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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    59
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    勉強会を終えて旅館で懇親会。

    ca093677.jpeg宝塚から山に向かってバスをすすめる。
    大阪、兵庫、そして大阪と県境を縫うようにして「伏尾温泉」という山の中の鄙びた温泉場に到着する。
    周りはほとんど何もない。
    夜になるととっぷり、まるで墨汁のような黒に覆われ静かになる街。
    聞けば周りは日本有数の植木の産地。
    だから人が住む要素はない。
    ひさしぶりに日が暮れる音が聞こえそうな、そんな夜。

    旅館の広間で宴会となる。
    八寸、先付け、そして刺身と次々、料理が運ばれる。
    かまくら模した氷の器の中にとれたばかりの才巻海老と、イカに中とろ。
    そしてあわびが閉じ込められてる。
    器を壊さぬようにして、そっと箸を穴から入れてひとつ、そしてまたひとつ。
    刺身を取り出し味わう風情。
    時間をかけて召し上がれ…、できればお酒をタップリとってそんな形のメッセージ。

    18a81748.jpeg大阪の人に、今日は伏尾で宴会なんだと。
    そう言ったらば、「鮎だろうなぁ」ってポツリと答える。
    たしかに水がきれいな川が流れてて、元気が鮎が泳いでそうなそんな環境。

    果たして今日のメインは鮎。
    それも太った、立派な鮎でそれを串に刺して焼く。
    串刺しのまま笹を沢山あしらった、竹の籠に入れもってくる。
    それと一緒に炭が起こった大きな鉢。
    網をかざして、そこで再び軽く焼く。
    目で見て味わう。
    そして鼻で再び味わい、最後に舌をよろこばせるという粋な趣向にニッコリなります。

    脂が落ちて煙がほどよく炭からあがってくる頃合いで、皿にとりわけ串を抜く。
    頭もカリッと見事にやけてる。
    腹の中をうかがいみたら、肝がぷりっと大きくて、壊れることなく見事にやけてる。
    こりゃ、頭から丸ごと食べて上げなきゃとカプッと齧る。
    骨がカリッと前歯に触る。
    けれど不快な感触じゃなく、そのままちぎってバリバリ食べる。
    香りの魚と書くこともある、さすがに鮎は香りがさわやか。
    草の香りとでもいいますか。
    みずみずしくて、ちょっと青くてもっと小さなときにはキュウリのような匂いがすることもある。
    香りをたのしみ、そして肝がススッと広がりたのしい苦味を味わえる。

    4b20029d.jpeg三田(さんだ)に近いということもある。
    牛の産地にちなんでしゃぶしゃぶ。
    赤身がキレイで、しかも象牙色した明るい脂が見事に混じった豪奢なお肉。
    しゃぶしゃぶ用には少々分厚く切られてて、お湯にくぐらせしゃぶしゃぶするとユックリ熱が入ってく。
    ポン酢につけて食べるとムッチリ。
    歯にまとわりつく、立派な食感。
    上等な肉の脂は旨い。
    甘みをユックリはきちらしつつ、トロンととろけて口の隅々、すずしくさせる。
    かなり酸味の強いポン酢の、酸味をあまり感じぬほどに力強くておいしくて。
    これですき焼きしたらばどれほどおいしくなるか…。
    ためしてみたくなるオゴチソウ。

    7cdad217.jpegそして季節のハモが来ます。
    関西に来て、夏の美味と言えば断然、ハモなんでしょう。
    ボクの母は昔、毎年、梅雨が終わるか終わらぬかのうち、京都に行ってハモを食べるのがたのしみなのよ…、と確かにそれを実践してた。
    不思議なコトに、同じこの時期に東京で、ハモを食べてもそれほどおいしく感じ無い。
    この地方の、この気候。
    そしてなにより、この伝統がハモを美味しくしてくれるんでしょう。
    今日はハモを天ぷらにする。
    骨を丁寧に切った切り身でサヤインゲンをくるんと巻いて、黄身の衣をつけてサックリ、揚げて味わう。
    タレをつけずに、塩だけで。
    フックラとした最初の食感。
    それが徐々にネットリしてくる…、ハモ独特を味わった。

    それから穴子の寿司をしのぎに。
    明石の穴子。
    江戸の穴子に比べて太って身が頑丈にできていて、フックラ煮込んで食べるより、地焼きでパリッとさせて食べるとよりおいしくて、これにも地焼きがのっかっている。
    軽い酸味の酢飯とあわせ、ギシッと押してしばらく休ませ、焼いた穴子がふやけるままにまかせとく。
    するとご飯とユックリなじみ、ふんわかとしたまるで蒸した穴子のようなやさしい食感になっていく…、けれど香りは焼いた穴子の力強さという見事。

    b421feff.jpegエビや蟹を焙烙の上にのっけて焼いたモノであったり、ヨモギを混ぜたネットリとした蕎麦であったり、びっくりするような料理の料理が次々襲う。
    うれしい悲鳴で、たのしい会食。
    よほど厨房が力が入っていたのでしょう。
    宴会料理というのにどれも、シッカリ適温、しかもできたて。
    勉強になる料理も一皿。

    レンコンを小口にではなく、縦にペロンをそぎ切って、それを包んとまるめてレースで編んだ筒のようにして使う。
    中にはコーン。
    オクラにそら豆。
    ムッチリとした生麩を木の芽であえたもの。
    それらを詰めて、トロンとうま味がシッカリとした銀あんかけて召し上がれという、目にもステキな野菜の料理。
    あまりの手際と情熱にびっくりしました、堪能です。
    そろそろ〆の炊き込みご飯を用意しましょう…、というそのタイミングでボクのカラータイマーがなる。
    明日は朝から打ち合わせがあり、今日のうちに帰らなくっちゃいけない事情。
    後ろ髪をひかれるように、車にのって、電車にのって、そして只今、新幹線で今日の日記を書くワタクシめ。
    家に着いたら明日になるなる、そんな夜。

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