曲に聞こえて、だから大貫妙子さんが歌うバージョンを選んでみます。
じみじみ言葉が染みこんでくる、名曲ですネ。今までのこと、これからのコト、しんみり考え、夜が更ける。

[8回]

2014/08/10 (Sun) ボクのご近所レストラン Comment(0)

中村屋

新宿で昼…、中村屋にてのんびりと。

中村屋のビルが現在改築中で、隣のタカノフルーツパーラーの中に作った仮店舗にて営業中。フルーツの甘い香りと一緒にエレベーターで最上階まで運ばれて、降りるとカレーの匂いが漂うレストラン。
そういえば、かつてココは高野ワールドレストランっていう各国料理のお店が並んだフロアーだった。本格的なインド料理を生まれてはじめて食べたのも、ココでござった。なつかしい。

前菜代わりにクリームコロッケをたのんで食べる。

お一人様用というスモールポーション料理というのでとってみたらば、これが案外シッカリとした分量で、千切りキャベツがタップリのっかる。まずは野菜をとそれをむしゃむしゃ食べてお腹の準備をします。
ソースが一緒にやってきて「お好みでどうぞ」と言われる。
つまりソースをつけずに食べても十分おいしいですよ…、というコトなんだと思ってそのまま味わうと、ベシャメルソースの味わい濃厚。サックリとしたパン粉にタップリ入ったエビと、そのまま食べても見事なおいしさ。

そしてメインがやってくる。「ナポリターノ」っていう名物料理。

土鍋の中に真っ赤なスープ。平打ち麺にトマトが浮かぶ。缶詰マッシュルームも彩り添えて、いつも見るたび、これは何料理として分類されるべきなんだろうって思って食べる。
土鍋部分は和食でござろう。けれどスープはイタリア料理的。麺がタリアッテレならば和洋折衷というところなんだろうけど、実はこれが伊府麺。平打ち卵麺を油で揚げたモノが入っているから「和洋中折衷」というコトになる。
まぁ、おいしければいいのであります。いただきます。

油で揚げられ小さな穴がタップリあいた麺にスープが染み込み馴染む。酸味がスキッとしたスープ。トゥルンと口にやってきて、歯切れてツルンとお腹にとびこむ麺は滑らか。色っぽい。
アサリがタップリ入っているから、ボンゴレロッソ風とでもいうのでしょうネ。そこにタップリパルミジャーノをかけて食べると、イタリア風味が一気にアップ。汗をかきかき、味わい食べる。お腹がやさしく満たされる。

ちなみにココの仮店舗。あと２週間ほどで閉店となる。
１０月後半には新たなビルで、新たなお見がオープンするというのであります。できたらまたまた来なくちゃね…、って思ったりした。さぁ、帰ろ。

新宿中村屋レストラン仮店舗

関連ランキング：洋食 | 新宿三丁目駅、新宿駅、新宿西口駅

[5回]

2014/08/10 (Sun) 丸の内リム：他 Comment(2)

雨の朝

雨の朝です…、サンドイッチを作る朝。

いつもと違ったスタイルで…、と、新橋にある赤とんぼというお店のサンドイッチを目指して作る。
耳をとり、焼かないままに茹でた玉子をつぶしてマヨネーズと混ぜたスプレッドをたっぷり塗る。もうひとつにはレタスとハム。それを重ねて４つに切り分け二口大ほどの大きさにする。
難しいなぁ…、お皿に上に立てても壊れず倒れぬように作るのって。思ったようにはできなかったけど、味は立派においしくできた。

一緒にスープをと、クルクル混ぜてとろみを出して味わうカップスープをお元にします。大きなクルトンがタップリはいって、それがユックリ、トロトロになる。
ポッテリしていて、お腹もやさしくあったまる。
よき朝でした…、日曜日。

ちょっと野暮用で街に出て、ついでにジュース。

プロントに来てスイカジュースで水分補給。今年の夏はまだまだこれにお世話になりそうな気配であります。
ジュースじゃなくて、氷の上にパラリと塩をほどこして、だから氷が溶けるにしたがって塩の風味がジュースにうつる。ストローじゃなくグラスに口つけそのまま飲むと、氷と触れた唇が塩を感じて、スイカを齧ったような感じがするのもたのしいオキニイリ。

ちなみに今年はスイカドリンクの当たり年。サントリーのなっちゃんに「冷え冷えスイカ」っていうのが季節限定であるんだそうな。
冷たさが持続する独特のフレーバーを加えたところに、シャリシャリとしたスイカの繊維が混じってできているんだという。
スイカの味がするだけじゃなく、このシャリシャリな繊維がおいしく感じる秘訣なのかもしれない。今日のグラスにも繊維がタップリ。
そういやプロントもサントリーの関連企業。なるほどそうか…、って大人の策略を感じたりする。まぁ、いいか。

ところでコレ…、アメリカの人は大胆なコトをいたしますなぁって感心します。

名前も「Deluxe Watermelon Tap Kit」。デラックスであります、デラックス！
スイカをくりぬきそこに蛇口をねじ込んで、スイカジュースを注げばたかもスイカからジュースが出てくるような感じでたのしめる。
これで毎日、スイカジュースを飲むのがたのしくなる…、みたいなナレーションが入るのだけど、毎日、スイカ一個分のジュースを飲むってどんなコト？って思って笑う。一個送料別で３３ドル７５セント。オモシロイ。

[4回]

2014/08/10 (Sun) ボクツクルブレックファスト Comment(2)