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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    年齢:
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    性別:
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    1960/01/26
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    今日は酉の市の前夜祭。

    sugajinja.jpg明日は一の酉の日でありまして、だから新宿の花園神社では屋台が並びお祭り騒ぎ。
    どこでもそうかと思ってそれで近所の神社。
    須賀神社にまでやってきて、祭り風情をたのしもう…、としたのだけれど、おやまぁ、どうして。
    祭り提灯はぶら下がってる。
    参道入口と境内の鳥居の上には「酉の市」の看板はある。
    けれど屋台の一個もなくて、しかも人っ子ひとり参道を歩く人はない。

    そうか、酉の市は酉の日にのみするもので、前夜祭なんて商業趣味なイベントは普通はしない…、というコトですか。

    折角だからかしわ手たたき次の機会にお預けとする。
    今年ももうあと50日とちょっととなった。
    今年は特に一年過ぎるのが早かった…、ってそんな気がする、もうひと頑張り、ガンバロウ。
    テクリと歩いて四谷三丁目の駅の近くの和食のお店…、「すずな食堂」にやってくる。

    2f2bf65a.jpeg2年近く前にできた店。
    おんなじビルの、同じフロアには、かつてカレーで有名な「オーベールジーヌ」ってお店があった。
    そこは今ではデリバリーの専用店舗になっていてあるのはココだけ。
    気軽な雰囲気でありながら、料理は割烹料理屋レベルのとても行儀いい料理を作って売っていた。
    美味しくって、けれどちょっと値が張っていい店だけど、ココにはちょっと不釣合かなぁ…、とちょっと心配していたお店でひさしぶり。

    お店に入ると厨房の中の板前さんが変わってた。
    若くて元気な調理人。
    メニューをみると、居酒屋的な料理が増えて、しかも値段がこなれてる。
    営業の方針をかなり変えたんだなぁ…。
    気軽にこれて、しかもお酒を思う存分たのしめる。
    そんなお店になったとしたら、かなりいいこと…、この場所、この店、このお客様にはこうしたやり方の方が多分いいに違いない。
    そう思いつつ、料理をいくつかとってためすことにした。
    dd589c47.jpeg生の牡蠣。
    たのむとその場で殻を開いて使わぬ殻を壊して土台にしてのせる。
    ポン酢は自家製…、酸味おだやか、もみじおろしにネギをのっけて生の牡蠣ってこうして日本じゃ食べるモノって言ってるみたいな優等生ぶり。
    ぶり大根をたのめばこれも、キレイに下処理をしたブリのうま味と酒と醤油。
    ただそれだけで出来上がっている滋養に満ちた上等な味。
    面取をした大根も、中にタップリ、ブリのうま味を吸い込んでクチャっと舌でつぶれるなめらか、やわらかさ。

    383c8b73.jpeg若いけれどもいいお料理を作る人。
    けれど、こなれた値段のたのしい料理も同時にキチンと作れる人で、例えばスジ煮。
    よく煮込まれてホロッと崩れるほどやわらかい牛のスジ肉。
    クニュクニュ、もつ独特の風味とうま味と食感を殺さぬように下ごしらえした内臓肉。
    大根。
    ニンジン。
    それからゴボウ。
    香りの強い食材を上手にきれいに組み合わせつつ、味噌ですべての味と風味をひとつにまとめる。
    脂がキラッと表面に浮き、けれど決して油っこくはない酒の肴にもご飯のあてにもピッタリとくるいい料理。

    白玉コンニャクを醤油で煮込んだモノなんか、おばぁちゃんの料理とでもいいますか。
    ぷにゅんと奥歯にたのしくて、しかも醤油の味がコンニャクの芯までシッカリ入ってる。
    気が効いているとでもいいますか、食べてて緊張しないおいしさ。

    多分、この場所、このお店にはこうした料理がピッタリで、それが証拠にお店は結構、流行ってる。
    しかも男の人が一人でフラッとやってくる。
    カウンターにつき、お酒の杯を飲みかさねつつ、料理をつまんでニッコリとなる。
    こんな使い勝手のお店が、この近所には他にあんまりなくってそれが、繁盛している理由のひとつでもあるんでしょう。
    昔のとても丁寧で、技を尽くした料理も好きでちょっとなつかしく思いもするけど、今の料理もまた悪くない。
    すべての料理にたった350円でご飯に汁に漬物、そして小鉢まで付く定食セットもあるという。
    一人で食事をするためくるのも悪くないか…、と思ったりした。
    さてさておうちで原稿書きつつDVDを見流ししましょう…、キリッと寒い土曜日の夜。

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