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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    年齢:
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    性別:
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    1960/01/26
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    午前中の打ち合わせを終え、ランチをしなくちゃ…。
    ccb.jpg一人で食べるのもちょっとさみしい。
    食欲が不確かなときには誰かと一緒に食事をするのが、まず最高のレメディーでそれで近所で働く友人に連絡をして友人ランチの昼とした。
    場所は「コンコンブル」というお店。
    気軽でカジュアルなフレンチビストロで、ここ独特のスタイルのランチが有名。
    ちなみにコンコンブルっていう店名…、フランス語でキューリ、つまり英語のキューカンバで可愛らしくてしかもおいしい語感があるのがボクは好き。

    13684fb5.jpegワンプレートランチというスタイルがココのランチの定番。
    ワンプレートとは言うけれど、カフェのワンプレートとはいささか違う。
    メインディッシュが入ったお皿。
    サラダにスープ。
    パンにデザート、コーヒーカップが、銀のトレーに一度にのっけてやってくる。
    フランス料理にありがちな、スープ、サラダにメインが次々、時間差攻撃でやってくるのと違って、それをどう表現しようか…、と考えワンプレートという名をつけた。

    目の前にこれから食べるモノがみんな目に入る。
    食べる順番も自分で選べるというこの食べ方は、日本人にはたまらぬスタイル。
    定食だとか、松花堂とか、日本に昔からある食べ方をフランス料理に応用してる…、かと言ってこれを「フランス定食」なんて名前をつけたら夢がなくなる。
    それにしてもキレイに磨かれたトレー、それからメインディッシュが入ったお皿。
    ステンレスではあるのだろうけど、ピカピカしててしかも無数の細かな傷が入ってる。
    使い込まれて磨かれて、渋い光を放ってる。
    このメインディッシュ。
    実は運ばれるときには銀色のカバーをかぶってやってきて目の前で「お待たせしました」と蓋がシャリーンととられるのです。
    その瞬間に「おおっ、おいしそう」って声と気持ちが同時に上がる、食べる前のゴチソウ感ってやっぱり大切って思ったりする。

    be04034c.jpeg今日のメインに選んだ料理は、ひき肉ステーキ。
    牛肉を包丁でタンタン叩いてひき肉状にしたものをギュウギュウ固めてステーキ状にして焼きあげる。
    ハンバーグステーキというにはかなり肉々しくて、だからひき肉ステーキと呼ぶ。
    外はコンガリ。
    崩すと中はベリーレア。
    タルタルステーキをコンガリ焼いたような食感。
    脂をあまりもたない赤身の肉を焼いているので、歯ごたえギッシリ。
    噛む楽しみがあるのがステキ。
    下にトロンとなめらかでポッテリとしたマッシュポテトをたっぷり従え、マッシュポテトが肉の脂を吸い込み旨い。
    肉もマッシュポテトもそれぞれおいしく、しかもこれを一緒に食べると肉にポテトのネットリ感が加わってムッチリとした霜ふりビーフのような食感になっていく。
    マスタードの酸味と肉のうま味を、煮詰めたソースもおいしい、オキニイリ。

    つきあってくれた友人がたのんだのがスズキのソテ。
    やってきたときは、「これ、チキン?」って思うほどに分厚い切り身。
    それをコンガリ、バターソテ。
    それ自体で十分おいしく、けれどそこにタップリソース。
    エシャロットを炒めてそこに出汁とバターとワインで仕上げたトロンとあまく、しかも味わい濃厚なこのソースだけでパンがお替りできそうな見事なおいしさ。
    おいしさに、おいしさ重ねて味わうというフランス料理の真髄食べるようなゴチソウ。

    963563a1.jpegこれらメインにサラダとスープ。
    今日のスープはニンジンスープ。
    ニンジンの甘みと青い香りがたのしく、ポッテリとしたなめらかの中に食物繊維がホツホツ残る。
    食べるスープという感じ。
    これがタップリ、オニオングラタンスープなんかを焼きあげる壺状ボウルにやってくる。
    サラダもニンジン。
    キャロットラペが味のアクセントになってるグリーンサラダ。
    茹でた玉子にトマトにオリーブ。
    茹でたジャガイモが入ってて、これにツナが入るとニース風のサラダ…、スキッと酸味が爽やかで、口をリセットしてくれる。

    トロトロとろけるパンペルデュがデザートでつき、食事を終えて手をあげて合図をするとコーヒーがサービスされる。
    ナプキンでくるんだお皿にコーヒーカップを乗せるとそこで、コーヒー注いでくれるのだけど、これがまるで機内食。
    おかわり自由でニッコリします。

    ちなみに新宿にクレッソニエールっていう名前で同じようなシステムのお店があって、実は渋谷の反対側、マークシティーの近所に一軒「カウベル」っていう牛肉をテーマにしたビストロを経営してた。
    けれど昨年、そこは閉店。
    渋谷の西側にはフランス料理のお店があまり根付かない。
    カフェや居酒屋、ラーメン店と若い人達が気軽に集まるお店じゃないと、生き残ることがむつかしい。
    一方、渋谷の東側にはビストロやちょっと上等なダイニングレストランが結構あっておそらくそれは青山という街の入口…、その影響を受けたエリアだからなんだろうって思ったりした。
    食事を終えて、さて移動…、寒さに負けずガンバロウ。



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    美味しそう!!
    見るからに美味しそうなワンプレートですね!磨きこまれたステンレスの食器、いいです。しかも目の前で蓋を開けてくれる。ワクワク感あり。テーブルの上も賑やかで、それでいて、お洒落。 シアワセなランチですね。
    南会津とんぼさん / 2012/03/08(Thu) / URL
    たのしい贅沢
    > 南会津とんぼさん
    ちょっとした緊張感。
    気軽な雰囲気。
    こうしたたのしい贅沢っていいなぁ…、と思います。
    お値段も1000円から。
    日常使いも可能なステキなお店です。
    サカキシンイチロウさん / 2012/03/08(Thu) /
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