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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    まだできて数ヶ月しか経ってないんだけど、ちょっとブレークしそうな予感の韓国料理のお店があるんだ…。
    と、そう誘われてお昼をかねる。

    c05b8bbe.jpegコリアンキッチン・スランジェという店。

    場所は新宿、高島屋。
    レストラン街のニューフェイス。
    ちょっと並びます。
    お昼どきのココはさすがに人が多くて、けれど待ちが出る店、出ぬ店、半々くらい?
    この店は出来てまもなくこうしてキチンと行列つきのお店になった。
    理由があってのコトでしょう。
    韓国料理がブームである、とは言うけれどデパートの中で行列を作らせるほど韓国料理が好きな人のパイは決して大きくはない。
    ちょっとワクワク、しながら待ちます。

    それにしても高島屋。
    ちょっと客層が変わったような気がします。
    ユニクロが高島屋のワンフロアーを使うようになってから、ファミリー層やスリッパ履きの人が目立つようになった。
    エレベーターに乗ってここまでやってくる、途中にユニクロフロアーに止まってドアが開いた途端、中に乗ってた小学生のおにぃちゃんが、大きな声でこう言った。
    「おかぁさん、このデパートってユニクロが入ってるよ…、なんだか変なの!」
    ユニクロなんかがあるデパートってデパートなんかじゃないよねぇ…、ってその後ずっとつぶやいていた。
    彼は正しい。
    大人の事情なんか知らぬ子供の見る目、感じる心はスゴイ。
    そんなコトを思ったりした。

    0276eb07.jpegさて30分程待ってテーブルもらって座る。

    明るいお店。
    座り心地の良い椅子と大きなテーブル。
    客席のレイアウトがスッキリしてて、ほどよい間仕切りと計画的なテーブル配置で目線がまるで気にならない。
    と言って全体的にはのびやかな見通しのきく空間で、サービスする側の目が行き届く。
    かつてファミリーレストランを設計するとき腐心した、居住性と作業性の両立が見事にできてる。
    ちょっと感心。
    飲食店のコトを良く知っている人が作ったお店はステキ。
    韓国風の意匠がとてもさりげなく使われているのもいい感じにて、ボクは好き。

    テーブル横にお店のこだわりをかいた小冊子が置かれてて、それをみると野菜にかなり力を入れているコトが伝わってくる。
    何しろ見開き、最初のページにこのメッセージ。

    「韓国人は一人当たりの野菜消費量が世界で一番多い国民です」

    確かに韓国の人が日常的に食べるキムチは野菜のかたまり。
    ビビンパだって、スープにだって野菜がタップリ入ってて、韓国行くと沢山食べてもすぐお腹がすく。
    肉を焼いてもそれを野菜でくるんだり、あるいは一緒に食べたりと肉とおんなじ分量かならず野菜を食べるように出来てる。
    けれど日本の韓国料理店は「イコール肉」って、多分、焼肉専門店と完璧に混同されてしまってるんでしょう。
    なかなか野菜を沢山たべさせてくれるお店がみつからない。

    2f456cdf.jpegそしてこの店。
    売り物にしているの料理が「サンパ料理」。
    生の葉っぱ野菜でいろんなモノをくるんで食べるという、韓国的なる野菜の食べ方を提案してるんですネ。
    大きなお皿に8種類ほどの葉っぱ野菜。
    雑穀ご飯と豆腐のつきだし。
    キムチに味噌にそれから一品、肉のメインがつく趣向。
    茹でた豚肉か、プルコギがメインで選べて、それと一緒に汁が二種類。
    テンジャンチゲにキムチチゲという、韓国的なる品揃えにして組み合わせ。
    これ以外にも、普通の冷麺や石焼きビビンパ、あるいはサムゲタンのようなメニューもありはするけど、お店にきている6割ほどの人がサンパを選んでたんでいるような…。

    今日はビビンパにテンジャンチゲの組み合わせ。
    どれが一番でますか?ってお店の人に聞いたらば、プルコギにキムチチゲの組み合わせです…、って。
    でも韓国ではサンパといえばテンジャンチゲ。
    ですから、お客様の組み合わせが一番ステキと思います…、って言われてニッコリ。

    35d90f2e.jpeg葉っぱの上にご飯をおきます。
    そこに味噌。
    それからキムチとプルコギのせて、クルンと巻いてパクンと食べます。

    葉っぱが舌をまず撫でる。
    みずみずしさと緑の香りを感じ、まずは頭が「あぁ、体にいいモノをこれから食べようとしているんだなぁ」って思ってくれる。
    それでお腹が、その健康的を受け容れる準備をしつつ、グーっとなる。
    甘辛ダレで煮込まれた、肉がホロッと奥歯に触る。
    キムチの風味。
    ご飯がパラッと葉っぱが破けて口一杯に散らかっていく。
    これを普通に別々に、口に運んで食べてもこれほどおいしくならない。
    例えば今日のこのお膳の上にのっかったすべての料理を大きなお皿に一盛りにする。
    ご飯の脇に焼肉があり、葉っぱがまわりにあしらわれ、キムチに惣菜、それからスープ…、ってそれじゃコリアンカフェのワンプレーとランチになっちゃう。
    面白くもないただのカフェ飯、食べ方って大切です。

    発酵させた味噌の風味がドッシリとしたテンジャンチゲ。
    日本でいうところの具だくさんのおみそ汁。
    韓国カボチャにネギにアサリにキノコがタップリ、大ぶりの豆がゴロゴロしてて、それを食べると納豆臭が鼻から抜ける。
    塩の旨みがズシンと舌に残って水をおいしく飲んだ。
    量はほどよくご婦人ポーション。
    みればお店の中はほとんど女性ばかりで、笑っちゃう。

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