味のある写真が撮れるので有名だったロモカメラ。Instagramだってもしロモという世界観がなかったら、今の形とは違っていたに違いない。けれど最近、スマフォに押されて存在感が希薄になっていた。
そんな彼らがロモ的インスタント写真が撮れるカメラを発表。
富士写真フィルムのインスタントフィルムを使って、レンズ交換ができるというのがオモシロく、しかも形がクラシック。
フラッシュ付きで三脚やリリースケーブルの装着も可能だという。
カメラとしてはかなり本格的なスペック。
現在、クラウドファンディングで出資をつのっている最中。出資自体の締め切りは今月下旬。実際の商品が出るのは11月くらいになるんだろうな。
Introducing The Lomo'Instant from Lomography on Vimeo.
ちなみについてくるレンズの種類やアクセサリーの内容に従い8000円から2万円くらいで今なら手に入るんだそうでござんす。オキニナリ。
出張の間、見れなかった撮りだめ映画や番組をまとめてみてます。
のんびり仕事をしながらみようと思いつつ、のんびりなんかしてる暇もないほどスゴい映画が一本。
「いつかギラギラする日」っていう、アクション映画。
1992年封切り。監督は「あの」深作欣二で、ピストル、マシンガン、ショットガンにダイナマイトがバキュンバキュンチュドンババーンと、函館の街で炸裂しちゃう、日本じゃ絶対ありえぬ出来事の日本の映画。
ありえぬ設定のラブロマンスは苦手だけれど、ありえぬ設定のバイオレンスは大好物にて、みはじめた。
ベテランギャングが若いチンピラに手球にとられる物語で、先が読めない展開自体がまずオモシロイ。
事件は車を使って行われ、問題は車に乗ってやってくる。そのカーチェイスシーンが目が離せないほど迫力満点。
なにより、深作欣二の個性的なキャストを見事に使いこなす監督技がすばらしく例えば映画の後半、出演者の一人が、「お前、はたちやそこらでそんな格好して恥ずかしくないのかよ。ロックしなよ、ロック」と言って死ぬシーン。
思わず座りなおして正座でみました。
中でも感心したのが、ちんぴらの情婦訳を熱演した荻野目慶子。彼女のように気が狂った女性を正しく演ずることができる女優はいないんじゃない?って感心しました。惚れました(笑)。
荻野目慶子。実はこの映画をクランクアップしたあと、深作欣二監督と不倫関係になったというのでも話題を集めた。
35歳も年上の人との不倫。しかもその前に付き合ったのがやはり映画監督で彼は彼女の自宅で首をくくった。ファム・ファタール的女優というコトかもしれませんな。オモシロイ。
ちなみに映画のエンディングは主演の萩原健一の歌で終わります。
「ラストダンスは私に」のショーケンバージョン。このライブの音源もいいけれど映画のタイトルバックに流れる歌の味わい深くてステキなコト。
彼っていろいろエキセントリックな話題にまみれた人だけれども、俳優や歌手としてはスゴい実力のある人たちなんだと思ったりした。感心す。[3回]
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