忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2024 . 03
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • カレンダー
    02 2024/03 04
    S M T W T F S
    1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30
    31
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    魚邦という店。

    uokuni.jpg会社からてくりてくりと古い白山通り沿いに丘をおり、丘を上がってまたてくり。
    10分ほどのほどよい散歩の末にたどりつく向ヶ丘という街に、店を構える寿司割烹。
    2時もちょっと前という、昼ご飯にはいささか遅い時間。
    にもかかわらず、扉をあけるときさくに「ようこそ」と、元気な声で通してくれる。
    昼のお腹に寿司をおごってランチとす。

    それにしてもこの界隈。
    寿司屋が多い。
    それも決して大きくはない、多分、カウンターに10人ほども座れば一杯になるであろう小体なお店。
    玄関脇にはお店の出前用のバイクが一台。
    住宅街の中の寿司屋は出前が命…、ということなのでありましょう。
    とはいえここは若干、大きめの店。
    2階が宴会場になってるようで、寿司だけじゃなく和食やつまみのメニューも揃ってて、使い勝手がよさげにみえる。
    昼のメニューは定食、それから寿司に丼。
    中でも「大盛りメニュー」が売りのようにて、それをたのんで様子をみます。
    はじめての店ではそこが売りたいメニューを食べてみるのがまずは大切。
    メインのメニューは「名刺」のようなものであります。

    そこで丼。
    大盛り鉄火丼をズバっとたのむ。

    dd20c4d8.jpegうつくしい。
    分厚い赤身。
    それもほどよく脂が混じった腹身にちかいところの赤身。
    おおぶりにきり、まるでバラやら牡丹の花がまさに開かんとするところのごと、キレイに盛ってやってくる。
    ひやっと冷たい、マグロの切り身。
    舌にピトっとのっかって、酸味を帯びた魚の旨味をじわっと滲ます。
    サクっと歯切れて、酢飯とあわさりドシっとお腹に入っておさまる。
    ご馳走です。

    実は今日の注文を決めるとき、最後の最後まで悩んだのがこれにしようか、それともちらし寿司にしようか?
    いつもだったら迷わずちらし。
    けれど今日は、なんだか一つのモノを黙々、かきこみたくてそれで鉄火丼にした。

    で、迷った相手が実はこれ。

    8cc766d0.jpeg一緒に行った人がとったちらしの絢爛豪華でスゴいコト。
    一目見て、ああ、こっちにすれば良かったってちと後悔。
    エビに白身にマグロにしめ鯖。
    赤貝、貝紐、卵焼きやらかまぼこやらと、全部で12種類ものネタがギッシリ。
    山盛りのしゃり一面を覆い隠すようにのっかっている。
    次は絶対、これだなぁ…、って目のおかずにしてマグロを食べる。
    とはいえ、ただただ黙々とマグロをひたすら食べ続けると、不思議とマグロの旨味にほっと、気持ちがなごむ。
    最初は酸味が強いと感じたマグロの赤身も、徐々に旨味、甘みと味が変わってき、しゃりとの相性もまた抜群と思えるようになってくる。
    マグロは江戸の寿司の花形。
    それを心置きなく豪快に、こうして食べる。
    強がり半分、江戸の味。

    これサービスです、とやってきたのが魚のアラ煮。

    b5a471bb.jpegハマチのあらを、甘辛醤油でジックリ煮込んでさました一品。
    骨から溶け出たゼラチン質で、煮汁がトロトロ。
    煮こごり状態で魚を包み込んでるつややか。
    骨が結構残ってますよ…、って注意されたにもかかわらず、バクっと食べて口に小骨がバッサリ残る。
    それをチュバチュバ。
    舐めるように、吸うように、くっついた身をこそげ落としつつキレイに食べる。
    なんだかとても得した感じ。
    量もタップリ、お値打ちな店。

    ごちそうさまって背筋を伸ばし、丘を下ってまた昇り、会社に帰る。
    よき散歩。
    今日はほどよく涼しい午後で、ちょっと空は雨気配。
    秋はすぐそば?
    どうだろう。

    拍手[0回]

    PR
    ■ この記事にコメントする
    お名前
    タイトル
    文字色
    URL
    コメント
    パスワード
    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
    ■ コメント一覧
    お寿司
    先日新宿伊勢丹で、コドモがお昼にマグロとご飯が食べたいと言い出し、
    和食のお店を覗くも二人分じゃ多いし一人分をコドモと分け合うのも
    ちょっとなぁと悩んでいたら、そうだ!お寿司屋さんならコドモは鉄火巻、大人は握りで
    ちょうどいい位だとひらめき、おいしいランチとなりました。
    何故今まで気付かなかったのかって感じです。
    魚邦のちらし寿司すごい豪勢ですね~。
    こっちにすればよかったって気持ち、分かります(笑)。
    あーたさん / 2009/09/02(Wed) /
    お寿司屋さんって
    > あーたさん
    お寿司屋さんって、本来、食べたいだけ食べて帰れる、とてもスマートな飲食店なんですよね。
    お腹いっぱいにも、小腹満たしにも対応できる「行きつけのお寿司屋さん」がひとつでもあると、とても便利で心強いって思います。

    それにしてもこのちらし寿司。
    本当においしそうでした(笑)。
    サカキシンイチロウさん / 2009/09/02(Wed) /
    夜は・・
    夜のお寿司屋さんってお一人様にはハードルが高いんですよねー。だからどうしても回転の方になっちゃいます。
    でも、ランチならイケそうな気がします。
    ボクは、生魚が苦手なのですが、貝類盛り盛りだと嬉しくなっちゃいます。
    オレンジさん / 2009/09/02(Wed) /
    究極の寿司屋
    > オレンジさん
    ある意味、究極の寿司屋さんって回転寿司じゃないか、って思うことがあります。
    一人でも。
    どんなときでも気軽に楽しむコトができる回転寿司。
    ボクも重宝してますよ。
    たちの寿司屋さんのお昼時。
    お寿司のあれやこれやを学びながら楽しむコトができるおいしい学校のような場所でもありますね。
    サカキシンイチロウさん / 2009/09/02(Wed) /
    学生の頃
    鉄火丼、富山に戻ってから食べていないです。学生の頃大阪に物凄く美味しいあってお金もないのに毎日毎日通っていました。僕の中では美味しい鉄火丼はご飯がよくて、醤油が美味しい事。どうでしょうか?今、思うと子供の頃から同じ料理を飽きるまで食べていたんです(笑)なんどか痛いめにあってますけど(涙)
    変わり者ミダさん / 2009/09/02(Wed) /
    丼は
    > 変わり者ミダさん
    丼は飯です。
    飯がおいしくないとどんなに上具がおいしくて台無し。
    今日の丼も飯はほどよく堅めの炊きあがりで旨かったです。
    マグロはやっぱり太平洋側の魚なんですかね。
    サカキシンイチロウさん / 2009/09/02(Wed) /
    ■ この記事のトラックバック
    この記事にトラックバックする:
    アジノコイ夜 HOME はまの屋パーラー
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]