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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    東京から新大阪で新幹線をおり、電車を乗り換え宝塚。
    郊外にある和食レストランで勉強会を兼ねた会食…、「和平」というお店に来ます。

    wahei.jpg兵庫県の日本海側にある「香住」という町でもう50年近くもがんばってる会社。
    もともと旅館がはじまりで、日本海のおいしい魚。
    特に蟹がおいしく味わえるというのが売り物の、海のオーベルジュみたいな感じ…、ちょっとお洒落に言い過ぎだけど(笑)。
    その海の幸。
    おいしい魚や蟹を他の町の人たちに…、とそれでお店を展開している。

    今年の2月にできたばかりの新しい店。
    料理のテーマは「漁師さんが食べる一番おいしいモノ」をどうぞ、というもので海の幸のおいしさに一生懸命、こだわっている。
    日本全国から飲食店の人たちがきて、その料理作りの姿勢をみんなで学びましょう、と。
    それでランチのメニューをあれこれたのんで試す。
    さすがに20人近くの人が、銘々、自分の好きなモノを一度にたのんでちょっと料理ができるまでに時間がかかる。
    それまでこれを召し上がれ。

    蟹を焼いてドサッとくれる。
    焼いた蟹の甘い匂いがお店の中にただよってきて、みんな一様に「うわっ」て声があがります。
    おいしいモノを見慣れてる飲食店の人たちも、さすがに山盛りの蟹の前には無力であります。
    魂抜かれたような感じで、ただただひたすらむしゃぶりついた。

    d650925c.jpeg殻を手に持ち、中身をこそげとるようにして静かに食べる。
    シットリとしたうつくしい肉。
    ふんわりとして、自然な塩味が口に広がり、それが終わるとどっしりとして長持ちのする甘みが襲う。
    まさに美味。
    蟹は焼いて食べるのが一番おいしい。
    茹でたり蒸したりすると甘みが抜ける。
    汁ごと食べる鍋はそれなりにおいしいけれど、蟹のうま味がギュギュッと凝縮した焼きガニのコッテリとした味わいは、なかなか他にない味わい。

    ココロおきなく蟹をたのしんでいるうちに、料理が徐々にやってくる。
    和食の華は食器使い。
    色とりどりにして、形さまざまで見目麗しい小鉢にお皿。
    積み重ねるのがむつかしい、立体的にできた器をみると管理が大変だろう…、って。
    思いもするけど、フランス料理や中国料理に無い華やかさは、目のゴチソウ。
    だから絶対、妥協はしないというコトなのでありましょう。
    蟹のあれこれをたのしめる、御膳をたのむとまさに蟹、蟹。
    蟹の刺身に、蒸した蟹。
    蟹の揚げ物。
    蟹をタップリ混ぜ込んだ、ばらずしなどとあれこれ続く。
    魚の刺身もゴリゴリしてて、あぁ、西日本ってニッコリとなる。

    80d99517.jpeg向いの人がたのんだ料理には、レモンステーキ。
    神戸の和牛を薄切りにして、野菜と一緒に鉄板におく。
    固形燃料で下からジュワジュワあっためていく。
    湯気がたちます。
    野菜の水分。
    それで蒸されるようになり、肉がシットリ、煮上がっていく。
    野菜と肉の間にレモン醤油のジュレがしこまれていて、それがユックリとろけて肉にまとわりついてく。

    魚を売り物にしている店ではあるけれどやっぱり肉も必要なんだとお店の人はそういいます。
    地方の人。
    外食しなれていない人。
    特にお年寄りが、贅沢だって思う素材の第一番は牛肉で、お年寄りにもやさしくおいしく食べられる肉の提案はしなくちゃいけない。
    それでこんな料理を作って提供したら、なんとコレが一番人気。
    ただ、新鮮な魚に自信のある店だから、肉を食べても安心出来るんだというお客様が結構いるって。
    たしかに最近、海外のステーキハウスで寿司を扱うところが増えてる。
    寿司を売りたいわけじゃなく、寿司を扱えるほどに厨房の中がきれいで鮮度管理が出来ているって告知をしたいためなんだ…、ってお店もかなりあるくらい。

    7e382b66.jpeg昼としてはちょっと高めの値段設定。
    けれどお店は一杯です。
    お客様のほとんどは、御婦人方で、みんな「今日一番贅沢な食事」をするため、昼を選んだ。
    昼なら心置きなく自分の時間をたのしめる。
    なにより夜の贅沢よりも昼間はローコストにて贅沢できる。
    だからユックリ。
    のんびりユッタリ、時間をかけてお喋りしながらたのしんでいる。
    そんな時間をたのしめる、料理がひとつ。
    ボクがたのんだ蟹の御膳に付いてた豆腐。
    二重になった小さな土鍋。
    外と中の鍋の間に空間があり、そこにお湯をはって固形燃料の上であっためる。
    豆乳の中ににがりをいれて、時間をかけると豆腐になってく。
    直火じゃなくて蒸しつつ湯煎しながらできる、豆腐のなんともなめらかで、豆の風味の見事なること。
    こうした器もなかなか家では手に入らない…、お外ランチの醍醐味のひとつなんだろうって思って食べる…、そしてこれから勉強会。


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