サカキノホトンブログメキシカンドッグ・ゴーゴー・ゴーゴー♫

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メキシカンドッグ・ゴーゴー・ゴーゴー♫

お仕事前、新宿でちょっと用事があって、ひさしぶりに「ＢＵＮ」に寄る。

事務所の近所の水道橋にも姉妹店がありはする。
けれどやっぱり「ＢＵＮ」は新宿。
伊勢丹会館というこの界隈でも珍しいほど静かなビルの、一階だけど一番奥。
秘密めいたその場所と、一体、この人たちは何を生業にしてるのだろう…、と個性的なお客様が集まるお店。
そう言うボクも、不可思議系のオジサンにしか多分見えぬから、なんだか居心地よかったりする（笑）。
そんな店。

朝は特に濃密で、程よくいつも混んでいるのがまたステキ。
にぎやかな朝はときにいいもの。
今朝もそう。

メキシカンドッグのセットをもらう。
ここ一番のオキニイリ。
ドッグロールにはさまれているミートソースにコショウがたっぷり。
コショウの辛味と風味がたのしい、そのホットさがおそらく「メキシカン」と言う商品名の由来でしょうけど、まるでメキシカンじゃないのがちょっと情けなく、でもそんな料理が日本には他にもたくさんあるよなぁ…、って思ってニッコリ。
なによりコレのドッシリとした辛味がなんだかクセになる。
ちょっと痛快、オモシロイ。
クチュッと奥歯でつぶれるトマトがみずみずしくて、口直しっぽくなるのがたのしい。
レタスもシャキシャキ、リズミカル。

サイドに一個、ゆで卵。
いつも茹でた玉子を剥くときは、ツルンとキレイに剥けますようにと、ちょっと願掛け。
コツンコツンとテーブルぶつけて、やさしくけれど潔く。
指に力を込めて剥がすと、めでたく今朝はスルンと大きく２つに剥けた！
剥き方よりも、玉子の鮮度がツルンと剥けるゆで卵には重要な要素だって知ってはいるけど、なんだかこうしてスルンと剥けると、自分の手際がよかったようなそんな気がする。
ちょっとたのしい勘違い。

今日もいいことありますように…、とニッコリしながらかぶりつく。
プチュンと白身はなめらかで、黄身はムッチリ。
かなり固めの茹で加減にて、黄身だけ食べるとコホンとしちゃう。
そもそも玉子は、黄身と白身でワンペアー。
どちらか一方が寂しくならぬようにと、一緒に食べるとおいしい…、当然か！

ヒヤッと冷たいアイスコーヒー。
そろそろグラスが水滴まとう季節になった。
グラスをカランと転がりぶつかる、氷の音もとても涼しげ。
グラスをつかむ手に伝わってくる、みずみずしさもなんだかステキ。
おいしい前味…、ありがたい。

甘味を最初から入れて作ってもらったアイスコーヒー。
苦みと一緒に味わう甘さは、とても爽快。
しかも冷たくされていると、苦味がピリッと際立って甘みがやさしく、おだやかになる。
コクリと飲んで、舌の上を転がしたのしむ。
酸味が最後に舌に残って、そこに冷たい氷水。
ちょっと含むと、再びそこにはアイスコーヒーらしさがササッとよみがえる。
チビリチビリと味わうシアワセ。
途中でミルクをそっと落として、まろやかにしてコクをたのしむ。
体に染み入る朝のコーヒー。
お仕事前の時間がユッタリ過ぎていくのが、オゴチソウ。

ところで、メキシカンドッグで思い出したのが橋幸夫の「恋のメキシカンロック」って言う曲。
モダンで、アバンギャルドでハチャメチャで、なにより歌詞がいかしてる。

メキシカンロックにメキシカンルック。
メキシカンパッションにメキシカンファッションと、韻を踏んでいるというよりも、今となってはダジャレな感じが時代的。
オキニイリの部分といえば「君の唇はマタドールレッド」…、闘牛士の赤いマントの色なんでしょうか、なんだかステキ。
１９６７年のヒット曲ですから、翌年開催のメキシコオリンピックにあやかって作られた歌なのでしょうネ…、世はまさに第一期経済成長期真っ只中で、そのイケイケとハチャメチャを感じるコトができる名曲。
今となってはうらやましい。
それにしても由美かおるさんの、なんとかわいく愛らしいコト。
しかも今も変わらず若々しくてうつくしいというコトに、いまさらながらビックリしちゃう今朝という朝…、さて、ゴキゲンにまいりましょ！

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2011/04/15 (Fri) 丸の内リム：喫カバ Comment(0)

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