サカキノホトンブログ昼をお部屋で「Mnago tree deli」

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昼をお部屋で「Mnago tree deli」

弁当で昼。
知り合いに会い急ぎのたのまれごとうけ、それでちょっと部屋に缶詰め。
昼にとそれで弁当を買う。

東京駅ナカ、グランスタ。
「mango tree deli」ってお店があってそこのお弁当。
マンゴツリーって実はタイ料理のお店が近所の丸ビルにあり、そこの売店。
専門料理の惣菜店やお弁当をうる売店は結構あって、けれどタイ料理の店っていうのは珍しい。
最近、伊勢丹などのデパ地下に積極的に出店果たしているようで、前からちょっと興味があった。
いい機会だと、それでいそいそ。
お弁当は二種類あって、ひとつはご飯にタイの料理をのっけた丼。
グリーンカレーやガパオライスと４種類ほどの品揃えにて、これもなかなか魅力的。
もう一種類。
幕の内弁当みたいな感じで、ご飯におかずがあれこれ揃って、色鮮やかで、見た目に惹かれてそっちを買った。
ほぼ正方形の底辺広いボックスで、斜めになると勿体ないと両手を添えて地下鉄に乗る。
お使い物を大切な人に届けてるみたいな、そんな気がしてなんだかたのしい。
自分を自分でもてなす感じ。

家に帰って蓋を開けると、まずはポワンとナンプラーの匂いが香る。
アジアな香り。
ドッシリとした魚の風味が鼻をくすぐり、お腹がグーッ。
仕事しながら色とりどりをユックリたのしむ。
井げたに仕切られ、全部で９つのパートにわかれる、その真ん中に、白ご飯。
斜めにふたつ、具かけご飯が格納される。
ひとつは玉子でとじたレッドカレーで、シットリフワフワ。
ピリッと辛めのカレーの旨みを吸い込んだトロトロ玉子がかかってるという、カレーは食べたい。
でも弁当でサラサラ流れるようなのは嫌…、って気持ちを旨く収めてくれる。
もうひとつはガパオライス風のモノ。
挽き肉じゃなく包丁で、荒びき状態に刻んだ鶏肉を甘辛にして、それをご飯にのっけたモノで、これを食べると「あぁ、タイ料理を食べている」って気持ちになれる…、オキニイリ。

残り６つの枠にはおかず。
特別かわった料理のようには見えぬけど、食べるとなんと、ひとつひとつに変わった趣向がほどこされている。
レモングラスが涼しく香る鶏の唐揚げ。
ココナツの甘い風味が、なんだかエキゾチックな気分にさせてもらえるポテトサラダ。
ナンプラーの風味が香るチリソースにて真っ赤に染まったエビの唐揚げ。
スパイシーなスイートチリでいただくホタテのほぐし身タップリ使ったコロッケや、茄子の素揚げに、タイ風春雨サラダをつめた春巻きなどなど。
中にはちょっとショッパイ料理もあったりし、東南アジアの料理は喉が渇くよなぁって水を飲みつつバクバク食べる。
中華料理の弁当にちょっと似てはいる。
けれど油を使わぬ料理がほとんどで、食べ終わったあとの器がキレイでうれしい。
作業もはかどる…、昼、終わる。

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