サカキノホトンブログ真夜中の大将軍

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真夜中の大将軍

カエンのみんなと食べた夜食がなんと焼肉。
参考店視察をかねて…、みたいなのりでやってきたのが、富山を代表する焼肉レストランだという「大将軍」。

確かにボクらがお店に入った時間が１２時。
ボクらと入れ違いに気持ちよぉくヨッパラタおじさんたちのグループが一組出てった。
ボクらが入って腰落ち着けて、それから２組。
どちらもそこそこの人数で、富山の夜は元気だなぁ…、って。
そんなことを思ったりする。

お遠しです！と出てきたお皿がなんと刺身。
肉の刺身じゃなくって魚。
キラキラとした太刀魚に、甘エビ、それから生ダコと、どれも地物でとれたばっかり。
それをしかも「昆布じめ」にした、まさにこれが富山流。
県民ショーで、富山の人は昆布じめが好き…、みたいなことをやっていたけど、こうしてその現実に初めて出会って、感慨ひとしお。
確かに味が濃厚で、魚の旨味に昆布の旨味が重なって普通の刺身とひと味違う「刺身料理」みたいな感じで面白い。

ビールのみのみ、肉を焼く。

霜降りロースに特上はらみ。
どちらも和牛で見事な色つや。
値段を聞いて、こりゃまいったな！と。
多分、東京で同じクオリティの肉を食べたら倍はするんじゃないかって値段。
肉がいいだけじゃなく、熟成がシッカリしてて、肉のタンパク質がシッカリ旨味に変わってる。
炭でちょっと余分に焼いて、脂が肉の表面をカリっとさせて香ばしくなる、その瞬間を口に放り込む。
最初はハフハフ。
ところが噛むとジュワッと脂が滲みだし、口が冷やっと涼しくなった。
あぁ、つい先日、お医者様に深夜の食事は控えなさい…、と。
同時に脂は賢く食べなさいって、そう言われたところなのに、もうこのていたらく。
一口ずつ食べ、後は若い人に譲った。
許されて！

料理もいくつかとって食べるも、それはそれ。
韓国料理店ではなくて、焼肉店としてのほどよきクオリティーにて、ほどよき満足。
ただ面白かったのが、この料理。

青唐辛子のチヂミと名前がついていて、六本木にある「おんがね」のあの伝説の青唐辛子のチヂミみたいかな？と想像しながらたのんでみたら。
これが別物。
鉄板に牛バラ肉を一本敷いて、そこに茹でた青唐辛子。
味付け玉子をザザッと流して熱をとおした、つまり唐辛子の卵焼き…、みたいな食べ物。
粉抜きチヂミみたいな感じで、ところが食べるとこれが鮮烈。
薄切り肉のほろっとほどける食感と、玉子のフワフワ。
そして最後にやってくる容赦ないほどの青唐辛子のスッキリとした辛味が舌をつねるようなその味に、思わずおおっと飛び上がる。
お腹いっぱいにさせることなく、ビールのお替わりおねだりするよな、たのしい食べ物。
オキニイリ。

将来の夢。
これからのさまざまな目標それから計画をみんなで話すたのしい時間。
ひさびさ夜更かし、堪能す。

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2009/10/02 (Fri) 東京以外のレストラン Trackback() Comment(0)

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