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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    映画をみます。

    zombieland.jpgゾンビランド」っていう映画。
    ボクの好物…、ゾンビ映画の中でもかなりの上出来作品だった。
    今年今までみた映画の中でも出色の出来!

    引きこもりのヲタクであったお陰で、ゾンビになり損なったオトコの子が主人公と言うまず設定がオモシロい。
    家族をなくし必死で生きていくために、独りよがりのルールを作り必死に守る。
    120%の自由な立場にいても、何かに縛られていないと安心できない、人間というモノの本質がこの物語りに不思議なリアリティーを与えてる。
    で、その彼が相棒をみつけ、愛する相手を獲得し家族のようなモノを成していく、青春ドラマのような内容。
    それとゾンビの物語りを巧妙にからめ合わせてコメディー的を装ってるけど、なかなか熱い人間ドラマになだれ込んでく。

    友人がいないというコトはゾンビと同じというコト。

    そう、ボソリと言うその一言がとても重くて、ズッシリときた。
    考えてみれば、思春期という時期。
    あるいは何か、自分にとって不都合なコトが立て続けに起こってしまうようなとき。
    自分の周りにいる人すべてが、自分の敵のように思えてきたりする。
    自分の周りがみんなゾンビというシチュエーション。
    なんだかわかるような気がするなぁ…、って、不思議なシンパシーを覚えてしまう見事な映画でありました。



    小さな劇場でしか上映してない、フェティッシュまみれの映画ではある。
    けれどとてもよい映画。
    オススメします。
    もし機会があれば是非、どうぞ。

    YOYOGI_STATION_GENSO_by_tokyogenso.jpgところで、東京の街の実際の画像を加工して、廃虚な景色にかえてしまおうというアートプロジェクト。
    「東京幻想」と言うデジタルギャラリーを発見します。
    左に貼った画像はJRの代々木駅。
    たしかにいつも見慣れた景色が、これほど見事に朽ち果てている…、不思議な感じ。
    他にもレインボーブリッジだとか渋谷の街角。
    かすかにかつての名残をとどめた西新宿のスカイラインと、圧倒的な表現力でリアリティーさえ感じさせます。
    オドロキです。

    それにしても廃虚というモノに対する人の憧れ。
    これって一体、何なんだろう。
    廃虚とまでは言わないけれど朽ちはじめてしまったモノに対する不思議な郷愁。
    そして憧れ。

    例えばレオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」。
    20年以上の歳月をかけ、修復作業が行われキレイになった。
    オリジナルに限りなく近い明るい色と、クッキリとした輪郭までもを手に入れて、けれどその分、なんだかありがたみがなくなっちゃった。
    不思議なことに…。
    日本の神社仏閣が果たして出来た当初の姿にすべてなったら、どうなるんだろう。
    趣きだったり味わいだったりある意味「日本らしさ」すらなくしてしまうかもしれない。
    オリジナルであるコトに、果たしてどれほどの意味とありがたみがあるんだろう…、って思うとかなりドギマギしちゃう。
    おもしろい。

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    無題
    東京幻想の代々木駅を見るたびにある疑問が浮かびます。
    なぜ作者は時計と案内板を無傷で残したんでしょうね?
    これだけ徹底的に破壊しておきながらこの二つは今でも立派に役目を果たせそうに無傷なんですよねぇ。
    れきさん / 2010/07/24(Sat) /
    たしかに
    > れきさん
    たしかにその二つは照明が付いているようにさえ見えるほどに、無傷ですよね。
    もしかしたらこれは廃虚じゃないのかもしれない。
    このホームに線路を使わぬボクたちの見知らぬ乗り物がやってくるのかもしれませんね。
    サカキシンイチロウさん / 2010/07/24(Sat) /
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