サカキノホトンブログ松江朝バフェ

S	M	T	W	T	F	S
					1	2
3	4	5	6	7	8	9
10	11	12	13	14	15	16
17	18	19	20	21	22	23
24	25	26	27	28	29	30

松江朝バフェ

松江でホテルバフェ。

ここしばらく、泊まりがけの出張が少なくて地方ホテルの朝のバフェはひさしぶり。
スクランブルエッグやベーコン、ソーセージなどが並んだ洋食ライン。
出汁巻き玉子や野菜の料理、ご飯に汁が並ぶ和食ラインが併設されているのは最近のホテルベフェのデフォルトのコト。
洋食におかれている料理はどんな街にいってもほとんど同じ。
けれど和食のコーナーのちょっとしたところに、地方地方の料理や素材がまぎれこんでて、それを探して食べるのというのが出張ご飯のたのしいトコロ。
例えば今日はアゴの竹輪にカマボコ。
焼き魚までが小さなノドグロの西京焼きという山陰的。
山陰地方の練り物はちょっと甘めでムッチリとした柔らかめの食感が特徴的でおもしろい。
板わかめっていう、昆布をカリッと乾かしたのが用意されてて、磯の風味をたのしめた。

それからシジミ。
おみそ汁にもシジミがタップリ。
シジミと山椒を佃煮にしたのがあって、ご飯にのっけてハフッと食べるとこれまた旨い。
昨日の夜はひさびさに、お酒が過ぎてちょっと体が重かった。
それもスッキリ。
お腹がジンワリ動き始める…、朝の糧。

洋食コーナーにおかれてた、イギリスパンがなんだかおいしそうに見え、それでトースターに放り込む。
小さくはあるけど業務用のトースター。
出力、火力がとても強くて「すぐに焦げ目がつきますからご注意下さい」って、前に但し書きの札が立ってた。
２分のトコロにセットして、パンをおいて蓋を閉めるとたしかにたちまち、庫内が真っ赤になっていく。
中の温度が外ににじんででてくるよな温かい色。
パンの様子をジッと見る。
最初はなかなか色づかない。
ボンヤリみてるとパンの断面が騒がしくなり、その表面が立ち上がるようになってくる。
色づきはじめる。
一旦、色がつきはじめたら驚くほどのスピードでパンが黄金色になっていく。
扉をあけると甘い香り。
上に千切りキャベツをおいて、グリルベーコン。
クルクルっと巻き、パクッと食べると、たしかにパンが甘くておいしい。
しかもカサッと乾いた食感。
千切りキャベツのみずみずしさに、焼けたベーコンの脂の風味が口の中にて一気に散らかる。
なんともにぎやか…、目が覚める。
オレンジジュースにコーヒー飲んで、松江の朝が出来上がる。
今日も一日、勉強、勉強、さて、勉強。

ところでとてもひさしぶりに腕時計をする。

いろんなコトがあってしばらく、いろんなモノに縛られたくない。
そんな気持ちでまず腕時計をするのをやめた。
無ければ無いで全然、不便を感じずにいた。
人のペースで仕事をしない。
自分の時間で自分の仕事をしようとこの２年くらい。
体の時計で生活してた。
正確な時間を知りたければ、携帯電話をみれば良い。
もしかしたらばこれからずっと、腕時計を必要としないかもしれないなぁ…、って思っていたけどやっぱり最近。
みんなの時間を腕に巻く、ほんの少しの必要感じてそれでひさびさ。
折角ならばたのしい時間を持ち歩こうと、IKEPODのポップな時計を選んではめる。
左手首がちょっと重たい、それもたのしい緊張感。

[0回]