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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    59
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    昼、行きたくってしょうがなかったお店でランチ。

    pws.jpg銀座の外れ。
    最寄り駅で言えば東銀座になるのでしょう。
    建て替え中の歌舞伎座の裏。
    昨年の12月1日にオープンしたばかりの「パリのワイン食堂」って店を探して歩く。

    お店は割と簡単に見つかりはした…、けれど開店時間までちょっと間がありそれでウロウロ。
    この界隈。
    小ぶりで、けれど魅力的な飲食店がかなり集まるたのしいエリア。
    ビーフシチューの専門店の「銀の塔」とか割烹店とか昔ながらの店もがんばっている中、新しい店も次々できててにぎわっている。
    新陳代謝のある街というのはステキな街。
    街のエネルギーがあるというコト、ココもそんな元気な街でそぞろ歩くのがたのしくなっちゃう。
    中でも「銀三」って言うさぬきうどんのお店が一軒。
    開店同時にひっきりなしにお客様がやってきて、おいしそうにうどんをすする。
    イリコの出汁の匂いが外までただよってきて、たまらずうどんを一杯食べようか?…、って思ったけれど我慢する。
    食欲振り切り歩いていると、築地銀だこの本店の前でソースの匂いに悩まされ、古い肉屋の店先で揚がるコロッケに跳びかかりたくなる。
    危うく正気を失う寸前に、開店時間がやってきた。

    b4f962e8.jpeg中に入ると予想外に広くてしかも高い天井。
    入り口近くが一番高くて、奥に向かって4段ほどフロアが下がってる。
    一番奥に厨房があり、まるで劇場。
    奥のホールは、厨房の気配を間近に感じるアリーナ席で、入り口近くに座るとそのアリーナ席の頭越しに厨房の中を見下ろせる、まるでメザニン。
    高揚感漂う空間とでもいいますか。
    贅沢に出来ているわけではないけれど、日本じゃないような非日常的な雰囲気がある。

    この店を経営しているオザミグループ。
    ワインを売るのがおそらく日本で一番上手な人たちで、だから他のお店のほとんどはシックでバーっぽさを持った雰囲気。
    ところがこの店。
    とても明るく広々してて、パリのカフェをそのまま銀座に持ってきた…、そんな感じがするステキ。
    テーブルとテーブルの間は狭くて、だからしんみりとした食事には向かないけれど、その分、気軽でたしかに店名の「ワイン食堂」って表現ぴったり。
    入口脇のお店の中が全部一度にみわたせる、テーブルもらって、いただきます。

    メニューはとてもシンプルで、ほぼ全ランチが1000円ちょうど。
    それで前菜とメインが選べる。

    7259c575.jpeg前菜は二種類。
    一つはオザミの名物料理の「カリフラワーのムース仕立て」。
    茹でたカリフラワーをムースに仕立てて、夜にはそれにトリュフの香りをまとわせる。
    それそのものはトロンととてもなめらかでおいしいのだけど、それと半熟たまごを合わせて食べるのですね。
    トロトロの黄身とムースが馴染んでこの上もなくなめらかになると評判の料理。
    だけどボクにはちょっと無理。

    それでポタージュ。
    ジャガイモをピュレにしたのをフォンでユッタリゆるめたモノで、これもおいしい。
    とろみの中にザラッと時折、ジャガイモ独特の粉っぽさが残る絶妙。
    舌が必死にそのザラつきを探して結果、味に集中するおもしろさ。
    パンとご飯が選べる、フランス料理店としては珍しいココ。
    けれどやっぱりスープと一緒に味わうならば、トーストをしたバゲットでパンを貰ってパンを浸してプニュんと食べた。

    1ad7b90c.jpegメインはローストビーフ。
    朝、パレスホテルの建築現場を見たときに、まず真っ先に思い出したのがかつてホテルの中にあった「シンプソンズ」というレストランのローストビーフ。
    そのときから今日はココでローストビーフを食べるように運命づけられていたのかもしれません。
    数量限定。
    今日はボクがファーストゲストで当然、めでたくありつけた。

    モモからスネにかけての固い部分でしょう。
    見事にカチッとローストされて中はロゼ色。
    程よき薄さにそぎ切ったのを、再び軽くソテしてほんのりあたためている。
    赤身がキレイで、ナイフで切るのにいささか難儀する肉。
    けれど切り取り口に入れると、ひやっと肉のうま味が走る。
    ほんの少しの脂の風味と、ゼラチン質のザクッとたのしい歯ごたえがある。
    決して高級な肉じゃない。
    けれどこうして、その肉に適した調理法で料理をすればおいしい料理になるという、そのテクニックに感動します。

    白ワインに肉のグレービー。
    細切りにしたエシャロットを煮詰めてソースにしたのをタランとかける…、肉の旨味を邪魔せぬ程度のソースのうま味がありがたい。
    全部で3枚。
    途中でディジョンをタップリ塗ったり、ソースのついていないところをそのまま口に入れて味わったりと味を変えつつユックリ、ジックリ、ローストビーフを食べ尽くす。

    88e61265.jpegお肉の下にはドサッとジャガイモ。
    皮付きのまま茹でたジャガイモを、ふっくら茹でてそれをクリームグラタンにする。
    コンガリ焼けて、とてもなめらか。
    しかもドッシリ、クリームのうま味と風味が口に広がる。
    噛めば噛むほどうま味がジンワリ深まっていく、顎においしいローストビーフと、顎をまるで必要とせず、フワッと崩れるジャガイモの異なる食感のたのしいコト。
    そのたっぷりなボリュームにお腹もかなり満足します。

    12時ちょっと手前の時間でほぼ満席。
    それでも次から次へとお客様がやってくる。
    お客様の層は雑多な感じ。
    フランス料理店にはあまり見かけぬ若いサラリーマンのグループが、ご飯のおかずにローストビーフや鹿のグリルを食べている。
    やっぱりご飯が食べられる…、っていうのが間口を広げているんでしょうね。
    しかも1000円。
    にも関わらず定食屋さんとか喫茶店にはない華やかさ。
    パリの空気と、気持ちの良いスタッフたちの笑顔にサービス。
    いい料理を作ってあげようと一生懸命の厨房の情熱付きでお腹いっぱいになれるんだからこれはお値打ち…、って納得します。

    食後にコーヒー。
    デミタスカップに砂糖をタップリいれて溶かして、デザートがわりにして仕上げ。
    ひさしぶりにステキなお店を発見しました。
    人を笑顔にするレストラン。
    生きててよかった…、って大げさじゃなく思えるおおらか、そして次には誰かと一緒に来ようと思う、元気がもらえる素晴らしい店。
    今日はいい日となりました。

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    ■ コメント一覧
    なんという偶然!
    サカキさま

    明日、歌舞伎を観に行くんですが、
    その帰り一杯飲むためにお店探し。
    以前、木挽町にお手頃なワイン食堂ができたよー
    っていう話をどっかに耳にしていて
    検索してみよう、その前にサカキさんと寄ってからと思って伺ったら、
    なんと一番上に、私の探していた食堂が!!

    ワッタコインシデンス!!です。涙。。。

    明日行って参りまーす。
    今年もどうぞよろしくおねがいします!
    こぱん。さん / 2011/01/14(Fri) /
    what a coincidence!
    > こぱん。さん
    ステキな店でした。
    今度は絶対、夜きてみようと思わせる、魂のこもったお店。
    是非、そのステキを体験してみてください。
    おすすめです。

    今年もよろしくお願いいたします。
    サカキシンイチロウさん / 2011/01/14(Fri) /
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