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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    新宿の紀伊国屋書店に本を探しにやってきて、そのついでに昼。
    紀伊国屋ビルの地下にある、スパゲッティの専門店。
    ジンジンにくる。

    jinjin.jpgなつかしの店…、といいますか。
    なつかしの場所…、といいますか。
    ボクにとって紀伊国屋書店というのは、もう思い出深い場所でありまして、田舎から東京にやってきてこの本屋さんに足を一歩踏み入れた、途端にボクは、ああ、東京というところに来てよかったなぁ…、ってウットリしました。
    知の殿堂。
    アメリカの大学図書館にいくと、「知に対する執着」のすごさを感じることができますけれど、でも東京のココ。
    ほぼすべてが日本語で出版されている本であり、しかもそれらを「買う」ことができるものだけで満たされている巨大な空間。
    というのに、ボクは圧倒されました。

    本を買い、地下に降りてけばそこには気軽な飲食店がたくさんあって、カレーやうどん、そしてパスタとそのほとんどが、片手で食べることができる料理のお店。
    買ったばかりの本の目次を眺めつつ、小腹を満たす至福のとき。

    サラサラカレーのモンスナック。
    今はなき、九州、博多の丸天うどんのお店。
    そしてこの店。
    ボクにとっての新宿の味。
    ひさしぶりに、たらこしめじのスパゲッティをたのんで食べる。

    82837f6c.jpegはじめてこれを食べたときにはびっくりしました。
    それまで「たらこのスパゲッティ」というのは、壁の穴式のたらこペースとで茹であげパスタが和えられているしっとりとしたトロトロパスタであるはずだ…、ってボクの頭の中にはあった。
    けれどここの。
    ニンニク風味のショウガ醤油で麺もたらこもしめじも一緒に、炒められた焼きそばみたいなモノだった。
    ボソボソ、モサモサ。
    最初はウゲッと思ったけれど、食べるとこれがなかなか旨い。
    生姜焼きみたいな味がするのであります。
    麺はモサモサしはするけれど、それにホツホツ、魚卵の固い食感が口に散らかりムッチリ、コッテリし始める。
    ご飯のおかずになりそうな、これもなかなかいいんじゃない?
    そう思ったら、はまってました。

    ひさしぶりにきて食べてみて、昔ながらにほっとする。

    カウンターだけ。
    昔はもっと暗くて厨房が見通せない、まるで場末のスナックみたいな店だった。
    今では明るく、厨房前が素通しガラスになっていて、だから調理のさまが見て取れる。
    一回、一回、フライパンをあおるたび、パスタを数本手でつかみ、口に運んで味見をしてる。
    真剣です。
    最近のチェーン店の料理なんて、味見しなくても料理になっちゃう。
    そんな店とはまるで違った、昔ながらの真っ当な調理の仕方に再びホッとしてしまう。

    そういえば、ここの地下にはもう一軒、パスタのお店が出店してて、そこはミートソースがおいしかった。
    けれど最近、閉店をしてあとにはソース焼きそばのお店ができた。
    ここに昔あったお店はほとんどここにしかない店だった。
    それがなくなる。
    そしてその後にやってくるのが、資本力にまかせて立地を獲得したよなチェーン店であるということ。
    なんだかちょっと切なくなって、それでゴクッと水を飲む。

    フレンチフライがちと食べたくなり、それで向かいのファーストキッチン。

    76f2f3e4.jpeg実は先週末からずっと、突発的にフレンチフライを食べたい病を発症してた。
    フレンチフライを売ってそうなお店の前にやってくると、不思議と忘れる。
    それがまたしばらくすると、ああ、食べたい!って。
    その繰り返しで、やっと今日。

    普通のフレンチフライにしようか…、って思ったけれど、ここではフレーバーパウダーでいろんな味に整えた変わりフライが何種類かあり、それで明太バターを選ぶ。
    魚卵つながり。
    シャカシャカとして、ハフハフ食べる。

    決して悪くはないけれど、やっぱり普通のフレンチフライを食べればよかった。
    ジャガイモの味。
    それを揚げた油の香りがまるでしない、フレーバーを食べてるみたいなこうした料理。
    考えてみれば最近、こうした「風味ばかりの料理」が増えた。
    もっとがつんと素直な味が、ほんとは体と心においしい料理なのにね。
    って、そういうボクもかなりフレーバー好きさんに最近なってた。
    ちと反省。

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