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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    昼前フライト。
    出発前にあれこれお腹に入れる午前中。

    sp.jpg羽田に向かう途中でちょっと、新橋立ち寄り。
    野暮用すませて、そうだ…、気になっていたパンを食べよう。
    新橋駅のガード下にある「サンピエロ」ってベーカリーに寄る。

    友人が、へんてこりんなパンがあるんだ。
    けれど結構、それがおいしくってクセになるんだよ…、って言っていたパン。
    どんなモノかといそいそ来ます。
    烏森口という新橋駅の中でもとてもにぎやかな、改札口に並んである店。
    店の前はかなりの通行量なのに、中に入るとあっけないほど静かでちょっと拍子抜け。
    焼き立てのパンが陳列された棚には、下町のパン屋さんに置いていそうなおしゃれではない、けれどなんだかおいし気なパンがあれこれ揃う。
    大衆的なるアンデルセン…、みたいな感じ?
    そしてコレ。

    dd269957.jpegウィンナロールなんかでよく見かけるよな、何かを芯にグルグル、パン生地巻き付けて焼くスタイルのパン。
    上にうねうね、何かのゼリーのようなモノが乗っかっている。
    芯の部分からこれまた何かがネロンと飛び出て、垂れ下がっている。
    さてさて中身の正体は…。

    実は竹輪!なのであります。
    穴あきちくわ。
    それを芯にしてパンが焼けてる。
    竹輪を抜いたらパンが竹輪の形状になり、しかも当の竹輪の中には明太子マヨネーズがタップリ充填されているという、ちょっとした無限ループのような形状。
    食べます。
    パンはフッカリ。
    とてもやわらかで存在感がかなり希薄で、味も凡庸。
    けれどそんな存在感の無さが中の竹輪のプチュンを引き立てている。
    これはパンだと思って食べる。
    なのに前歯が感じるモノがパンではなくて練り物という、意外性にまずはニッコリ。
    しかも竹輪の中に充填された明太マヨがとても強烈。
    辛味、酸味がシッカリしてて、だから竹輪の味があんまりしてこない。
    つまり、見た目はパンで食感、竹輪。
    なのに味は明太子という、目と歯と舌が受ける印象がまるでバラバラというトリッキーさにノックアウトされちゃうたのしさ。
    これはかなりのオキニイリ。
    そしてゼリーの正体は、みたらし団子のタレっぽい甘辛醤油のゼリーでござった…、これまたたのしい、オモシロイ。

    アイスコーヒーで口うるおして、浜松町から羽田に到着。
    メールチェックと朝の日記のアップをし、そうだ今日はもしかしたらば昼を食べ損なうかもしれないぞ…、と。
    それで売店、ウロウロ物色。

    fe39ba29.jpeg「空弁ブーム」はちょっと沈静化してしまったのでしょう。
    ワケのわからない付加価値ばかりがついてしまったプレミア食品はなりを潜めた。
    今でも生き残っているのは、富山の鯖寿司くらいでありましょうか?
    それよりむしろ、デパ地下なんかでも姿をみかける冷めておいしい定番食品が元気なようで、例えばまい泉。
    ヒレカツサンドがかなり目立つ場所にあり、それを選んで小腹を満たす。

    なんでこんなにおいしいんでしょ。
    ミンチになってしまう寸前まで繊維を壊した豚肉が、ムチュンと前歯で歯切れる食感。
    フッカリとした食パンに、タップリ塗られた野菜のうま味がおいしいソース。
    どれをとってもココの独特。
    シンプルなのに、自分でこれを作ろうとしてもなかなかこうは出来ない出来栄え。
    ここのサンドイッチは三切れ一組。
    カツがタップリ入ってる部分は真ん中、一切れだけで、残りの二切れはカツの端っこ。
    パンの割合が多くできてる。
    だからといって、損した感じになるかというとそれが不思議で、フッカリとしたパンの感触がなんだかとてもやさしく感じてそれはそれにておいしく思う。
    肉がミッチリ入っていればそれだけおいしいと、ばかり言えぬのが料理の世界のおもしろいトコ。
    ニンマリす。

    飛行機に乗り出雲にビュン。

    sky.jpg飛行機に乗ると窓のシェイドが全部降りてる。
    朝日の名残りが機内の温度を上げてしまうのを避けるため。
    空調効率をあげる工夫を一生懸命しているのでしょう。
    こうした工夫は悪くない。
    最近の航空業界って、合理化だとか効率だとかがあまりに表に出すぎてて、旅がたのしくなくなっているように思えて仕方ない。
    ボクらは荷物じゃないんだから。
    サービスはしょって、いろんな節約押し付けながら、なのに機内販売カタログだけはどんどん立派になっていったり、あるいは機内放送で延々ずっと旅行プランの宣伝フィルムを見せつけられたりすると気持ちが暗くなってく。
    輸送業としてのエアラインと、サービス業としてのエアライン。
    どちらに気持ちが傾くのかで旅の快適が決まるような気がするんだけど…、ちょっとあれこれなやましい。

    夏休みがそろそろ始まるというこの時期の、交通機関の中はにぎやか。
    子供の明るくにぎやかな声。
    それを見守るママの笑顔と一緒に飛ぶ空。
    梅雨明け空はとてもさわやか…、ナイスフライトな1時間。

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    ちくわパン
    北海道のベーカリーショップが元祖だそうで、3~4年程前に話題になって、一時期、近所のパン屋さんでも置いてたり、フジパンが調理パンとて作っていたりしましたが、最近、見かけないなぁと思ってたら、まだ売ってるところが有ったのですね。
    ちくわの中身が色々変えられるから、もう少し息の長い商品になるかと思ってたんですが、ウチの近所では廃れてしまったようで残念です。

    あ、そういえば、先日教えていただいた粕漬けの焼き方、追記のアドバイスもしっかり読んで、昨日試してみたら、これまでよりも上手く焼けました。ありがとうございました♪
    波留さん / 2010/07/20(Tue) /
    おなかにみっちり
    練り物のなかに魚卵+マヨ、それがこんがりパンに包まれて…。
    今すぐにでもかぶりつきたくなりそう(^O^)

    でも、そのパンの中身と同じくらいおなかにみっちり脂肪がつきそうな危険な組み合わせ(>_<)

    ああ、悩ましげ…。
    setsunaさん / 2010/07/20(Tue) /
    よかったです
    > 波留さん
    函館でしたっけ…、竹輪パンの発祥の場所。
    ボクもテレビ番組で観てずっと関心をもっていたのだけれど、こんなところで生き延びてるんだ…、ってなんだかちょっとウレシクなりました。
    プチュンとした練り物独特の食感がとてもステキですよね。

    粕漬け。
    うまく焼けて良かったです。
    サカキシンイチロウさん / 2010/07/20(Tue) /
    あぁ、脂肪
    > setsunaさん
    確かに脂肪とプリン体の塊でもありますね…、これ。
    知らずにこんなに無防備に、パクパク食べてしまったボク。
    うううう、でもおいしかったからしょうがないですね。
    サカキシンイチロウさん / 2010/07/20(Tue) /
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