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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    仙台で仕事を終えて出発前に、牛タン喰らう。

    885714a2.jpeg利久という専門店。
    東京にもお店が数軒。
    しかもちょうど震災前に、九州、博多にもお店を出した。
    大震災が起こったときにだから社長は九州にいて、交通機関が寸断されてた中をなんと40時間近くもかけて、電車にバスを乗り継いで仙台の街に戻ってそして檄を飛ばした。

    お客様は利久の牛たんを、一日も早く食べたいって待ってらっしゃる。
    だから一生懸命がんばろう…、と。
    さすがに3日ほどの休業期間がどうしてもありはしたけど、ガスや水道、電気が回復した店舗から次々、開業。
    営業をはじめた途端にお客様が押しかけてきた。
    食べるというコトは人にとって大切なコト。
    お腹を満たすということだけでなく、心を満たし生きる勇気をくれる行為で、言ってみればココロのインフラ。
    ボクらはそうしたかけがえのない仕事に関わりもっている。
    そう思ったら、気持ちがキリッとひきしまる。

    牛タン定食。
    分厚く脂ののった牛タン。
    噛むとザクッと歯切れて、タンの食感と一緒にやってくるのがうま味タップリのタンの肉汁。
    ヒヤッと口の温度が下がる。
    けれど気持ちがフワッと上がって、そのおいしさにウットリします。

    23a29235.jpegやってきたのは仙台駅のお店であります。
    新幹線の改札の脇。
    牛タン通りと名前がついてて、仙台を代表する牛タン専門店が軒を並べる。
    ランチタイムにはどこも行列ができるエリアで、その一軒。
    さすがに夕食前の時間でもあり、すんなり入れる。
    けれどほとんど満席だった。
    仙台に来たらまずは牛タン…、ご当地料理としての認知が高いのでしょう。
    日本中に、ご当地料理、郷土料理とよばれる料理が沢山あるけど、観光客向け郷土料理っていうのが多くて、地元の人が日常的に愛してしかも、外からやって来る人のハートもガッチリ鷲掴みって料理はなかなかそれほど見つからぬ。

    そうそう、牛タン通りに隣接してあった、寿司通りという寿司専門店の集積エリアはまだ営業が再開されない。
    東北の海はまだ平静を取り戻してはいないというコトなのでしょうか…、なやましい。

    8ade724b.jpeg東京のココのお店でも食べることができる牛タン定食ではある。
    けれどいろんなところがちょっとづつ、違って感じる。

    まずは牛タンのサイドに添えられたキャベツの漬物。
    東京のよりタップリしてて、しかも「辛子南蛮」の大ぶりのモノがチョコンとのっかる。
    青唐辛子を味噌でつけた、ヒリっと辛く、ビリッと舌をつねるゴチソウ。
    牛タンの脂のうま味で疲れた舌をリセットしてくれる、おいしいタンの相棒として欠かせぬモノ。
    東京で食べるそれはちょっと小さめ。
    やっぱり本場はサービス精神旺盛ですか。
    それから山芋とろろがデフォルトでつく。
    東京の店のとろろは追加でたのまなくっちゃいけないモノ。
    こんなところもうれしい限り。

    それからテールスープをコクリ。
    ココのテールスープはこれをメインにすえてもいいんじゃないかというほど味わい深い。
    透き通ってて、見た目、ほんの少々色の付いたタダのお湯にみえるほど。
    なのにこのキレイなお湯のどこにこんなおいしさが隠れているのか?って、不思議に思ってしまう。
    ジックリ煮込んだテールはホロッとほぐれるほどにやわらかで、肉のうま味がフワッと広がる。
    ご飯を食べてスープを含むと、ご飯がスベスベ、まるでクッパのような味わい、体の中に染みこんでくる。
    元気の出る味。
    これが今の仙台の味…、そう思ったらウレシクなった、ゴチソウサマ。

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    無題
    広島のお好み焼きも観光客もですが、
    何より広島県人に愛されている
    名物でーす♪
    食べにいらしてくださいね。
    キョーコさん / 2011/05/26(Thu) / URL
    そうでした
    > キョーコさん
    確かに。
    広島のお好み文化。
    広島の人のお好み愛は素晴らしいですものね。
    大人の修学旅行。
    なるべく早く実現できるようにがんばります!
    サカキシンイチロウさん / 2011/05/26(Thu) /
    無題
    自分史上最大のピンチを迎えています。
    体よりも心がクタクタで、食欲が沸きません。
    何を見ても欲しくないし、何を食べても美味しくない。
    味がしない。
    でも生きていくためには食べなくちゃと思って、一生懸命食べています。というより咀嚼して飲み込んでいるだけですが。
    前はもっと食べることが好きで、むしろ食べることが生活の中心にあったのになぁ。
    この状態は農業漁業食べ物関係のお仕事の皆さんには申し訳ないです。
    ちょっと調子が良いときはここに来て、食べたいと思えるものを探しています。
    あと、サカキさんの優しい文章に癒されています。
    私も早く山場を越えて元気になって、東北の皆さんの提供してくださる素晴らしい野菜や魚介類などを、美味しく楽しく食べられるように頑張りマス。
    ゆみぞうさん / 2011/05/27(Fri) /
    おいしく感じるシアワセ
    > ゆみぞうさん
    ボクもちょっと哀しいことがあると、食欲が湧かなくなっちゃうコトがあります。
    食べられるんですけれど、なんでもよくなっちゃう。
    でもそれじゃぁ、体に申し訳ないって思いながら、必死になっておいしいモノをって探します。
    食べられることもシアワセですけど、それをおいしく感じることこそがなによりシアワセ。
    一日も早く、食欲を取り戻されますよう。
    サカキシンイチロウさん / 2011/05/27(Fri) /
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