朝を有楽町で食べる今朝。
有楽町のガード下にあるまんぷく食堂というお店。
日比谷と銀座をつなぐトンネルみたいになった不思議なスペース…、そこにまるでトタンを貼って戦後ムードのお店を作って営業している。
お店の反対側の壁にはずらりと昔の映画のポスターがあり、タイムトンネルみたいな雰囲気…、21世紀の日比谷からタイムトンネルを抜けると、再び21世紀の銀座にでてくるちょっと不思議なタイムトンネルではありますけれど、それもまたよし、またたのし。
24時間ガンバルお店。
だから当然、朝もずっと営業してて手軽な値段で朝食セットがあったりします。
コロッケ定食。
あるいはマグロの漬け丼で、漬け丼たのんで朝とする。
ボクの向かい側ではジョッキに入れたウーロンハイをぐびぐび飲んでるおじさんがいる。
つまみは串かつ。
朝からお酒を飲めるシアワセな人なのか。
それとも、今が彼にとっての今日一日の〆なのか。
24時間活きてる東京。
だから24時間あいてる店があっても決して不思議じゃなくて、朝が夜、夜が朝、昼が夜で、夜が昼ってそんな人達がいっぱいいるんだと思うとたのしい。
多様なことはステキなことでございます。
そして漬け丼。
筋が若干入ってはいる。
けれどキレイな赤身の色で軽く漬け込み、ネットリとした食感たのしく味わい深い。
ゴマをタップリ。
わさびをチョコンと乗っけて食べると、酸味にうま味、最後にわさびの辛味がビリッと鼻から抜けて目が覚める。
薔薇の花のように盛りつけられたガリが美しく、青のり入った味噌汁にぬか漬け、マカロニサラダとどれもキチンと手作り、それで399円と言うのがなんともありがたい。
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お腹をほどよく満たしたあと、銀座ウエストで打ち合わせ。
台風一過の恐ろしいほど暑くて明るい昨日と打って変わって、今朝はどんより曇り空。
雨がちらほら降るかもね…、って天気予報でもいっていた。
銀座も朝から曇り空。
いきなり秋になるのかなぁ。
そう思って、お店の前についたら突然雲が途切れて青空見える。
空が明るく影がクッキリ。
コントラストの強い写真がパチリと撮れる。
どんなに空が曇っていても、雲の向こうには青空がある。
おひさまが頭の上にある限り、空の基本は青いんだよ…、って思ってニッコリ。
なんだか元気がでてきます。
9時からあいてるこのお店、さすがに開店とほぼ同時の時間は静かで今朝はボクたちだけでのびのびたのしく、打ち合わせ。
アイスコーヒーたのんでコクリ。
驚くほどに薄いグラス。
上等なバーで水割りたのむと出てくるようなシンプルにしてうつくしきさま。
キレイに磨きこまれてて、グラスの上にはここのお店のシンボルマーク。
天使がひらりと金箔押しで舞っている。
細いマドラー。
そしてストローがお皿の上にのっている。
けれどストロー使わず直接グラスに口つけ味わいたくなる。
薄いグラスが唇につく。
それは冷たく、ガラスのくせしてなめらかでカランと氷がグラスに当たる音が口を伝って頭の中に響いてすがすがしい。
スッキリとしたやさしい味のコーヒーで酸味をほとんど感じぬやわらか。
そのままゴクゴク、なにも使わず味わえる。
しかもコレ。
お替り自由なのであります。
だから普通の喫茶店のアイスコーヒーの半分量ほどのグラスでやってくるのです。
氷がとけてコーヒーが薄くなってしまう前に飲み干せ、いつもおいしいコーヒーを味わえる。
しかもお替りがやってきたその瞬間に、すでに冷たくおいしい状態。
お替り下さいなんて言わなくても、お店の人が近づいてきてお替りいかが?と聞いてくれる…、まるで泉のごとくアイスコーヒーが湧いてやってくる魔法のグラス。
打ち合わせのアイディアもこのアイスコーヒーのごとく次々湧いてきてよき打ち合わせ。
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