C&Cでカレーの朝。
カレースタンドのチェーン店。
チェーン店である以上、どこのお店もほぼ同じのメニューにシステム。
それが当然なのだけど、お店によってちょっとづつ、そのシステムが違ったりする。
大抵の店は食券を買う。
カウンターで座って待ってると、お店の人がカレーのお皿を持ってくる。
食べる。
そして「おごちそうさま」って立ち上がるとお店の人が片してくれる。
それがココのシステムで、けれどこの店。
今朝やってきたココはかなりの大型店。
ファストフードスタイルに、カウンターで注文をする。
トレーを持つ。
たのんだ料理のお皿がポンッと乗っけられ、スプーンをとって客席につく。
食べたらそれを自分で運んで、片付けるという、セルフサービススタイルの店。
トレーに乗っけたお皿から食べるっていうこのスタイルが、ちょっと学食。
あるいは社食のようでどうだかなぁ…、って。
リュクスにかける朝ご飯(笑)。
けれどカレーって食べ物は、もともと食堂ランチな食べ物で、トレーで運んでそのまま食べてもあまる粗末に思えない。
むしろ居心地良さそうにカレーが見えて、これはこれにてゴチソウかなぁ…、って。
思って食べる、そんな朝。
旨みや甘みを強調しない、素直なカレー。
ガツンと辛くて、ドスンと辛い。
一番最初に感じる辛味はカイエンペパー系のガツンと頭の奥に響く辛さ。
それに続いて胡椒系のドスンとお腹の奥に働き、お腹の中から汗をかかせる粘り気のある辛さでそれらが、一緒になってかなり強烈。
うま味の輪郭作っているのは塩味で、だからかなり塩辛くもある。
それがご飯を美味しくさせる。
…、のだけれど、やっぱりどこかで息抜きしたい。
それでラッキョと福神漬け。
ココはこれから食べ放題で、テーブルの上にドッサリ用意されている。
太っ腹なこと見事でステキ。
ラッキョはそのまま箸休め。
福神漬けはカレーのルーと混ぜて具材のかわりとなします。
シャキシャキパリパリ。
歯ごたえ、食感、変化がついて食べててたのしい。
それからお水。
氷が入ったピッチャーに、タップリ水が用意されてる。
これまた贅沢。
ピッチャーの肌にタップリ水滴くっついて、カレーに汗かくボクらをみてる。
汗かくピッチャー…、目に涼しげてたのしくなった。
朝のお腹をよろこばす。
それからササッと打ち合わせ…、クリスピークリームでお茶にする。
暦では秋…、一雨ごとに涼しくなりはするけど閉鎖空間をちょっと歩くと蒸し暑く、カレーを食べたせいもある。
なにより気持ちが秋になかなかならなくて、夏の名残りの冷たいラッテを飲むことにした。
実は最初。
アイスオレとメニューをみずに注文したら、お店の人の手が止まる。
なんか間違ったコトを言ったのか?って、メニューをみたらば、なるほど、なるほど。
ここではアイスラテなんですネ…、と言い返したら、ええ、そうなんですと。
ファストフードのコーヒーのメインはラテになっちゃった!
大きなカップにタップリ氷。
ミルクを注いで、そこにビターなエスプレッソ。
混ぜずにのっけたまんまでくれる…、それを、ストロー使わずカップに口をつけて飲む。
すると上はすっきりとしたエスプレッソの風味にコクで、それにユックリミルクが混じり徐々にカフェオレ風になってく。
色だけじゃない、味もコーヒー色からミルク色へのグラデーションを演じてくれる…、それがちょっとオキニイリ。
ところでこれ。
セルフコーヒーの専門店であつかわれているコーヒードリンクのバリエーションをチャートにしたモノ。
エスプレッソ。
ミルクに泡。
それからチョコレートをサイズの異なる丸で表し、それぞれ重なりあうとこがラテやホットチョコレートになるって具合の表現方法。
算数の時間にならった集合論のチャートのようでお洒落でしかも分かりやすい。
アメリカーノにモカチーノ。
ラテにカプチーノ、マキアートとスタバが日本に持ち込んだあれやこれやの素性がわかる。
エスプレッソにミルクにお水。
ミルクを沸騰させて作った泡にそれからチョコレート。
その組み合わせでほとんどのものが出来てるんだ…、といまさらながら感心します。
ただボクとしては、素性正しいカフェオレはエスプレッソじゃなくってドリップコーヒーでいれたコーヒーで作ってほしい。
そんなコトを思ったりする。
良く調べると突込みどころがかなりある。
でもお洒落だからこれでもいいか…、って許してしまう、そんなコレ。
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