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2024/11/25 (Mon)
カールじいさん、空を飛ぶ
カールじいさんの空飛ぶ家。
ピクサー製作のディズニー映画。
昨日まで、ずっと傍らにいて、互いに大切に思い合っていたかけがえのないモノ。
たとえば仕事。
家や宝物。
そして人。
突然、それを失って、それでも生きていかなきゃいけない人生。
それって一体、どういうこと…、ってちょっと重たいテーマをジックリ考えさせられる映画でありました。
愛する人の夢を叶えようと一生懸命になる人生の愛らしさ。
いつまでも大切にしなくてはならないモノは思い出ではなく、新しい自分、あるいは自分たちに向かって絶えず挑戦しようという情熱だ、といろんなコトを教えてくれる。
心温まる物語り。
なにしろオープニング10分にしてもう泣きました。
見ながら誰か大切な人の手をシッカリ握りしめたくってしょうがなくなる…、そんな映画でもありました。
よく大切なモノを空気に例えたりする。
確かに空気の消滅は、そのままボクの命の終わりを意味するわけで、そりゃオオゴトに違いない。
けれど本当に大切なモノ。
あるいは人をなくしてしまう。
それでもボクはなくならない。
その大切が欠けたままの世界をずっと生きていかなきゃいけないオオゴト。
愛する人は空気以上の存在だ…、ってボクは思います。
予告編の動画を貼ります。
もうボクは、この予告編を見た段階でダダ泣きでした、よく出来です。
子供や動物のカワイイ仕草で泣かせるワケじゃない。
悲惨なエピソードで泣かせるのでもない。
人生の深さで泣かせる、これが真っ当な「泣ける映画」なんだろうなぁ…、って。
小津安二郎さんの時代の日本の映画はみんな、こうして泣けた。
今の日本には安い涙でベチョベチョしてて、ちょっとうんざり。
なやましい。
ところで最近、こんな笑い話のような出来事ありました。
友人に「今度のカールおじさんの映画、いいらしいねぇ」ってボク。
「えっ、あのカールおじさんが映画になるの?」
「そう、ディズニーの新作だよ」。
「奥さんが死んで悲しみのあまりに家と一緒に空に飛んでっちゃうの…」。
「へぇ、カールおじさんって結婚してたんだ、しらなかった」…、って話しがかみ合っているようで、まるでちぐはぐ。
よくよく考えてみたら、カールおじさんはお菓子のカールのキャラクター。
泥棒髭のごきげんなあのおじさんで、「カールじいさん」とはまるで別人格。
「カールおじさんの空飛ぶ家」。
それじゃぁ、まるきしコメディーでしょう。
おじさんとじいさん。
ちょっとした違いが大きな違い。
笑っちゃう。
ちなみに上の画像は「カールおじさん」の脳の構造を
脳内メーカー
で調べた結果。
ちと微妙(笑)。
[0回]
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2009/12/05 (Sat)
映画・音楽・アート
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無題
この映画、うちの会社がFCでやってる事業の本部からもオススメされていまして、アウトラインを聞いて是非観なきゃと思ってます
自分にとって大切なものってとか自分がどう生きていくか…
重いけど大事ですよね
あっくんさん / 2009/12/05(Sat) /
編集
UP!
試写会で観ました。
うう~(泣)ほんと冒頭10分は、ぽたぽた落ちます。
で、共感から鮮やかにハッピーで暖かなラストに移行していくのが、まさに原題の「UP」なんだなーと納得。
孤独と悲しみに沈んだところから浮上して生きていく…
じんわりしました。
99さん / 2009/12/06(Sun) /
編集
誰かと一緒
> あっくんさん
一人でストイックに生きていく人生もいいかもしれないけれど、やっぱり誰かと一緒に生きていく人生。
苦しくもたのしくて、だからこそ生きているってコトなんだなぁ…、って思います。
ぜひ。
ハンカチ忘れず行ってください。
サカキシンイチロウさん / 2009/12/06(Sun) /
編集
劇場中が。
> 99さん
台詞でなく、ただただ映像で泣かせてくれる。
それも湿っぽい涙じゃなくて、幸せな涙が次々こぼれてくるんですよね。
劇場中があたたかになる、そんな感覚。
見終わった後、体がフワンと浮かび上がるようなUPな気持ちを味わわせてもらいました。
サカキシンイチロウさん / 2009/12/06(Sun) /
編集
無題
今回のカールじいさんは劇場に観に行きたいなと思ってるのですが、
ピクサーの他の作品に比べて、
よりウェットな感じになってるんですかね?
今までのピクサー作品は
「子供はモチロン、大人も楽しめる」って感じだと思ってるのですが、
今回は明らかに「大人向き」って思えちゃって。
劇場の様子どうなんでしょう?
小さい子供と行っても大丈夫な感じなんでしょうか?
(勿論子供を騒がせるつもりは無いのですが)
うつぎさん / 2009/12/06(Sun) /
編集
ウェットすぎない程よさがあります
> うつぎさん
カールじいさん。
確かに泣かせてくれますが、途中の部分は活劇的。
明るいエピソードもふんだんで、子供もたのしめる内容だろうと思います。
勇気の物語り。
子供と一緒にみれば、多分、親子でどう思ったか語り合って盛り上がれるんじゃないか、とも思いました。
ピクサー。
さすがに上手いなぁ…、と思いました。
サカキシンイチロウさん / 2009/12/06(Sun) /
編集
3回は観ます。
残念ながら、私は大人のくせに目測を誤り、開始5分からトイレをガマンし続けていました(満席&超ど真ん中だったもので・・)
それでも素晴らしかったです。
隣の小さな女の子は、最初から最後までず~~~っと泣いていました(笑)心の琴線に触れまくっていたんでしょうね・・、大きなポップコーンをかかえて、けっきょく少ししか食べられなくて・・かわいかった。
桃瀬さん / 2009/12/07(Mon) /
編集
ご機嫌な涙
> 桃瀬さん
不機嫌や不幸せがこの映画の中には無いんですよね。
哀しいということと、シアワセじゃないということは実は同じコトじゃないんだ、ってことがわかるような気がしてホッとします。
その女の子。
自分の思い出や夢と照らし合わせながら観ていたんでしょうね。
目の前のポップコーンよりステキで魅力的なことがあったということ。
何よりです。
サカキシンイチロウさん / 2009/12/07(Mon) /
編集
無題
私も観ました。
うちの5歳の息子はポップコーンを抱えてのこれぞ「ザ・正しい映画の観方」って感じで
残念ながら?涙ひとつなく楽しそうにしていました。
冒頭10分、泣けますねほんとに・・・私はハンカチの準備万端だったのですが、
予備知識のなかった相方はダダ泣きたれ流し。
3D吹替だったので、今度は一人で通常の字幕版観ようかと。
余談ですが、Bunkamuraで上映中の「パリオペラ座のすべて」も160分と長いですが、
とてもいいです。
19日からはベジャール映画も始まります。
あーたさん / 2009/12/09(Wed) /
編集
ベジャール
> あーたさん
3D版にしようか迷ったのですが、心置きなく泣こうと思って、それで通常版を選びました。
これでメガネをかけていたら、それこそ大変なことになっていたように思います。
ベジャールの映画。
早速、ブックマークしました。
ありがとうございます。
サカキシンイチロウさん / 2009/12/09(Wed) /
編集
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