サカキノホトンブログ夕焼け空の日曜日

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夕焼け空の日曜日

やっぱり体の調子が悪く、このままぼんやりしていたらご飯を食べずに今日一日が終わりそうだと、それで友人に来てもらって一緒に食事をするコトにした。

家の近所に先日できたばかりの中国料理屋さん…、「華縁」と言う店。
香港料理と銘打っていて、去年できたばかりの新記も香港料理のお店で、ココの２軒隣には中国料理の南昌飯店があってなんだかこの界隈、中華料理の激戦区の様相を呈しはじめた。
もともとこの場所、回転寿司のお店があってそこも結構繁盛していたのだけれど、回転寿司のお店としてはちょっと小さくそれで閉店してしまった。
閉店してから３年くらいかなぁ…、後継テナントがつかずずっと空き家になってた。

どんなお店かやってきます。
飲み放題や食べ放題の看板を出し、それを売り物にしようとしている。
けれどさすがに日曜の夜。
やってきてるのは近所のファミリー客。
だからさすがに食べ放題は食べてる人はいないけれどとても賑やか、ワクワクします。
そんなにお金をかけてはいないのでしょうけど、写真にすると豪華に映る。
壁紙と照明効果でありましょう…、店全体が黄金色にかがやいているみたいな感じ。

料理をとってためしてみようと、それでエビマヨ。
ガラスのお皿にツヤツヤとしたエビがゴロゴロ。
衣をまとってサクッと揚がる。
ポッテリとしたフリッタ状の衣にビッシリ小さな気泡があいていて、そこから味がグイグイ入っているのが見える。
ケチャップ。
それからマヨネーズ。
コンデンスミルクをタップリ使っているのでしょうネ…、甘くてそれがツヤツヤとした艶を出してトロンとなめらか。
食べるとまずはサクッと衣が歯切れて、それに続いてプチュンとエビが前歯ではじける。
エビは最近、多くみる加水がおおいプリプリエビで、それがちょっと違和感あるけど味はキチンとしっかりしてる。

ところでここのメニュー。
写真を使った立派なメニューブックで、グランドメニューにランチメニュー、ドリンクメニューとどれもキチンと作りこまれているのがスゴい。
これだけ見るとチェーン店のようで、後で調べてみたら立川に本店があり、中央線の沿線に支店がいくつかあるようでした。
支店というより、このメニューやお店の名前をみんなでシェアするような店の増やし方をしているのでしょう。
オモシロイ。

サイドの料理をいくつかたのんだ。
まずは押し豆腐のネギ油和え。
コツコツ歯ごたえが印象的な、豆腐ででてるはずなのにアルデンテの麺を食べてるみたいな食感のコレ。
塩と油、それに鶏のスープのうま味と香り。
キュウリとネギの歯ごたえが、シャキシャキコリコリたのしくて中華料理の定番中の定番料理。
それがシッカリおいしいのっていいなと思った。
それから餃子。
メニューで見ると写真が凍った餃子を焼いたように見えた。
けれどやってきたのはキチンと手作り…、プルプルとした皮と中にギッシリ詰まった肉がジュワッと肉汁たっぷり…、なかなかおいしい、いい感じ。

〆の料理を麺とご飯でひとつづつ。

焼いた土鍋にご飯を入れて、まわりに油を注いてバチバチ、焦がしたとこにあんかけ料理をのっけて食べる土鍋ご飯。
あんかけ料理は茄子と野菜の味噌炒め。
やってきたときには味噌の色が黒黒してて、味が濃いかと思ったけれど実際食べると、これがおいしい。
辛さがやさしく味噌のうま味がすべての味を下支えする。
食べ終わるまで熱々状態が持続して、しかも土鍋に触れたご飯がカリッと揚がったように焦げていく。
茄子のシットリ、クワイがサクサククニュンと独特のハリがあるフクロタケの食感にぎやか。
筍にエビ、豚肉、それからイカと具材が豊富でこれはご飯の料理というよりご飯も一緒に食べるコトができる野菜の料理って感じがします。
野菜不足のおじさん的にはいい感じ。

海鮮そばをとってみたらば、塩味スープにアサリやエビ、ホタテにイカとたしかに海鮮具材がタップリ。
海の幸からにじみ出てきたうま味がスープをおいしくさせる。
麺がツルツル、スベスベしすぎて味をすくいあげないところがちょっと残念で、でもスープと思って食べると旨い。
中国人のスタッフさんがとても元気でニコニコしてて、何かたのむとみんなが一斉に「ハイッ」て元気に返事するのがとてもステキでオキニイリ。
次は大人数できてあれこれと料理をたのんでみようかなぁと思ったりした…、なにより街がにぎやかになっていくのはステキなことでございます…、ありがたい。

ところで昼間、ＮＨＫアーカイブスって番組で「新八犬伝」をとりあげていた。
辻村ジュサブローさんが操る人形が演じるドラマで、当時、このシリーズが何年も続いたものです…、ちょうどボクが中学生ぐらいのコト。
夕方の晩御飯が始まる直前の１５分間がとてもたのしく、待ち遠しくて今もとてもなつかしい…、それで見入っていたのですけど、ドラマの進行役を講談師よろしくテキパキしていく坂本九ちゃんの上手さに今更、ビックリしました。
その劇中歌、「夕焼けの空」って曲でちょっとウルッときましてそれで音源はりました。
分かりあえ勇気づけ合うことができる仲間がいるってステキなことって思いますです、明日は仕事をガンバロウ。

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2012/02/19 (Sun) 丸の内リム：ア Comment(12)

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門前の小僧

背中の痛みは、初発の風邪の次段階なんですって…と伝言にきましたら、ちゃんと効くものを摂られててびっくり！
ネギや辛味は、中医学的にベストチョイスだそうです…って、サカキさんは食のことなら何でも知っている気がする。笑
お大事になさってください。

ゆらさん / 2012/02/19(Sun) /

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食べたいものが体にいいもの

> ゆらさん
食欲がないときに、何を食べたいのか？ってお腹に相談すると、自然に体が必要としているモノが食べられる…、のかもしれません。
今日は生姜やネギがとても恋しく感じました。
食べておいしくも感じましたし。
これからお風呂に入って、汗を搾り出そうと思っています。

サカキシンイチロウさん / 2012/02/19(Sun) /

編集

睡眠

とても

大事ですね

わたくしも

きょうは

なんども

おきようと

もがきつつ

気がついたら昼でした（笑）

しかも

夕方また

ねてしまい

あっというまに

この時間

つかれてたのでしょうかね

はやく体調

よくなりますように！

ぼくは

トンコツラーメンと

からし高菜を

食べました！

おなかとのどが

ホットであります！

ネコスタさん / 2012/02/19(Sun) / URL

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はしゃいじゃったから…。

> ネコスタさん
年甲斐もなく土曜日ははしゃいじゃいましたから（笑）。
ボクもほとんど同じような日曜日。
よく寝ました。
お風呂に入ったらちょっと気持ちが良くなったのか、お腹がすいてお雑煮を作って食べちゃいました！
明日からきもちも新たにがんばります。

サカキシンイチロウさん / 2012/02/19(Sun) /

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無題

明日の朝は元気に目覚めれますように♪
私はとり団子鍋でした。
あごだしにナンプラーでスープが私オリジナル。

キョーコさん / 2012/02/19(Sun) /

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無題

豆腐干糸と言うヤツですね
ワタシも最近、これにちょっとハマリ気味なのです
あまり多くのお店で扱ってはいないのが残念です

koutagawaさん / 2012/02/20(Mon) / URL

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あごだしのお鍋

> キョーコさん
あごだしって本当になんでもおいしくしてくれますよね。
数日前に食べた、つくねのお鍋。
鶏団子にタップリのトロロを加えたふんわりとした食感が、とてもやさしくゴチソウでした。

サカキシンイチロウさん / 2012/02/20(Mon) /

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豆腐

> koutagawaさん
この豆腐、原料として売られているので、自分で気軽に作れるのですが、不思議と自分で作るとありがたみがないのです。
冷奴とか湯豆腐とか、豆腐の料理は自分で作るものでなく誰かに作ってもらうものだって思います。

サカキシンイチロウさん / 2012/02/20(Mon) /

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不思議なたま

私は食べ物ではなく、新八犬伝のほうに反応してしまいました。
いざとなったらたまを出せ。の。里見八犬伝を知らない子供に
八犬伝を教えてくれた人形劇です。
そしてお体おいといくださいませ。

ぴんさん / 2012/02/20(Mon) /

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仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌

> びんさん
夜になるとやはり疲れがどっとでますが、昼間は元気でやれています。

「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」。
この劇中歌が流れると大きな声でユニゾンしちゃいますね。
なつかしいです。

サカキシンイチロウさん / 2012/02/20(Mon) /

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夕焼けの空！

小学生の頃、リアルタイムで新八犬伝に嵌っていた自分的には
凄く懐かしくて涙がちょちょぎれる曲です。
「夕焼けの空は、君たちの血の色」という歌詞が
子供心にドキッとしたんですよね。
これと「いざとなったらたまを出せ！」の歌は、
多少怪しげなところはありますが、ほぼソラで歌えるぐらい（苦笑）
当時、ビデオテープが貴重だったために、マスターテープに上書き録画されて
ほとんどの話が残ってないというのが残念で残念で。
でもこのアーカイブで最終話だけでも見れたのは嬉しかったですね。

まりおさん / 2012/02/20(Mon) /

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血の色

> まりおさん
夕焼けが血の色って、とても鮮やかな表現ですよね。
手のひらに太陽を透かしてみれば、真っ赤に流れるボクの血潮…、というこの歌詞も、文字にしてみるととても鮮やか。
ボクたちはいつの間にか、体の中にドクドク流れる血の色を隠して生きていたような気がします。

サカキシンイチロウさん / 2012/02/20(Mon) /

編集

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