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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    映画を観る日。
    年末に向け、観たい映画が目白押しにて何をどの順番でみようか、かなり思案でそして今日。
    まず第一弾の「トロン・レガシー」を選んで觀ます。

    tron.jpg1982年に製作された「トロン」というSFファンタジー映画があって、その続編。
    その映画は、世界ではじめてコンピュータグラフィックスを全面導入して作られた映像が話題になった。
    映像だけでなく、コンピュータの内部という可視化できないモノをコンピュータプログラムを擬人化するという手法で表現したストーリー展開がまた斬新で、へぇ、映画の世界ってこんな可能性があるんだなぁ…、って驚いたモノ。
    ティムバートンがアニメーターをやっていたりして、この映画を期に映画とCGの関係が一気に密接なモノになっていた、多分、記念碑的な作品だった。

    それから30年近くたった、この映画も基本的にコンピュータの内部の世界で起こるさまざまなコトを擬人化しながら進んでく。
    つまり前作と同じアプローチでありながら、それはもうめくるめくバーチャル世界が目の前に広がっていくのでありますネ。
    主人公がPCの中に転送された瞬間から、驚くべきCGシーンの連続に思わず涙してしまったほどの「映像祭」。

    昔はワイヤーフレームでできたようなカクカク映像でも、十分感動できていたのに。
    映画の根幹をなすCGを作るコンピュータがこの30年間でまるで別物レベルの進化を遂げた。
    だから、映画の舞台になったコンピュータの中の世界も進化していて当然でしょう…、ってコトにおそらく違いないってそんな風にさえ思えてしまう。
    先が読めそうでいて読めないストーリー。
    完璧を追い求めようとすることは、つまり人を人らしくしている大切な部分を起きざるコトで、だってそれは世界そのものが決して完璧なものではないから。
    未完成でなにかが欠落しているコトを、愛おしいと思えるココロが人のステキなところなんだ…、ってそんなコトが結論かな?
    かなりの出来のオキニイリ。

    トレーラーを二本貼っておきましょう。
    まずは配給会社のディズニーが作った公式トレーラー。



    十分、これでもかっこいいモノなんですけど、もう一本。
    この映画のファンが勝手に作ってYouTubeで勝手に配信していた、つまり非公式のトレーラーなのでありますけれど、これを見つけたディズニーがあまりのデキの良さに感心して公式ファンページにアップしちゃった。
    つまり公式のトレーラーと同じような扱いで紹介しちゃったというモノなんです。



    うーん、たしかにかっこいい。
    しかもコレ、公式トレーラーで配信されてるデータだけを使ってリミックスしたモノで、編集技術とセンスでここまでスゴいフィルムが出来るって言うコト。
    オモシロイなぁ…、って感心します。
    しかもこうした「勝手モノ」でも良いモノであれば評価し発表の場を与えるディズニー、悪くないなぁって思ったりする、オキニイリ。

    そう言えば、トロンといえばかつて日本が国を上げて官民一体で取り組んでいたリアルタイム指向のコンピューターオペレーティングシステムのプロジェクト名がトロンだった。
    トロン一作目とほぼ同時期にスタートしたプロジェクトで、当時、おそらく世界で最も優れた設計指向を持っていた。
    マイクロソフトのOSもリンゴOSも果たせぬコトができていて、商売上手のマイクロソフトになびかずに、一生懸命、トロンOSを育てて世界に売り込んでいたならばもしかしたらIT世界は違ったモノになっていたかも。
    歴史に「もしも」は禁物だけど、そんなコトを考えちゃった、師走の日。

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    ■ コメント一覧
    トロン
    色んな所によってたかって潰されちゃったOSのトロン。
    この映画のようにある日突然の復活なんて・・・行かないですよねぇ(涙
    れきさん / 2010/12/18(Sat) /
    トロン
    絶対観なきゃと思っていました。トレーラーで聴けるダフトパンク(本人達も出演しているそうですね)の音楽もブリブリでカッコいいですね!
    3Dでご覧になられたのですか?やはり3Dで観ないとですかね〜?
    オレンジさん / 2010/12/18(Sat) /
    無題
    トロンは私もスゴクよく覚えています。なんで、私も観たいと思っていました! ああ、同じ世代ってうれしい!
    みやはらさん / 2010/12/18(Sat) /
    佐藤R
    予告を見る限りでは
    もとのTronに愛着があった人が作った感じがしていて
    見ようと思っている映画のひとつです

    OSTRONは残念ですが漢字入力の分野では未だに使えるので今後に期待しています
    NONAMEさん / 2010/12/18(Sat) /
    お人好し
    > れきさん
    TRON OSの顛末を今さらながら思い出すと、日本てなんてお人好しなんだろう…、って切なくなっちゃいますね。
    今でも組み込みOSとしてほそぼそと命をつないでいるようですが、やっぱり残念。
    いい意味で、国を挙げて覇権を競うというような分野が一つくらいあってもいいだろう、と思います。
    サカキシンイチロウさん / 2010/12/18(Sat) /
    絶対に
    > オレンジさん
    これは絶対に3Dでみるべき、と思います。
    映像のほとんどの部分が、3D映画として最適化されているので、見ていて不思議なほどに3D映画を観ているというコトを忘れてしまうほどの自然さで、圧倒されました。
    是非。
    サカキシンイチロウさん / 2010/12/18(Sat) /
    夢見がちな頃
    > みやはらさん
    Apple IIcを買って、ワイヤーフレームプログラムを作って、トロンごっこをしていた頃のコトを思い出しながら、あぁ、長生きしててよかったなぁって思いました(笑)。
    いろんな意味で、感慨深くたのしさひとしおの映画でした。
    サカキシンイチロウさん / 2010/12/18(Sat) /
    丁寧な作品でした
    > 佐藤Rさん
    前作に対するリスペクトが随所に溢れていて、とても丁寧な作りでした。
    是非。
    2バイト文字を操ることを前提に作られたTRON OS。
    アジアの時代には必需品であったはずなのですけれどネ。
    まだチャンスはあるかもしれません。
    サカキシンイチロウさん / 2010/12/18(Sat) /
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