忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2019 . 10
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • カレンダー
    09 2019/10 11
    S M T W T F S
    1 2 3 4 5
    6 7 8 9 10 11 12
    13 14 15 16 17 18 19
    20 21 22 23 24 25 26
    27 28 29 30 31
    カテゴリー
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    59
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    夏の日曜。
    銀座をそぞろ歩きする昼。
    車の走らぬ中央通りは、風にとっては心地よき通り道になるのでしょうネ。
    他の街ほど、暑さは感じぬ。
    でも湿気。
    ムッとするよな強い湿気は相変わらずで、喉が渇いた。
    頭も火照る。

    それで「とらや」でお茶とする。

    torayag.jpg売店の二階。
    ひんやりとした空気が今日のような日にはとてもうれしくありがたい、涼やかにして清楚な空間。
    メニューを開くと宇治金時やみぞれの氷が写真が並ぶ。
    他には冷たい汁粉やお茶。
    やはり「あんず氷」は赤坂にある、とらや茶寮にいかなきゃならない。
    残念だなぁ…、って思ってメニューの表紙を畳む。
    と…。
    季節限定の特別メニューが目に入る。
    イチゴみぞれとそこにはあって、よしこれにしよう…、と早速たのむ。

    しばらく待ってやってきたこれ。

    4cbfb207.jpegいちごと言うより、スイカ色。
    色鮮やかな明るい氷で、まわりに同じ色したゼリーがちらかる。
    見た目すゞやか。
    一口食べると、これがなんとも不思議な味わい。
    口に運ぶ前、頭はこれをイチゴシロップの味した氷…、と判断し、舌がそれを期待した。
    なのに口にやってきたのは、イチゴジャム。
    それも今のコンフィチュール的フルーツっぽいジャムの味じゃなく、昔なつかしい「ソントンジャム」の香りと味わい。
    あるいは学校給食でときおり見かけた、ビニールパックに入ったジャム。
    砂糖甘くて、でも酸っぱくて。
    イチゴの香りがほのかに漂う、そうそう、佐久間ドロップのイチゴキャンディーにも似た味わい。

    冷やっと氷がそのシロップと溶けてイチゴのジュースになってく。
    ゼリーもイチゴの甘みがギュギュっと凝縮された、これもなんだか懐かしい味。
    昔、むかぁし。
    オブラートで包まれたフルーツジェリーがこんな味。
    口に広がる、ボクの子供の頃の、おいしい思い出。
    この一杯に閉じ込められてる、ウットリ味にウットリとなる。

    お茶を一口。

    19949551.jpegぬるいお湯にて時間をかけて、しっかり出されたお煎茶で、そのあたたかさ。
    その渋さ。
    その味わいが氷に疲れた口をやさしく、おだやかにする。

    氷の底には白小豆を煮て作ったあんこがタップリひそむ。
    黒いアンコに比べて、甘味おだやか。
    豆の風味がシッカリしてる。
    お茶をまたまた一口含み、口のすみずみにあんこの甘みと風味をそっと行き渡らせて、それから再び氷を食べる。
    奥歯にキーンと、冷たい氷が刺さるよう。
    首から上まで涼しくなった。
    日本の夏の、かき氷。


    実は今朝。
    田舎の母から荷物が届く。
    故郷の味の定期便。
    あけると中に、こんなステキが入ってた。

    rakugan.jpg落雁。
    子供の頃からの大好物で、和菓子をあまり好かぬボクが唯一自分で買って食べるお菓子の一つ。
    前歯が当たるとゴロっと突然、ひとかたまりが崩落していく潔さ。
    舌の上にそっと置く。
    するとたちまち口中の水分をかき集め、ジュワンとやさしく溶けてゆく。
    儚い食感。
    母の実家はお寺さんで、そこに行くたび本堂で落雁三昧。
    大きくなったら、この家を継ぐ…、って訳の分からぬことを言ってた。

    それからずっと、不思議なほどに落雁のこの食感が好き。
    お茶菓子として珍重される上品で上等な、たとえば「長生殿」のようなご馳走
    馳走落雁もおいしいけれど、こうしたまるで仏壇菓子っぽい落雁も、赴き深くてまたおいし。

    まもなくお盆。
    しばらくこれを飾ってそして、お盆と共にいただきましょう。

    拍手[0回]

    PR
    ■ この記事にコメントする
    お名前
    タイトル
    文字色
    URL
    コメント
    パスワード
    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
    ■ コメント一覧
    無題
    イチゴジャム味の氷ですか。結構甘ったるい感じなんですか?ちなみに昨日食べたバースデーケーキは、想像とは違ったヨーグルトムースがメインのフルーツたっぷりケーキでした。こちらは純粋にフルーツの甘味・旨みが楽しくて、ペロリといただいちゃいました。てっきり、定番のイチゴのショートケーキかと思ったので嬉しい誤算でした♪
    りりこりあさん / 2009/08/09(Sun) / URL
    甘くはあるけれど、甘ったるくはなく
    > りりこりあさん
    甘くはあります。
    けれど甘ったるくはない。
    甘さにメリハリがあって、氷と一緒に食べると最初はどっしりと来る。
    けれど氷が消えてなくなると不思議なことに甘みがスッキリなくなってるんですね。

    スイーツを食べに言って「甘くないからおいしい」とかって言うテレビの中のタレントさんたちに食べさせたら、どう表現するんだろう…、ってちょっと意地悪な気持ちになるほど、おいしかったです。
    サカキシンイチロウさん / 2009/08/09(Sun) /
    無題
    毎日毎日、自宅でも職場でもサカキさんのブログを楽しく拝見しています。『食』に対する愛情をじんわりと感じさせてくれる、温かい文章が、とても大好きです。そして、美しい写真も、本当に素敵!カメラは何を使われているのですか?
    yukoさん / 2009/08/09(Sun) /
    Panasonic
    > yukoさん
    温かい言葉、ありがとうございます。
    食べることは毎日のことで、それを大切にするかどうかが、生活を楽しめるかどうかの一つのポイント、…って思ったりします。

    ところでカメラはPanasonic
    一眼デジカメ「G1」っていうのを使っています。
    レンズはオリンパスから出たばかりのマイクロフォーサーズの単焦点レンズ。
    コンパクトデジカメに比べると大きくって重いですけど、それなりの写り方をしてくれます。
    ちなみに画像修正ソフトはPhotoshopを使っています。
    サカキシンイチロウさん / 2009/08/09(Sun) /
    らくがん
    うぉ!落雁好きの子供すごい。
    私はあれと干菓子が嫌いで嫌いで(笑
    お盆とかは天国でしたでしょうね。
    (我ながら変な言い回しだなぁ。
    れきさん / 2009/08/09(Sun) /
    お線香の匂いも好きでした…。
    > れきさん
    変な子供でした(笑)。
    牛乳を片手に落雁をバリボリ。
    まんじゅうとかぼたもちとかには目もくれず、ただただ落雁。
    たしかにお盆はクリスマス以上にうれしかったような覚えがあります。
    サカキシンイチロウさん / 2009/08/09(Sun) /
    ふふふふふ
    サカキさんがこのおおっきな落雁好きなお子さんだったとは!
    私がコドモの頃よく頂き物で二人静って砂糖菓子ありましたが、
    開けるたびにしょんぼりしてました(笑)。
    今は小さな落雁や砂糖菓子は食べられる大人になりましたが、
    このおおっきなのはちょこっとかじるのが精一杯です・・・
    あーたさん / 2009/08/09(Sun) /
    これが山積みになっているあの景色
    > あーたさん
    この大きな落雁が、高い足の塗りのお盆に山積みされているんですよね…(ウットリ)。
    お寺ってなんて魅力的な場所なんだ…、って勝手に思い込んでいました。
    コレ一個を、ユックリ時間をかけて、ミルクにお茶にと、まるでお年寄りみたいな子供でした。
    サカキシンイチロウさん / 2009/08/09(Sun) /
    デジタル一眼レフカメラ
    連続投稿、失礼します。

    デジタル一眼レフ・・・。さすがサカキさん、良いデジカメをお使いなんですね。私もずっと「いつもキレイな写真・・・どんなカメラで撮影されているのかな」と思っていました。
    さっきネットで調べてみたんですけど、値段が・・・高いです(泣)前に持っていたのはソニーのサイバーショットなんですけど、昨年末にお釈迦に・・・。それ以降「今度はデジタル一眼レフなんかが良いな〜。どうせなら」とは思いながら携帯のカメラでお茶を濁し・・・。まぁ携帯のカメラでも悪くは無いですけどね(一応EXILIM携帯ですし)。
    りりこりあさん / 2009/08/10(Mon) / URL
    カメラ本体よりも
    > りりこりあさん
    デジタル一眼は本体よりもレンズに凝った方がいい絵がとれるよ…、ってよく言います。
    それと同じく、コンパクトデジカメや携帯のカメラ機能で撮った写真は、その後の処理次第で見違えるようにキレイになる。
    ボクも最近、Photoshopを使うようになって、この写真ってこんなにキレイになるんだ…、って感心したりすることが多くなりました。

    何で撮るかより、何を撮るか。
    そして撮った後、自分の感性をフル稼働させながら表現したいことを代弁してくれる絵を手に入れることが重要なんじゃないかなぁ…、って思います。
    サカキシンイチロウさん / 2009/08/10(Mon) /
    ■ この記事のトラックバック
    この記事にトラックバックする:
    緑のご飯、夏ご飯 HOME 銀座天龍・オオギョウザ
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]