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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    性別:
    男性
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    1960/01/26
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    映画をみます…、本当は先週の封切り早々に観ておきたかった映画を一本。
    Xメン:ファーストジェネレーション」。
    xmen.jpg特別な能力をもったミュータントたちが戦う、アメリカを代表するコミックが映画化されたシリーズもの。
    もうすでに3作が公開されているけれど、その前日譚。
    後日譚という言葉は良く使い、よく聞くけれど「前日譚」という言葉があるというコトがわかったのは恥ずかしながら映画の世界。
    最近、流行りでありますゆえ。
    まった新しいシナリオ、プロットで映画を作るリスクは高くだからシリーズもので手堅く作品を作りましょう…、って流れは洋の東西問わず一般的で、中には「ジブリもの」なんてちょっと変わったシリーズものさえ出てくる。
    とは言え、シリーズ化してしまったモノの、出演者が死んでしまったり年をとってしまったりと先に話が続かぬようになってしまったドラマも多い。
    ならば時間をさかのぼりましょう…、と、前日譚モノが結構増えてる。
    バットマンなんて、「ビギンズ」っていう前日譚映画に続いて「ダークナイト」って前日譚の後日譚的映画までもができちゃっている。

    xmenj.jpg案外、この前日譚モノ。
    いろんな見方ができて面白かったりするのであります。
    これもそこそこ、たのしめた。

    そもそもこのXメンという映画シリーズ。
    能力を持つ彼らが、何と一体戦っているのかというと、それは「偏見」。
    人はもともと「自分と違うモノを恐れる」ように出来てる。
    例えば人種差別というのは、自分と肌の色が違う人を恐れないですむように、馬鹿にしてやろうと社会ぐるみで謀った心の詐欺事件。
    見た目であったり…。
    みただけではわからない能力だったり…。
    あるいはもっと単純に、理解が出来ぬというただそれだけを理由に人は、人を恐れる。
    恐れはいつか攻撃になる。
    その攻撃を耐えるか、それとも迎え撃つかというこの一点が、このシリーズの根幹でそのはじまりが丁寧に。
    しかも残酷なほどに冷静に描かれているのがステキなところ。
    このシリーズの、なるほどあれの理由はこうか…、と、今まで知ってるシリーズ映画の謎が明かされていく手腕も見事…、名作だろうと感じます。

    それにしてもこの映画、1962年が舞台であります。
    当時、世界的な危機と言われたキューバ危機がモチーフで、アメリカで問題になっていた公民権運動がテーマでもある。
    考えてみれば、ボクが2つのときのコト。
    外にツンと跳ね上がったヘアースタイルに、タイトなシルエットのミニのワンピース。
    デザイナーで言えばパコラバンヌ的なる近未来な感じの洋服。
    クッキリとしたメイクアップ。
    ドラマの中で大切な役割をする女性がしていた装いを、ボクの母もしていた記憶が強烈にある…、トレーラーを貼っておきます、懐かしささえ覚えます。



    遠くで確かに起こってた世界の危機をボクも経験していたんだなぁ…って感慨ひとしお。
    果たして今のこの世界。
    あの当時から比べてどれほど世界の危険は減ったんだろう。
    あれこれいろんなコトを考えれば考えるほど、気持ちはさみしく、なやましくなる。
    それから何より、人が「自分らしさを隠すことなく」シアワセに、みんながみんなを認めあえる時代がいつになったら来るのか?
    来ているような気もする反面、まだまだそうでもない気もします…、今日も元気にほがらかに。

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    無題
    Xメン、観ようか迷っていたのですが、観ることに決めました(^^♪
    結構、このシリーズ好きなんですよね。
    lovekuma69さん / 2011/06/19(Sun) /
    たのしめました
    > lovekuma69さん
    よく出来ていました。
    特に、シリーズを全部観ている人にとっては分かりやすい上にサービス精神旺盛で、必見だと思いました。
    このシリーズが好きって知ってたら、お誘いするところでした。
    サカキシンイチロウさん / 2011/06/19(Sun) /
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