家からひと駅、四ツ谷に向かって散歩する朝。
歩くことを今のところ、ほぼ唯一の運動としている生活…、だからなるべく涼しい時間に歩いてしまおうとそれで朝。
とは言えすでにムワンと暑く、日陰を選んでテクテク歩く。
ほどよく汗が出る頃合いで、上智大学の教会の上にのっかる尖塔の先が見えてくる。
どこで朝を食べようか…とボンヤリ考えながら歩いて、なんだか野菜がすごく食べたい。
四ツ谷の駅のちょっと手前に三井アーバンホテルがあって、そこの一階にサルバトーレが出店しててホテルの宿泊をメインの顧客にした朝のバフェをやっている。
そうだ、そうだ、ココなら野菜を食べられる…、それで選んで、朝とした。
大きな窓から朝の光がやってくる、とても気持ちの良いお店。
大きくはない。
40席ほどでそれも三分の1はテラスに面してあって、店のほとんど半分がピザ窯周りという造り。
駅前というにはちょっと外れてて、決して便利じゃないのだけれど不思議なほどに夜は混んでる。
近所のビジネスマンがピザをつまんでワインを煽る。
まるでココだけミラノな感じが、ちょっとお洒落でいいのであります。
朝は静かで、のんびりできる。
お店の人のサービスの見事なところはサルバトーレのチェーンの美点。
バフェの料理の補充をしながら、手があいたらばキレイに窓を拭いていく。
始終笑顔で陽気でステキ。
イタリア料理のお店はこうでなくっちゃ!
しかめっ面が世界で一番似合わない、イタリア的を朝からたのしむ。
ゴキゲンな朝。
バフェの料理はまぁ、そこそこです。
分厚い鮭の切り身を野菜と一緒に蒸したの。
マカロニ使ったチーズグラタンに、ピザ生地揚げたここの名物。
グリルソーセージにスペイン風のオムレツと、微妙にイタリア的であるのがたのしいところ。
サラダ野菜はタップリと。
お皿にあれこれ盛りつけて、トーストバゲット、それにプレインヨーグルト。
ほどよき感じで、鼻歌交じりの朝をはじめる。
一皿食べて、やっぱり野菜が足りないな…。
五穀米が炊いてあり、それをお皿の真ん中におき周りに野菜を飾って並べる。
スライスオニオン、キュウリに葉っぱ。
ツナをタップリ、それからコーン。
ケチャップぽてっとあしらって、グルグルかき混ぜ、サラダごはんにして食べた。
それにしてもサルバトーレはツナ缶が好き。
バフェのピザの定番に、ツナ缶コーンのトッピングがある。
ヒジキをツナと和えた惣菜。
今朝もツナ缶そのまま以外に、キャベツを茹でてツナと合わせた料理があった。
味が出やすい食材ですから。
それにそもそもイタリア人もツナが大好き。
蓄養マグロの産地の一つがイタリア沖の地中海にあったりもする…、いろんなところで日本とイタリアって似通っていてオモシロイ。
ケチャップ入れると、すべての味がケチャップ味になっていき炒めてないのにまるでチキンライスのような味がするのはご愛嬌。
アイスティーをカラカラのんで、さてさてこれからお仕事です!
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