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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    59
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    フランス料理のグランメゾン「ミッシェル・トロワグロ」。
    そのカフェが新宿の小田急百貨店の中にある。

    カフェトロワグロ。

    ct.jpgレストランフロアじゃなくて、通常の物販フロアの一角にひっそりと。
    大きな窓の向こう側には西新宿の超高層ビル。
    ズラッと並んだテーブルは、横幅タップリ。
    でも奥行きがちょっと浅めで、つまり親密な会話をするのに程よいサイズ。
    カフェ!であります。
    厨房脇の壁際にはベンチ椅子がしつらえられてて、二人で横に並んで座ることができるようにもなっている。
    恋のある店。
    中に入って落ち着くと、ここが百貨店の中にあること。
    それをすっかり忘れてしまえる、ほどよく上等。
    いい感じ。

    ランチタイムは二皿ランチ。
    前菜とメイン。
    あるいは、メインとデザートを選べる変則的なプリフィクス。
    前菜、メインともそれぞれ7種類ほどの料理があって、あれこれ選べるたのしさがある。

    さて前菜。
    野菜のテリーヌ。

    31bf89bd.jpegお皿の余白がうつくしい。
    ビストロ的なる料理はギッシリ、お皿を料理が埋め尽くす。
    それは勢いよくバクバク食べて、おなかを喜ばせてくださいね…、ってメッセージをもった料理といえる。
    けれどこうした余白を活かして絵画的に盛り付けられた料理はしばし、目で味わってゆっくりたのしく召し上がれ…、っていうメッセージを発しているってそう思います。

    きゅうり、セロリにニンジン、しいたけ。
    アスパラガスにズッキーニと、ひとつひとつを別々に茹で、ブイヨンで味をととのえたのを、シャキッと冷やしてキャベツでまとめる。
    まさにテリーヌ。
    ポッテリとしたハーブ風味のピュレのソースに、お皿の端をササッと刷毛で一筆書きにしたようなジェノベゼソースと、味とりどり。
    一口ごとに料理が変わる。

    茄子のラビオリ。

    0bb25d77.jpegツルンとした薄い皮で、裏ごししたナスのクリームと生に限りなく近い状態で蒸し上げられた茄子の切り身をふんわり包んだ葉巻状のまさにラビオリ。
    それだけ食べるとほのかなナスの香りが広がる。
    ビーツを刻んだものであったり、あるいはレモンを甘く煮詰めたコンポート風のスライスだったりと一緒に食べる。
    するとこれまた、そのたび味が変わってくるのが、とてもたのしく、おもしろい。

    何皿も、料理が次々やってくる日本の懐石料理に比べて、フランス料理は皿数少なく味の変化に乏しいという人もいる。
    けれど、メインの料理にソースに薬味に付け合せ。
    それらがよってたかってひとつのお皿を作り上げてて、だから食べる部分や方法で、一口一口が違った料理になってゆく。
    調理人が用意した素材をもとに、創意工夫で食べ手が最後の料理をお皿の上で組み立てる。
    それがフランス料理かなぁ…、って思ったりする。
    おもしろい。

    メインはパスタやリゾットなどがほとんどで、たとえばこれ。

    4ce41c59.jpegチキンカレー。
    真ん中にはセルクルで抜いた長粒米。
    チキンブイヨンで炊き上げてあらかじめ味がほのかに入ってる。
    ちょうどシンガポール風のチキンライスみたいな感じで、チキンのコクと長粒米独特のジャスミンっぽい甘い香りがまずはご馳走。
    甘みをほとんど持たぬすっきりとしたトマトソースに、クミンシードやオレガノのカレーの風味がそっと寄り添う。
    味はトマトで香りがカレーという、とてもやさしくエキゾチックな味わいがよい。
    カイワレ大根や大葉が薬味の役目を果たして、エキゾチックに日本の香りがのっかってくるのがまたたのしい。

    たのしくおしゃれにおなか一杯を作ってくれる、これはたしかにフランス的なるカレーの解釈。
    勉強になる。

    メインなメイン。

    a787bf36.jpeg黒鯛を皮はパリッと。
    身はしっとりと、フォークを添えるとクチャッと崩れるくらいに焼く。
    魚の中の水分を飛ばしてガシッと頑丈に焼く日本の魚の焼き方とは真逆にしっとり。
    水気を残してまるで煮魚と焼き魚の中間みたいな焼きあがり方。
    そこにローストをしたヘーゼルナッツ。
    レモンの皮を甘く煮込んで細かく刻んだ薬味を乗せて、酸味を歯ごたえを加えて食べる。
    お皿の横には根セロリのピュレ。
    苦味を若干たたえたマッシュポテトのような、風味豊かを魚にタップリつけながら、口に入れればどっしりとした魚の味わい。

    ほどよき昼のほどよきご飯。

    食後にコーヒーがちゃんと付く。

    672bb0cb.jpegフレンチローストの濃厚コーヒー。
    そこにタップリ、砂糖を入れてくるくるスプーンでかきまぜたなら、徐々にトロンとカップの中がクリーミーになる。
    デザート替わりの最後の一杯。

    おなか一杯になるというより、おなかを程よく満たしつつ気持ちを高めて幸せ気分で胸いっぱい。
    …、そんな感じの上等な店。
    これもまたよし。
    おごちそう。

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    無題
    小田急百貨店にトロワグロのカフェが入っているのですね。

    私はハイアットリージェンシーの近くで働いておりまして、
    以前よく、今はトロワグロになっている場所にあった、
    カフェ(夜はワンコインのバー)にお昼を食べに行っていました。
    パスタや丼をメインにして、サラダ・スープ・コーヒー・プチフールまでついた
    ご飯が、700円くらいで食べられたのです。
    しかも、日替わりで!
    (月の初めに給食献立表のようなプリントが配られるのです。
    本当に1カ月すべて料理が違うという・・・素敵でした)

    ある日、お店の方(男性)が座席までみえて、
    「私、今度系列のカフェに異動になることになりまして。
     新しい職場は小田急百貨店の中にあります。
     ご案内状をお出ししたいので、ぜひご連絡先を・・・・」
    とおっしゃったのですが、
    「どうもご丁寧に!でもいまご挨拶を頂戴したので、
     ご案内は結構ですよ!
     小田急のカフェですね!そのうち伺います!」
    と、ハキハキと答えてしまい、相手の方はなんとなく、
    釈然としない感じでカウンターに戻って行かれたのですが。

    一緒にいた先輩に、
    「あなた・・・今のはそういう意味ではなかったのでは・・・」
    「は?」
    「出会いはどこにあるか、わからないということでは・・・」
    「え?」
    「だから・・・」
    「ハイ?」
    という感じで私はちっともぴんと来ておらず。

    いやいやしかし。
    一流ホテルの方が、そんな。
    ということで、「純粋にご案内状の話だろう」と考えた
    私のほうが正しかったのだと、今でも思っておりますが。
    なんとなく、甘酸っぱい気持ちになったなぁと。
    すっかり忘れていたことを、この日記で思い出しちゃいました。

    行ってみたいけど、なんとなく行きづらいですね(笑)。
    tonamiさん / 2009/06/14(Sun) /
    出会いの場
    > tonamiさん
    なんだかステキな思い出話。
    トレードウィンドとかって名前のお店だったでしょうか?
    ボクは清水橋界隈から初台にかけてをずっと転々と引っ越していた関係上、このあたりには独特の思い出があって、ちょっとなつかしく思いました。

    レストランは人と人とが出会う場所。
    でもこのスタッフの方もなんだか気の利いたステキな人だなぁ…、って思いました。
    今日は女性が中心のサービスで、でもスキッと背筋の伸びたステキな男性スタッフが一人いて、もしかしたらあの人だったのかなぁ…、なんて今、思い出してニコッとしました。

    伸びやかなステキなお店でしたよ。
    サカキシンイチロウさん / 2009/06/14(Sun) /
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