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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    ビジネスランチを丸の内にて。

    8f8ea47c.jpg場所をどこにしようかと、ちょっと迷った。
    やってくるのはゴキゲン女子。
    だからなるべくゴキゲンな場所で会話が弾むような場所を選びたいなぁ…、と。
    できれば洋食。
    重たくなくて軽すぎず、自分の好みでメニューが選べる。
    できればお腹の具合に合わせて、量を加減することができれば言うコトなしなんだけど。
    場所はみんなが集まり易い東京駅の周辺で。
    みんなが初めてくるような、新しい目のお店があれば完璧ですな…、と、かなり迷って選んで来たのがこのお店。

    新丸ビルにある「沢村」というベーカリーレストラン。
    軽井沢に本店があり、最近広尾にお店を作った…、そこがやってる気軽なレストランが新丸ビルの中にある…、と言うのでそこにすることにした。

    新丸ビルって変わった構造、超高層ビルなのに高層フロアにレストランはない。
    5階、6階、7階とビルの下の方にだけレストラン。
    しかもその一番高い場所にある7階フロアが一番気軽なお店が並ぶフロアーで、しかもワンフロア丸ごとカフェってコンセプト。
    テラスや通路。
    至る所にテーブルが置かれ、フロアー全体がワイワイガヤガヤ。

    ab413b93.jpg中でもこの店。
    フロアーの一番奥にあるにもかかわらず早い時間からかなりのにぎやか。
    入り口部分には自家製パンが置かれてて、おいしい感じが外までじんわり滲みだしてる。
    大きな窓。
    外にはテラス。
    ビルの向こうには皇居の緑と、東京都心の自然を感じる明るい店内。
    まずはパンがやってきます。
    ひとり2種類、一個ずつ。
    素朴な見た目。
    一つは全粒粉を使ったボッソリした食感の素朴なパン。
    もうひとつはくるみをタップリ生地に混ぜ込み仕上げたカンパーニュ。
    表面硬くて、なのに中はシットリと。
    くるみが奥歯でつぶれると、苦味に渋味、ナッツの油分がにじみだし口の中がトロンとなめらかになっていく。
    パン屋さんがやってるんだから、パンがおいしいは当たり前…、なんだろうけどやっぱりウレシイ、ありがたい。

    17c69eec.jpg料理はイタリア料理を下敷きにした創作料理という感じかなぁ…。
    パスタがかなりの品揃え。
    けれどパンをお腹いっぱい食べたくもあり、だからサラダやスープがメインのセットを食べたくなっちゃう。
    例えば今日のスープが2種類あって、ひとつはトロトロに煮込んだ豚とミネストローネを合わせたシチュー系。
    もうひとつはニョッキの冷製スープ仕立てというモノで、その一品が涼しそうにて、それをたのんで試してみます。

    色鮮やかなかぼちゃのスープ。
    ビシソワーズを芋じゃなくかぼちゃで作った感じ。
    サラッとしてはいるのだけれどところどころにかぼちゃの繊維が残ってる。
    それがザラッと喉を触っていくのが「野菜を食べてる」って感じになれる。
    具材はニョッキ…、じゃがいも製。
    もちもちしてて、けれど表面スベスベで、アルデンテっぽく仕上がってるので、噛むたのしみを味わえる。
    そこにカリカリ茹でレンコンと、固めに仕上げたブロッコリ。
    ナッツやチーズ、胡椒それからオリーブオイルをちらして風味をにぎやかにした、まさに食べるスープ的なるオゴチソウ。
    パンにあいます…、ウットリです。

    3455724e.jpgそれからメインかわりのサラダをひとつ。
    ニース風のオリジナル。

    タップリ野菜。
    レタス、サニーレタス、トレビス、チコリと種類さまざま。
    だから食感、たのしくにぎやか。
    蒸しじゃがいももちょっと固めで、コロコロ奥歯を転がる感じ。
    ツナはそのままつかうのでなく、ドレッシングとあえて野菜をドレスする。
    どこを食べてもツナの味や風味があるのがステキ。
    生の野菜を食べてるはず。
    なのに「料理した野菜」を食べてる充実感すら味わえる。
    みずみずしい。
    けれど決して水っぽくない。
    かなりの絶妙…、堪能す。

    茹でた玉子の茹で具合も完璧で、なにより見事と思ったのがトマトの状態。
    程良く熟して、程良く甘い。
    けれど決して甘ったるくなく酸味もシッカリ後味になる。
    クチュっと中は潰れてけれど、皮に近いところはカチッとシッカリ固い。
    口の中で潰れてソースになってくような感じも見事で、味わい深い。

    0ecbe655.jpg本格的な料理もキチンと仕上がっている。
    例えばミラノ風のカツレツ。
    仔牛の肉にナイフを細かくいれて切り、筋をシッカリ潰した肉。
    それに細かなパン粉をギッシリ。
    カリッと揚げる。
    短時間で、衣が明るく色づく程度。
    だから肉はみずみずしさを失ってない。
    カサっと揚がった衣が砕ける。
    そして肉がクチャっと潰れて、肉のうま味が滲み出す。
    ソース要らずで、バターの風味と油の香りで肉のうま味が最大限に味わえる。
    ここにもトマト。
    それからキャベツをペペロンチーノの味にいためた付け合せ。
    それらと一緒に食べるとカツのためのソースになっていくのがまたたのしい。

    パンのお店と思って本当は、あんまり料理は期待しないでやってきた。
    厨房の中のシェフもほとんど女性。
    だからもっとサラッと軽い味の料理なんだろう…、と思って食べたら、なんのなんの。
    本格的でかなりシッカリしていてビックリ。
    だからでしょうね。
    お店はずっとほぼ満席で、ボクらのまわりのテーブルは次々、新しいお客様に入れ替わっていく。
    食後のコーヒーを貰ってノンビリ。
    話をするのも気持ちがよくて、笑顔が似合う店ってステキ。
    いい店一軒、発見しました…、オキニイリ。



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