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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    久しぶりの壁の穴。

    1be5300c.jpegあれをどうにもこうにも食べたく、それでフラっとやってくる。
    学校だけでなく会社も徐々に、夏休みモードに入りはじめているのでしょうか。
    いつもに比べて人が少ない。
    新宿駅の西口のロータリーも若干しずか。
    いつもは人波かき分けながら、右に左に小刻みなステップ踏んで歩く広場を、今日はゆったり。
    一直線に目的地まで歩いてゆける。
    見渡す限りまっすぐ床が見えると言うのが不思議にウレシイ。
    飲食店もどこもユルリで、ココも静かでおだやかげ。
    お客様はボク一人。
    だからどこに座っても良さげなモノを、いつもの隅の席に座った。
    こじんまり。

    846433c0.jpeg明太子イカのスパゲッティ。

    実は数週間前、魚卵と一緒にビールをしたたか飲んだ翌日、足の親指の付け根にイヤぁな痛みが走った。
    前科者でございまして…。
    10年ほども前のことですか、医者も呆れるほどの暴飲暴食の末、限りなく痛風に似た症状に陥るコトと相成った。
    スーツ姿にサンダル履きはあまりに惨めで格好悪く、自力更生。
    体質改善につとめたコトがあったワケです。
    ときおり体がその頃のコト、思い出し危険信号を発してくれる。
    それでココしばらく魚卵をガマンし続けていた。
    けれど食べたいモノを我慢しすぎると、その反動が怖くもあって久しぶりにこの一品。
    これを食べたら今日は一日、シッカリ歩いて汗流しますから…。
    どうか神様、足先刺すのはご勘弁…、ってお祈りしながらグルンと食べる。

    なんたるおいしさ。
    むっちりとした太いパスタの、のたうち回るような食感。
    それにビッシリこびりつく、魚卵がザラっと舌、なぜる。
    噛むとプチっとそれが弾けて、モッチリとした麺が奥歯にまとわりついてくる。

    4b29ff1c.jpegパセリをタップリ。
    タバスコ、バシャバシャかけて味わう。
    パセリがパスタにかろうじて、残った水気を吸いとってもっさり感に拍車をかける。
    みずみずさに頓着しない西洋料理の、ほぼ唯一の存在がパスタの世界。
    鍋でソースと絡めつつ麺がみずみずしさを忘れぬように、ゆで汁使って仕上げるやり方。
    そう言えばイタリア料理の料理区分で、パスタはスープに分類される。
    妙に納得。
    みずみずしい料理が好きな日本人のパスタ好きは、こんなとこから来てるんでしょう。

    にもかかわらず、ココのタラコや明太子の水気を拒否したこのもっさり感。
    乾いているかというと決してそんなコトはなく、噛めば麺の中にはみずみずしさが残ってる。
    唇にペタリと貼り付くような粘り気や水っぽさはあるでなく、けれど口の中に入った途端にそのみずみずしさを思い出す。
    そうだ、炊き立てご飯にこれって近いよなぁ…、ってそんなコトをふと、思う。
    ズルズルツルンと食べられぬ、モグモグ大事に噛みながら味わうゴチソウ。
    気がすんだ。

    730bdcfb.jpeg朝の時間だけセットでついて来る飲み物。
    コンソメスープや、コーヒー、紅茶の中から選べる。
    飛行機の中でふるまわれるビーフコンソメみたいな味のスープもいいなぁ…、と思いはしたけど今日の暑さにやっぱりアイス。
    氷多めに入れてください…、ってお願いまでしてアイスコーヒーを選んで飲んだ。

    グラスにビッチリ、冷たい水滴。
    スパゲティーを食べ終わるまで、ジッとお皿の傍らで飲まれるときを待っていた。
    ただそれだけでもこうして汗をかくんだね…、ってちょっと思って、ニッコリとなる。
    最初はブラック。
    苦味で舌を洗ってリセット。
    半分飲んで、そこにコーヒーフレッシュ注ぐ。
    不思議なコトに、喫茶店的アイスコーヒーにはミルクや生クリームより、コーヒーフレッシュの方が合う。
    乳脂肪分をまるで含まぬサラッと風味と、それに反した濃厚な味。
    乳製品の匂いはときおりコーヒーの持つ香りを邪魔するコトがあるけど、これはそんなコトせぬ控え目。
    やさしい味で喉と体をスキッとさせる…、さてさて仕事、木曜日。

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