サカキノホトンブログ雨の土曜日、夜のコト

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雨の土曜日、夜のコト

夕方、タリーズでお茶をする。

ショートのカフェラテ。
それにアサイーヨーグルト。
知らないうちにホットドリンクのカップのデザインがホリデーシーズンのモノになった。
クリスマスツリーにリースにトナカイ。
プレゼントを運ぶ熊さん、うさぎに豚くん。
カワユラシイ。
オリーブグリーンにクリムゾンレッドというそもそもタリーズのロゴカラー。
クリスマスの色をしていたんだネ…って、そんなコトに気づいたりする。

街歩く人たちが手にしたショッピングバッグ。
いつもに比べてちょっと大きく感じるこの頃。
ホリデーシーズンに向けての買い物？
デパートの地下もいつもに比べて人出が多くて、急に降り始めた雨のせいだけじゃなきゃいいのになぁ…、って思ったりした。
どうかしら。

夜、家でおでんを焚きます。

鰹の出汁に昆布出汁。
鶏の手羽元を湯引きしたのをコトコト煮込んで味のベースをまず作る。
醤油でちょっと風味付けしてそこに練り物あれこれ入れる。
結構、練り物からも味が出るので最初は味を控え目に。
大根、しらたき、ゆで卵。
タコに牛スジと、煮込めば煮込むほどおいしくなってく素材を投入。
コトコトします。
お鍋の中の具材が徐々に色づきながら、部屋がおいしい匂いでじんわり満たされる。
出汁を含んで具材のどれもがフルフル、ふんわり。
中でもタコがクチュっとこの上も無くなめらかで、歯ごたえすらもなくしてしまうほどにやわらか。
どれを食べても喉からお腹に一本、熱い道筋ができるよう。
ゆで卵を食べたとき、ピトっと黄身が貼り付いて上あご焼いた…、それもご馳走。
牛スジや鶏手羽の骨から出たゼラチンが、口の中をスベスベさせてまたたのし。

白菜ステーキ。
生の白菜を一株の８分の１くらいにスパッとたて切り。
バラバラにならないように串をさし、スキレットに乗せ中火で焼きます。
油も使わず、ただただそのまま。
甘さを含んだ香ばしい香りがして来て、ひっくり返し、同じように焼いたらそれでできあがり。
そのまま食べても十分甘い。
鍋肌に触れたところは水気がとんで、旨味と甘味がギッシリ凝縮。
中の部分はみずみずしくて、香りふくよか。
オリーブオイルと塩をかけるとイタリア料理のようになる。
ポン酢にひたして食べると、しゃぶしゃぶみたいにたのしめる。
簡単なのに…、いやいや、簡単だからおいしい料理。
ありがたい。

〆にうどん。

冷たい肉のみぞれぶっかけ。
赤身の牛肉を甘辛醤油で炒め煮をする。
輪切りのタマネギをシャクシャク感を損なわぬ程度に後から入れて煮込んで、アクと脂を丁寧にとる。
擦った生姜をタップリいれて、肉の臭みをおさえてそれを冷たくさます。
麺を茹で、ジャブジャブ洗ってキリっとしめる。
お椀の中に麺つゆを入れ、大根おろしを軽く搾った搾り汁で割りそこにうどんをクルンと入れる。
肉を飾って、大根おろしをそっとそわせて刻みネギ。
パサッと散らして出来上がり。
グルグルかき混ぜズルっとすすると、おでんでポカポカあったまってたお腹がシャキッと引き締まる。
寒い雨。
外の天気をすっかりわすれてホッカリとなる土曜日の夜。
ほっこりシアワセ、あったかい。

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2009/12/05 (Sat) ボクツクル・ナニツクル Trackback() Comment(2)

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ようやく

金沢にもセブンができまして、おでんをたべなきゃ！とおもいつつも、開店セールの人のすごさでいまだに食べずにいます(笑）
我が家のおでんは練り物におまけで付いているつゆで炊くのでいろんなコンビニのおでんを食べるのが実は楽しみだったりします（母には言えませんが(笑））
”ブリおこし”の冷たい雨が降るようになって、おでんが美味しく感じる季節になったんだなと思います

あっくんさん / 2009/12/06(Sun) /

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セブンのおでん

> あっくんさん
セブンイレブンのおでんは出汁が旨いです。
だからぜひ、ツユダクでお願いします…、って余分に出汁をもらって帰ってください。
そこに茹でた素麺。
あるいはうどん。
そうそう、今の季節ならブリを入れて温め直すと、すんごいご馳走ができちゃいますよ。
北陸の厳しい冬。
温かいもので負けないようにがんばってくださいね。

サカキシンイチロウさん / 2009/12/06(Sun) /

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