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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    性別:
    男性
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    1960/01/26
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    高知から高速に乗り高松にゆく。

    sanuki.jpg車でたった1時間半。
    今まで見えてた太平洋が、トンネルいくつか越えると瀬戸内海になっていく。
    便利になったものであります。
    山の形もお椀を伏せたようなまん丸。
    日本まんが昔話で描かれてたようなのどかな景色がおだやか。
    気持ちがホッコリ、あったかになる。
    それにしてもさすがに讃岐…、高速道路のサービスエリアにも讃岐うどんの専門店に、のぼり旗。
    トンネルを越えるとそこは、雪国ならぬうどん国。

    それにしてもサービスエリアの核テナントがファミリーマートというのにビックリ。
    さすがにSuicaは使えないけど、Tポイントカードでポイントがたまるというのに二度ビックリで、スタバのディスカバリーを買って車に乗り込んだ。
    空は青空と行きたいところ、黄砂で曇って霞んでる。

    昼をうどんにすることにする。

    f2905e92.jpegJRの宇多津の駅の近くにある「塩がま屋」といううどんのお店。
    讃岐のうどん屋さんは二種類。
    観光客系に地元系の店。
    ココは地元の人があつまる地味だけれども、キチンとした店。
    広々としたお店の片隅。
    おでんの鍋がちょこんと置かれて、まずはそこでおでんを選ぶ。
    讃岐の練り物天ぷらに、厚揚げ、コンニャクそれから玉子。
    玉子の頭に四角いコンニャクをちょこんとさして、串から転がり落ちぬようにしているところがかわいらしい。
    醤油の色がズッシリ移った濃い色で、なのに味がくどいかというと決してそんなコトはない。
    出汁のうま味がドシッと口に広がるおいしさ。
    ただやってきた時間帯がおやつ時。
    だから煮込みまれ過ぎてて、厚揚げの中にスが入っていたのが残念、ほほえまし。

    b846fc0b.jpeg讃岐にきたら、まずは釜揚げうどんをたべなくちゃ…、とそれで釜あげ。
    うどんの味を素直に味わうことができる、うどん王国らしき食べ物。
    茹でたうどんを、茹でたお湯と一緒に、器に盛ってだす。
    たいていが桶。
    それも深い漆の桶に入ってくるのがなにより讃岐。
    お湯が若干、ミルクを混ぜたようににごって食欲そそる。
    大量の湯気。
    小麦の香りがフワッと鼻をくすぐっていく。

    箸で麺をたぐってよせる。
    タレに生姜をタップリいれて、トプっとつける。
    そしてズルッとたぐりあげると、まず口の中があったかになる。
    ムチッと軽い粘り気をもち、喉にヌルンとしのびこんでく。
    水でしめていない分、ハリとコシはよわくなるけど喉をしっかり撫で回す肉感的な食感は釜あげうどんが一番強い。
    麺を味わうためのお料理。
    お腹をやさしくあっためて、次のうどんに向かう食欲、かきたてる。

    ココ一番の売り物が、肉ぶっかけだというのでそれをメインにたのむ。

    f4ded8a8.jpeg茹でて冷たくしめたうどん。
    飴色をして、ツヤツヤとても色っぽい麺で、ムチムチ、スベスベ。
    大根おろしをタップリのける。
    大根をすったときに出た搾り汁を丼の底にかるくはり、それがピリリと辛味アクセントになっている。
    それからお肉。
    牛肉をすき焼き味に煮込んだ肉をのっけて、ネギをちらしてタレをバサッとぶっかける。

    脂をほとんど持たぬ赤身の牛肉で、だから冷たいうどんを一緒に食べてもサッパリ、おいしい。
    ゴマがプチプチ、奥歯ではぜて油の香りで脂を封じこめている。
    そんな感覚、感心す。
    それにしてもココのうどん。
    繁盛店で立派な店構えでありながら、かけうどんが250円。
    讃岐価格というのがステキ。
    たかが、うどんだ、こんな程度の値段で味わいたのしめて当然なんだって思ったりする、オゴチソウ。

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    羨ましい限りです
    水曜どうでしょうという番組が昔ありまして。四国88ヶ所めぐりを2泊3日で行うという罰ゲームを行っていたんですね。
    その合間合間の食事風景で出る釜揚げうどんが美味しそうで美味しそうで。
    旅行途中に香川に寄って朝食~昼前食で3件はしごして帰ったのはいい思い出です。「うどんはのど越しで味わうものだ」と信奉していた自分でしたが、香川で食べたうどんは麺に「これでもかっ!」という位歯ごたえがあり、噛んで食べて美味しいうどんはあれが初めてだったかもしれません。

    また機会があったら是非行きたいですねぇ……。
    Wordsworthさん / 2010/11/13(Sat) /
    やっぱり本場
    > Wordsworthさん
    東京でもおいしいうどんが食べられるようになった今でも、やっぱりうどんは讃岐…、って思います。
    どんなお店で食べても、シッカリおいしい。
    しかもそれぞれ個性があって、食べ比べるたのしさがある。
    しかも手軽な値段で、ありがたいって思います。

    お久しぶりでした、お元気ですか。
    北海道は本格的な寒さのようですネ。
    お体ご自愛されてください。
    サカキシンイチロウさん / 2010/11/14(Sun) /
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