今日一日は徒歩圏だけで生活を…、とそれでランチは近所のお店、ベトナム料理のティンフック。
お店の前の黒板に今日のランチのメニューがこうして置かれてる。
週末ランチは基本550円で、好みに応じて生春巻きや飲み物をセットにすることができるようになっている。
一方平日は650円で最初から生春巻きがついたセットになっている。
平日よりも週末の方がランチは高いものって常識あっさり覆す…、それというのも週末はメインを幾つかたのんでたのしむ人がいるから、ボクもそう。
まずはここの名物料理、鳥カレー。
このお料理との出会いはちょっと衝撃的。
…、というか笑劇的で、お店の前に出ていた看板。
そこに「鳥カレー」と書いているのを「島」カレーと読み間違えて、シマカレーって一体どこの島のカレーなんだろう?
そう思って、やってきた。
「シマカレー下さい」。
そう注文したら、トリカレーですね?って言われて、初めて気づく。
ニワトリは生きてるときは「鳥」だけど、料理の素材になると「鶏」。
だから「鶏カレー」と書いてくれてればすぐわかったのだろうと、そのとき思った。
先入観とはオモシロイモノ。
そして出会った鳥カレー。
さらさらとしたスープ系のカレーで鶏ガラから出したスープのうま味がシッカリしてる。
スパイシーなカレーらしさを感じる前に、鶏のうま味が口いっぱいに広がっていき後からガツンと辛味がスクッと追いかけてくる。
自然な酸味がキリッとうま味、辛味をひきしめ、次の一口おねだりしてくる。
手羽にむな肉。
良く煮込まれて皮はスルンとめくれるように剥げていき、ホロッと肉の繊維がほぐれる。
口の中でキチキチ鶏の肉が奥歯にからみつく。
玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジンと野菜もタップリ、オキニイリ。
それから「春巻きそうめん」たのむ。
米粉で作ったベトナムそうめん。
現地ではブンとよばれて、スープ麺としてよく食べられる。
それを茹で、水でやさしく洗って使う。
ちょっとボソボソ。
けれどツルンとすべるような食感もあり、他の麺にはない独特の存在感がたのしい麺。
それを丼の中に入れ、ヌクマムとスイートチリに鶏ガラスープで作ったタレをたっぷりかけまわす。
サニーレタスと千切りキュウリ。
それにカラッと揚げた春巻きを一緒に食べるという趣向。
カリカリとした春巻きがクシャッと奥歯で潰れて油をジュワッと口ににじましていく。
麺と野菜の食感も多彩でたのしい、オキニイリ。
鶏のカラアゲとメンチカツっていうのがあって、たのんでみたらこれがなんともオモシロイ。
ヌクマム風味の唐揚げにスイートチリのソースがかかる。
メンチカツには赤唐辛子のソースをかけて、それでベトナム風というモノ。
たしかにいつもの唐揚げやメンチカツがアジアな料理になっている。
それにしてもタップリの千切りキャベツがお皿に同居しているところが、ココは日本というコトでしょう…、キャベツを千切りして生で食べる習慣。
おそらく世界で日本ぐらいじゃないかと思う…、食物繊維な昼のコト。
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昼はまだまだ蒸し暑く、けれど夜になると結構ひんやりしてくる。
今年の夏もそろそろおしまい…、こんなイベントがロンドンで夏に行われたのだそうであります、なんだかちょっとうらやましくって動画を一枚貼っておきます。
ロンドンのホテルの屋上。
大きめの空気でふくらませるプールを並べて、露天風呂っぽくしつらえる。
みんなで水着で浸かりながら、大きなスクリーンで映画鑑賞しながら、お酒をたのしみましょうっていう趣向。
昨日、日記でつぶやいたお馬鹿なインド映画なんかをこんなところで観たらかなり盛り上がるだろう…、って思ったりした、来年の夏にどっかでしたい…、かもしれない(笑)。
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